Yoko Nishimura

ライター/ライター講座講師/認定子育てアドバイザー/子育て支援グループ代表/息子二人(…

Yoko Nishimura

ライター/ライター講座講師/認定子育てアドバイザー/子育て支援グループ代表/息子二人(起業家・プロ囲碁棋士) 【ライターHP】https://acacia-writing.com/ 【子育て支援グループ】https://kirarinhiroba.wixsite.com/home

マガジン

  • 「私」について

    忘れられない過去、日々の生活、未来の妄想など私が生きている道に転がっているものを書き残します。

  • 医療情報サイト MEDi BRIDGE 掲載記事

    こちらの医療情報サイトにも寄稿しています。

  • 子育てコラム

    我が家の子育てについて書いたり、子育て支援活動(子育て講座のファシリテーター、子育て相談など)を通じて感じたことをまとめています。

  • 患者のための漢方ガイド

    東洋医学を利用してきた患者歴20余年の著者が、漢方を使ってみたい人に、わかりやすくガイドします。

最近の記事

隠岐への旅②海士町の素敵な宿Entô(エントウ)

初めての隠岐旅行。今回の旅のミッションは二つ。 ①西ノ島にある国賀海岸(摩天崖)に行くこと。 ②長男&彼女のイチオシのホテル「Entô(エントウ)」に宿泊すること。 二つのミッションのうち、1つ目の国賀海岸(摩天崖)についてはこちらの記事から。 (⬆この記事は西ノ島町公式noteと、note公式マガジン「国内旅行まとめ」に掲載されました!) 今回は2つ目のミッションである息子&彼女が勧めてくれた隠岐の中ノ島(海士町)にある宿、Entô(エントウ)について書きます。 実は息

    • 隠岐への旅①国賀海岸編

      子どもたちの成長や新型コロナの影響で、長らく旅行らしい旅行に行けていませんでした。 久しぶりの旅の行き先は、島根県の隠岐諸島。行き先が隠岐になったのは、GWに長男と彼女が訪問して「良かった」とお勧めされたのがきっかけです。 恥ずかしながら、今まで隠岐については「島流しの地だったよね?」的なイメージしかなく、詳しいことは知りませんでした。 旅行するにあたって、隠岐の歴史や観光スポットをネットで調べたり、隠岐出身の知人に聞いたりしました。とりあえず、外せないのが国賀海岸というのは

      • 勝敗を超えて(2016年5月)

        次男が朝日少年少女囲碁名人戦大阪府大会に出場しました。囲碁を本格的に習いはじめて2年、アマチュアでいう3段くらいの棋力になったので、初めて大阪府の代表を決める「代表決定戦」に出場することに。 上位三位までが8月にある全国大会に出場できますが、今回は惜しくも四位で終わりました。 今日は、本当に忘れられない一日になりました。 準決勝に破れ、最後の全国大会出場枠をかけた三位決定戦。決勝戦が先に終わってしまい、皆が見ている中での対局になりました。 接戦でしたが、本人曰く「優勢だ

        • 【患者のための漢方薬入門③】漢方薬を病院で処方してもらう場合&まとめ

          漢方薬を薬局やドラッグストアで購入する方法について紹介しましたが、最近では、漢方薬を病院で処方してもらうという機会も多いですよね。病院で漢方薬を処方してもらうメリット・デメリットや注意したい「保険診療と自由診療の違い」などについて、紹介します。 病院で処方してもらうメリット・デメリット私が漢方薬を利用し始めた20数年前には、病院で(いわゆる保険診療で)漢方薬を処方しているところはごく僅かでした。 ここ数十年の間に、漢方薬の保険適応が増え、漢方薬が薬として広く認知されるよう

        隠岐への旅②海士町の素敵な宿Entô(エントウ)

        マガジン

        • 「私」について
          7本
        • 医療情報サイト MEDi BRIDGE 掲載記事
          4本
        • 子育てコラム
          9本
        • 患者のための漢方ガイド
          3本

