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生きている(実話)

これだけ自分の人生縛られてきたのなら
もう、自分のこれまでをネタに生きて行きたい

こんなに手も足も掴めるところ全て掴んで縛り付けたのか。

1番は心が何かにずっと縛られている。
それをどんどん解いて、掴んできた何かは追い払った。

「子どもだからって、1人の人だよ?」
「私はそれが理解できない」

もうこの人に何を言っても無駄だし言った所で傷付きも何もしない感情すらない人に思えた。
思えた所かそういう人だ。
人の気持ちがわからない、自分の気持ちさえ分からず自分の娘には嫉妬し、見えない言葉で心をえぐり、最終的に父親も同じように言葉で心を潰した。


昨年末、私と実母の会話が「」内の会話の一部である。
それから連絡を取ることをやめた。


今知って良かったんだと思う。

本当に自分の人生が始まったんだとその時、どきどきして震えながら自覚した。


今まで許可を得ないと許されなかった何かを自分で決められる人生が自分にあること。

感情全て無くして笑うことを辞めた日があること。

泣くのも何もかも許されない日々はもう辞めていいんだ、というか数年前からそんなのとっくに辞めていた。


楽しければ笑い、悲しければ泣いて、怒るし、悩む、恥ずかしいも嬉しいもこの何年間も自分は自分を変えるために全てを小出しにしていた。

それだけ自分という1人の人としての人生を客観視していた。


母親という1人の人の汚らしい本性を本質を聞いた。


自分の自立と自律のスタートの音がした。

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