Fukumaru

論文翻訳をしています。合間に日常と虚構を書いています。pixivにも書いています。どう…

Fukumaru

論文翻訳をしています。合間に日常と虚構を書いています。pixivにも書いています。どうぞよろしく。 https://www.pixiv.net/users/22962655

マガジン

  • Do−shite馬に乗らないの?!

    馬には絶対乗るべきです。それを説く文章

  • 【厩菓子】

    競走馬の厩舎をやっている夫の職場へもってゆく菓子の記録。 毎週木曜はスタッフのために菓子を焼く。その記録を残しました。

  • 不機嫌日記

    不機嫌な一日の記録

  • 【NIWAの話】

    雑草というなまえの草はない。でもいらないんだから、名前なんか覚えないよ?草はぬくもの。それじゃあ、どうして抜くのよ。それがすてきな風景をつくっても? 庭仕事はいつも本音と建前の葛藤の連続。いろいろ考えながら試しながら、変わってゆく自分と庭を楽しんでいる記録

  • [小説]水族館オリジン

記事一覧

『愛 II 』

愛が何か知った日
桃太郎が
ペロペロ舐めるのを
アレルギーになるからと
引っ込めていたのを後悔した
そして
塩分摂取ではなく
全身で
持てる唯一の
そして
すべての肯定的感情を
ペロペロ
によって示していたんだと
気付いた

こころよから
謝罪するよ

タロウ

Fukumaru
8時間前

『愛 I 』

いつも全力で守っているはずの
感受性を
すべて
差し出し
サレンダーにしてしまう
気づかぬうちにそうしている
それが”愛”ってもの

回避不可避
腑に落ちた

Fukumaru
9時間前
1

【お菓子】干し芋シフォンケーキ 〜トレースとオリジナルとリベンジ〜(2022年のメモ…

 今週二度目のシフォンケーキを焼いた。観客のいないプレイのようなレシピ確認のためのベーキ…

Fukumaru
19時間前
2

【小説】水族館オリジン VI

chapter VI: 村のお地蔵さん 「お地蔵さんて呼んだらしつれいかしら」 ときどき崇くんは突然…

Fukumaru
1日前
1

【小説】水族館オリジン V

chapter V: 君しかいない 崇くんは東の生まれです。がっしりした体躯にやわらかい声、きちん…

Fukumaru
3日前
4

【小説】水族館オリジン IV

chapter IV: 町に出れば 崇くんがお休みのときは、二人で図書館の町まで出かけます。この時は…

Fukumaru
4日前
2

【小説】水族館オリジン III

chapter: III ビー玉色  崇くんがこの村の水族館に来るとを決めたのにはわけがありました。…

Fukumaru
5日前
1

【小説】水族館オリジンII

chapter II: 月の夜  図書館の書庫室を整理しました。書庫室には書架にならばない古い本や…

Fukumaru
5日前
2

【小説】水族館オリジン I

釣った魚にえさはやらない、って言葉があるけれど、釣ったお魚を生かしておくのって、すごく大…

Fukumaru
6日前
4

うさぎの花番人

ことしの春のおとずれはだいぶおくれていて、 番人がそわそわしておりましたが、ようやくモッ…

Fukumaru
6日前
4

カップ咲きのこの薔薇はDistant Drumsというなまえ。とおくのインディアンの太鼓の音を思い出すという、アメリカの育苗家が名付けた”それらしい”名前。
アガサ・クリスティーは花の種をミステリーのガジェットに使った。花と園芸とガーデニングはもっと文芸とつながっていいと思う。

Fukumaru
7日前
2

息子が帰省した
薔薇を邪魔しているチェリーセージをトリミングした
まだ茂って花芽は絶えない
十二年経ってやっと・・・
まだ老後とは言わせない、積み重ねが花咲くところ

Fukumaru
13日前
3

Do-shite馬に乗らないの?!