        記事

          【患者のための漢方薬入門②】漢方薬を薬局やドラッグストアで購入する場合

          「患者のための漢方薬入門①」では、漢方薬膳マイスターである筆者が、漢方薬がどんな薬かをざっくりと説明しました。 今回は、「実際に漢方薬を利用してみたい」という方のために、漢方薬を薬局やドラッグストアで買う方法について、患者の立場から説明して行きます。 漢方薬は、西洋薬と同じように薬局やドラッグストアで購入が可能です。ここでは、漢方を薬局で購入するメリットやデメリットについて解説。さらに、「漢方薬局」といって、漢方薬を専門に扱う薬局についても紹介します。 漢方薬を薬局やド

          【患者のための漢方薬入門②】漢方薬を薬局やドラッグストアで購入する場合

          【患者のための漢方薬入門①】薬膳漢方マイスターが教える「漢方ってどんな薬?」

          突然ですが、皆さんは漢方薬を飲んだことありますか?漢方薬は最近ではCMでも目にすることも増え、ドラッグストアにもズラーッと漢方薬並ぶコーナーがありますよね。 皆さんは、漢方に対してどんなイメージを持っているのでしょう?「なんとなく怪しい?」「西洋薬より効き目が悪そう」「自然由来の原料を使っているから身体に悪くなさそう」などなど。 少なくともこの記事を読んでいる方は、少なからず漢方薬に興味を持っているのではないでしょうか? 患者の立場として漢方薬に興味が湧く場合、次のよう

          【患者のための漢方薬入門①】薬膳漢方マイスターが教える「漢方ってどんな薬?」

          動物たちの命と向き合った子ども時代 ~松本先生との出会い~

          多感な幼少時代を過ごしていた私。そんな私の心の支えとなっていたのが、身の回りにいた動物たちだ。私と動物たちとの日々の中で、忘れられない獣医さんとの出会いがある。親になった今、その先生を思い出す出来事があったので、それを記しておきたいと思う。 公園に落ちていたスズメのひなとある日、外で遊んでいた息子が息を切らしてうちに戻ってきた。「ママ、公園にひな鳥がいる!」と言うので、見に行くとスズメのひながうずくまっていた。よく見ると、パタパタとはばたく練習をしていて、少しなら浮揚するこ

          動物たちの命と向き合った子ども時代 ~松本先生との出会い~

          長いトンネルからようやく抜け出せた ~S先生との出会い~

          「再会と告白」と「『どうしていじめをしたのか?』を聞いてほしかった」で書いたように、私はほとんど楽しい記憶のないまま4年生を終えた。そして、5年生になってクラス替え&担任替えがあった。5年生の担任は、新卒2年目のとても若い男の先生。私は、男の担任の先生は初めてで、最初は少し戸惑った。そして、私は4年生の事件をまだ引きずったまま、新しいクラスの席についた。 ハチャメチャに元気な先生S先生が新卒として学校に来たのは、私が4年生の頃。先生は最初1年生の担任になったが、新学期がスタ

          長いトンネルからようやく抜け出せた ~S先生との出会い~

          「どうしていじめをしたのか?」を聞いて欲しかった

          いじめの問題は本当にデリケートだ。真っ向から議論するのをためらうくらい。皆、「いじめはしてはいけない」「いじめをなくそう」という方向性で動いているのにもかかわらず、一方で「人間が集団でいるかぎりいじめはなくならない」と諦めの声も聞こえる。 私はいじめに関して大きなことを言える立場の人間ではないけれど、いじめのニュースなどを目にする度に思うことがある。 いじめの被害者になった子のケアはもちろん大切だが、加害者になった子どもにも目を向けてほしい、ということ。それがいじめを減ら

          「どうしていじめをしたのか?」を聞いて欲しかった

          再会と告白

          息子の夏祭りの準備をしていたら、同じクラスのお友達のお母さんから、突然「ニシムラさんて、旧姓オハラさんですよね」と言われた。「そうですけど」と、そのお母さんの顔をみるけど、これがなかなか思い出せない。彼女も私が一体どこの知り合いか思い出せないのだそう。でも、顔見て「知ってる!」とピンときたらしい。 それから、二人で実家はどこ?とか幼稚園は?小学校は?と記憶を辿っていく。すると、小学校の3、4年生の時のクラスメイトだったことが判明した。彼女は4年生のときに引っ越したらしいので

