とろける愛のようなものを3つ【書きかけのような日記】
週末、カフェでおひるごはんを食べていると、まぶたが勝手におりてきた。
ミルクの泡に粗さが残るフラットホワイトは苦みが際立つ。なのに、私の頭をぼやかす眠気は一向に去ろうとしない。コーンチップスを、真っ白なサワークリームの塊につける。湯気がたつチリビーンズものせる。みょーんとのびるチーズと一緒に口に運ぶけれど、あからさまに安っぽいプラスチックを食べてるみたい。
あきらめて目をつぶると、唇に固いモノがふれる。反射的にかみ砕くと、隣の娘がニコニコとコーンチップスを私に差し出してい