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行政が正しいことをしているとは限らない
少し前、幹線道路の真ん中に200の墓があり、開通できない道のことが話題になってワイドショーでも取り上げられていた。
ワイドショーの中では、近隣住民や移転した人のコメントを引用し、なぜ開通しないのかという不満を伝え、一方で寺院側が移転できない理由として移転対象外の墓があり、寺院機能と一緒の移転でないと寺院としての運営ができないこと、寺院としては道路開通に反対しているわけではない旨の紹介をしていた。
「誰かが言っている」という揚げ足取りをする日本の腐ったメディア
上川外相が「うまずして何が女性か」という発言し、それを撤回したというニュースが話題になっている。
この上川大臣のニュースが流れたのは一昨日の5月18日、静岡市の集会で行った県知事選の応援演説の中で、「一歩を踏み出したこの方を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べていたというものだった。
メディア(主にテレビ)は「この発言が問題に発展する可能性がある」と報じていた。
では聞きたい。
プッシュ型支援、たったの27億円で威張る政府
『能登半島地震 国の「プッシュ型支援」支出額27億円余 過去最大』
4日ほど前のニュースだ。
過去最大という自画自賛の表現に騙される国民のなんと多いことか。
このニュースに対して「たった27億円?」と反応する国民がいないということ=国民はすぐに過去にあったことを忘れ、選挙で嘘の公約を並び立てて実行もできなかった自民党にまた投票し、こんな貧困な国にしてしまうのだ。もうどうしようもない国民性だと言え
「覚えていない」「認識していない」という言葉を使う政治家の資質
数日前のこと、水俣病の患者らの団体との懇談会で、環境省の職員が団体側の発言を遮り、マイクの音を切ったというニュースがあった。
その中で、環境省の担当者が司会をする際に使用した台本に「3分でマイクオフ」と明記されていたという。
この際の実際の映像では、出席していた伊藤信太郎環境大臣は、その場面では特に何の反応も示さず、無表情だったシーンが何度も流れた。そして出席者が、マイクを切ったことを大臣も聞
政治家の不正を暴いてくれるのは 週刊誌ばかりで野党ではなし
5月5日の笑点での、立川晴の輔の大喜利だ。
拍手喝采したい。
晴の輔は笑点の新メンバーで、これからどんな色でいくのかと思っているが、今のところは正統派で優等生を演じている。しかしこの日は、政治ネタを多用した。笑点メンバーの中では春風亭一之輔が唯一、政治ネタを得意としている。
私も日頃、日本のメディアは一体何をしているのかと思うくらい、政治に対しては切り込んでいかない。唯一、週刊文春だけが、世