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2⃣.国語の授業で観察すること その3

2⃣.国語の授業で観察すること(続き)

③板書を写す場面で
※教室の前の隅に立って、子どもたちの顔が見えるようにする。
※その後、視線や注意集中が気になった子どものノートを見に行く。
※算数でも、なにか板書を写す場面があれば、この項目を利用する。

黒板を写す子どもたち

 ▢ 頻繁に黒板を見ている 一文字一文字見て書いているときもある。
    ➪見て覚えるのが苦手 
    ➪小さな声で黒板を読みながた写しているのは、見るのが
     苦手な子の補いの姿
 ▢ 白紙やプリントの枠内に書くと、上や横に文字が詰まりすぎていて読
   みにくい
    ➪空間にものを見て配置するのが苦手(見るのが苦手)
    ➪絵を描いたら、大きな紙に小さな絵を描くのは、見るのが苦手
 ▢ 先生がマス目黒板を使用して書いているのに、その通りに書けない。
    ➪見るのが苦手
    ➪先生の意図を理解せず、自分の思いで勝手に書いているなら、自
     分ルール
 ▢ 黒板のどこを写していいか分からない
    ➪見るのが苦手
    ➪単に先生の指示を聞き逃しているだけなら、注意集中が弱い
    ➪指示を聞いてもわからないなら、聞くのが苦手
 ▢ なかなか書き出そうとしない。文字を書くスピードが遅い
    ➪苦手意識があって書かないなら、見るのが苦手
    ➪一生懸命に書いているのに遅いなら、熟考タイプ。
    ➪単に書きたくないだけなら、自分ルール
 ▢ ひらがなや漢字を、なかなか思い出さないので書けない
    ➪作業タイプ    
 ▢ たくさん書くと、手が疲れてきてしきりに手を振っている。
    ➪感覚の不統合で不器用 原因は見るのが苦手
 ▢ よく鉛筆が折れる
    ➪感覚の不統合で不器用 原因は見るのが苦手

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