さあ、通いたい事業所が決まって、契約もした。
あとは、これから始まる２年を有意義な時間にしよう！

やらなくていいことは、前回の記事に↓

では、逆に【通所しだしてからやった方がいいこと？寧ろこれは積極的にやってみよう！】ということはなんだろう？？

今回は、そこについて触れようと思います。

※あくまで、わたし個人が感じていることを述べます。
「これが絶対！」ではないこと、また、事業所によりけりで変わることがあるということを頭に置いてからご覧ください。

☑まずは自分で「○○やりたい！」と意思表示する

「当たり前だろ！」と思ったそこのあなた！
そんなあなたは、できているからOK！笑
寧ろ、そんなあなたは出しゃばり過ぎないように気をつけましょう…高確率で支援員や他の利用者とぶつかってしまいます。

なかなか支援員と関係を築かないと言えない人もいると思います。
だけど、就労移行支援サービスは基本２年しか利用できません。
(※レアケースもあるけれど、基本２年間の利用)
自分の意志を伝えることは、相当大変なことだと思います。

わたしもそうでした。
だけど、今は不可能でも通所に慣れたら「○○したい！」と意思表示したことが実現することもあります。
まずは、意思表示をすることは更に一歩前進できていると思うので、まずはご自身が今後どうしたいかを伝えてみましょう。
口頭が難しいのなら、文書にするのも良いと思います。

☑信用できる支援員をできるだけ多く探す！

これ、結構難しいと思うんです。
けれど、大手なら支援員が沢山いる、担当がしっかり決まっている場合もあるでしょう。
そこで相性が合わなかったら、管理者(サビ管含む)に相談してみるといいかもしれません。

ですが、小規模かつ人員配置が足りていても少ない支援員で回している事業所だと、特に支援員の入れ替わりが激しいこともあります。
その場合だと、信用できる支援員が例えば一人しかいない…けれど急に退職するとなった場合、とても不安になる人もいると思います。
なので、はじめの内は、特に小規模事業所では振り返りの担当が毎回違うこともあると思います。
そういう時に、色々と話をしてみましょう。

支援員も、いくら事業所で長年働いていようが一人の人間です。
いくら福祉系の資格を持っていても、長年働いていてもプロではないとわたしは思います。
(事業所の支援員の皆さん、すみません…あくまでわたしの考えです…！)
お互いを知って、就職へのサポートや、その他のサポートの可能性などを探っていくと思います。

なので、
「○○さんが退職しても、△△さんがいるから大丈夫！」
というように、ご自身のこころの安定の為に言い方は悪いですが保険をかけておくと良いでしょう。

☑身体が疲れない程度に、だけど積極的に動こう！

２年という期間は、本当にあっという間です。
事業所によってプログラム内容であったり、運営方法はまちまちです。

特に、小規模事業所の場合は、とにかく自主性を求める事業所があります。
これは、悪いと言っているわけではありません。
寧ろ、自主性を養うことで、より就職できた際に働きやすくなるのだとわたしは思っています。

要は、
「就労移行支援サービスって全部お膳立てでやってくれるんでしょ？」
と思われている方、その考えは捨てましょう。
支援員の役割、意味を履き違えてはいけません。
常に指示待ちをしてはならないということです(特に小規模事業所)。

もし、あなたの行きたい(or通所しだした)事業所が小規模かつ自主性を重んじる事業所である場合は、このくらいの覚悟で臨むと良いでしょう。
こういうタイプの事業所だと、大規模事業所のように所内でオフィスを想定した訓練がないこともあります。
つまり、実際の企業でお手伝いという形を取り、どんどん実践して経験を積ませるタイプの事業所も存在します。

ただ、そこで意気込んでしまって、体調を崩してしまうと元も子もありません。
(わたしも何度か体調を崩しながら、自分のペースを少しずつ掴んでいっています。笑)
なので、最初から全力！全速力！！ではなく、様子を見ながら行動していくと良いでしょう。

ただし、ご自身の意思表示はしっかりしておきましょう。
就労移行支援は、支援サービスであって、就職斡旋ではないということだけは忘れずに。

☑さいごに

さて、今回は【通所しだしたらやった方がいいこと】にフォーカスを当ててお送りしました。

特に、どちらかというと抑うつ症状がある方は、他人に心を開くことが怖いし難しいと思います。
わたし自身も、未だに相談などはある程度はできていても難しいと感じながら日々を送っています。
ただ、それでも、支援員や管理者に意思表示を伝えたり、悩みを相談することは、自分を知ってもらう為の行動です。
もうそれができた時点で、あなたは勇気を持って行動できてます！
時にはそうすることが辛くなるかもしれないけれど、行動できているあなたは、偉い！

これから利用を考えている方々や、通所しだしたけれど辞めたいとおもわれている方々等々…就労移行支援を利用して前進しようとしている皆さんの未来が明るいものになりますように。
わたしも偉そうなことを書いてますが、現役なので、前進できたらいいなと思っています！

今回もここまで読んでいただきありがとうございました！