別にキリンでも良かったかもしれない。 いつも考えるのだ、なぜ馬なんだろう、と。 そしてあ…

Fukumaru
2週間前

銀座東洋物語。10(ドッペルゲンガー)の⑥

 ハウスキーピングマスターの邦康さんは、普段はポーカーフェイスで元ベルマンのチーフだった…

Fukumaru
2週間前
1

【NIWAのはなし】番外編 胡蝶蘭

 胡蝶蘭は熱帯雨林気候地帯の森林が原産。根は本来、木の枝などに枯葉などが積もって土壌化し…

Fukumaru
2週間前
1

昔からある関係性だから、考える事はなかったけれど

家族のありかたを会社組織になぞらえたらどうだろう。
家族なら、性別や性格ならではの特徴や強みがしっかりわかっているわけだから、もっと役割が決めやすいし発揮しやすい。

そうやって考えていくと、昔ながらの家族経営は有効だと思う。

Fukumaru
2週間前
1

『愛 II 』

愛が何か知った日
桃太郎が
ペロペロ舐めるのを
アレルギーになるからと
引っ込めていたのを後悔した
そして
塩分摂取ではなく
全身で
持てる唯一の
そして
すべての肯定的感情を
ペロペロ
によって示していたんだと
気付いた

こころよから
謝罪するよ

タロウ

Fukumaru
8時間前

『愛 I 』

いつも全力で守っているはずの
感受性を
すべて
差し出し
サレンダーにしてしまう
気づかぬうちにそうしている
それが”愛”ってもの

回避不可避
腑に落ちた

Fukumaru
9時間前
1

【お菓子】干し芋シフォンケーキ 〜トレースとオリジナルとリベンジ〜(2022年のメモ…

 今週二度目のシフォンケーキを焼いた。観客のいないプレイのようなレシピ確認のためのベーキ…

Fukumaru
19時間前
2

【小説】水族館オリジン VI

chapter VI: 村のお地蔵さん 「お地蔵さんて呼んだらしつれいかしら」 ときどき崇くんは突然…

Fukumaru
1日前
1

【小説】水族館オリジン V

chapter V: 君しかいない 崇くんは東の生まれです。がっしりした体躯にやわらかい声、きちん…

Fukumaru
3日前
4

【小説】水族館オリジン IV

chapter IV: 町に出れば 崇くんがお休みのときは、二人で図書館の町まで出かけます。この時は…

Fukumaru
4日前
2

【小説】水族館オリジン III

chapter: III ビー玉色  崇くんがこの村の水族館に来るとを決めたのにはわけがありました。…

Fukumaru
5日前
1

【小説】水族館オリジンII

chapter II: 月の夜  図書館の書庫室を整理しました。書庫室には書架にならばない古い本や…

Fukumaru
5日前
2

【小説】水族館オリジン I

釣った魚にえさはやらない、って言葉があるけれど、釣ったお魚を生かしておくのって、すごく大…

Fukumaru
6日前
4

うさぎの花番人

ことしの春のおとずれはだいぶおくれていて、 番人がそわそわしておりましたが、ようやくモッ…

Fukumaru
6日前
4

カップ咲きのこの薔薇はDistant Drumsというなまえ。とおくのインディアンの太鼓の音を思い出すという、アメリカの育苗家が名付けた”それらしい”名前。
アガサ・クリスティーは花の種をミステリーのガジェットに使った。花と園芸とガーデニングはもっと文芸とつながっていいと思う。

Fukumaru
7日前
2

息子が帰省した
薔薇を邪魔しているチェリーセージをトリミングした
まだ茂って花芽は絶えない
十二年経ってやっと・・・
まだ老後とは言わせない、積み重ねが花咲くところ

Fukumaru
13日前
3

Do-shite馬に乗らないの?!

別にキリンでも良かったかもしれない。 いつも考えるのだ、なぜ馬なんだろう、と。 そしてあ…

Fukumaru
2週間前

銀座東洋物語。10(ドッペルゲンガー)の⑥

 ハウスキーピングマスターの邦康さんは、普段はポーカーフェイスで元ベルマンのチーフだった…

Fukumaru
2週間前
1

【NIWAのはなし】番外編 胡蝶蘭

 胡蝶蘭は熱帯雨林気候地帯の森林が原産。根は本来、木の枝などに枯葉などが積もって土壌化し…

Fukumaru
2週間前
1

昔からある関係性だから、考える事はなかったけれど

家族のありかたを会社組織になぞらえたらどうだろう。
家族なら、性別や性格ならではの特徴や強みがしっかりわかっているわけだから、もっと役割が決めやすいし発揮しやすい。

そうやって考えていくと、昔ながらの家族経営は有効だと思う。

Fukumaru
2週間前
1