          再会と告白

          DNAの旅「直木賞候補作のモデルとなった祖母」後編

          小説のモデルにもなった祖母。後編では祖母と祖父との不思議な夫婦関係の謎に迫る。 夫婦を繋いだものその①「生活者としての自立」結婚した夫が、大きな会社を辞めその後、事業を始めるも次々と失敗していく。夫は長男で、田舎にいる両親を養わねばならないのに稼ぎがない。二人の間には娘もいる。 この状況で、ただの専業主婦だったら「私はなんてところに嫁いだんだろう」と嘆いていたであろうが、祖母にはその選択肢はなかったようで、「お金が無いなら働く」とさっさと働きに出た。 さらに、仕事をバリ

          DNAの旅「直木賞候補作のモデルとなった祖母」後編

          DNAの旅「直木賞候補作のモデルとなった祖母」前編

          自分のルーツを辿るシリーズ。私が大きく影響を受けたのが、2005年に亡くなった母方の祖母。享年85だったが、見かけもそして頭の中もずっとずっとそれより若かった。祖母はいわゆる有名人ではなく、一般の女性であったが、可愛がっていた姪が彼女をモデルにひとつの小説を書いた。2005年の直木賞候補になった「ハルカ・エイティ」(姫野カオルコ著)がそれ。実は、姫野氏は私の親族で、「ハルカ・エイティ」は彼女が初めて親族をモデルに書いた小説であった。 祖母は、端的に言えば「小説にしたくなる」

          DNAの旅「直木賞候補作のモデルとなった祖母」前編

          DNAの旅「繋がっているんだ、あの家と」

          若い頃、(10代や20代のころ)は自分がここに存在しているというのが、どちらかというと不思議な感覚だった。 子どもを持つようになってからは、不思議な感覚プラス何らかの「必然性」も少しずつ感じるようになってきた。 自分が親になってから、自分の親、そしてそのまた親と繋がってきている何かを感覚として感じるようになった。DNAといってしまえばそれまでのことだけど。 というわけで、自分のルーツを少し振り返ろうと思う。本当は遥か昔まで繋がっているのだろうけど、記憶を辿れるのは実際に会っ

          DNAの旅「繋がっているんだ、あの家と」

          「デジタルでアナログを豊かに」子どもとスマホ(インターネット)の問題

          子どもと遊びについて色々と書いてきたが、ゲームと並んで子どもの自由時間の中で大きな存在感を増しているのが、スマホを使う時間。「スマホ」と書いたが、実際に親御さんを悩ます原因となっているのが、スマホがインターネットという大海原に繋がっているということ(厳密に言うとゲーム機もネットに繋がるけど)。スマホの問題を考えるということは、子どもたちとインターネットの問題を考えるのとほぼイコールになる。 インターネットに対する感覚の違い物心ついたときからネットが生活にある子どもたちを育て

          「デジタルでアナログを豊かに」子どもとスマホ(インターネット)の問題

          ママたちを悩ます「子どもとゲームの問題」

          「遊び」を中心とした子育てをしていく中で、避けては通れないのが「ゲーム(ゲーム機)」の問題。私がファシリテーターをしている「親学習」という子育て支援講座でも、「子どもとゲームについて話し合いたい」という要望はとても多い。 ゲームにまつわるママたちの悩みまず、最初に親御さんが何に悩んでいるのかについて整理してみる。子育て講座で、よく話題に出るのは以下のような悩み。 ・何歳から与えてもいい? ・使用時間などのルールはどうやって決める? ・子どもがルールを守らなくて困る

          ママたちを悩ます「子どもとゲームの問題」

          自由に遊べる「時間」と「場所」をわざわざつくる(前編)

          自分が子どもの頃と、すっかり変わってしまった遊びの風景。ならば、私は子どもたちが自由に遊べる時間と場所を、「わざわざ作ろう」と考えた。 遊びの時間の確保よく、ウチの子どもたちは「いろいろと好きなことが見つかっていいですね」と言われる。その度、私はこう答える「ウチの子たち、決定的に暇ですから」。 ウチでは彼らが小さい頃から、行きたいといった週一回の習い事以外は、ほとんど自由時間。誰と遊びに行こうが、自宅で一人で何かをしようが、好きなように過ごしていた。なので、宿題さえ終われ

          自由に遊べる「時間」と「場所」をわざわざつくる(前編)