気になる記事をシェア。【新卒後の4年間で4社経験 「もう後がない」覚悟で得た事業部長のポジション】と記事を読んだ感想。

ハイクラス転職サイトビズリーチ内の記事。
かなり興味深く読みました。


【記事の感想】

私(ADHD_note)の30代は、特性に合わない職種・業種に就いていたことで体調を崩しました。

その後、療養中にADHDの診断を受け、障害枠での就労をしたこともあります。(・・・が、記事の中にあったように、障害枠での中途採用のほとんどがADHD特性が最も苦手とする「ルーティン業務」や「事務職」ばかりで、正直気が滅入るわ・・・という気がしたことも事実です。)

現在の若い世代(小中高生)では、学校や福祉サービスでも「療育」というサポートや学び方が定着しつつあるようですが、私のように、成人した後に「発達障害者支援法」が出来上がった、というような世代(私が診断されたのはさらに10年後の30代半ばです・・・)は、それらの制度からすっぽり抜け落ちてしまっています。

「社会、時代の変化だから仕方ない」と言ってしまえばそれまでですし、「生まれたタイミング」や「運」の問題。
・・・ということで片づけられてしまうのでしょうが、

現代の「療育」を受けている人たちはこの先海外事業やIT業界などで重宝され、一方で私のようなデジタルネイティブではない「教育」世代は、働き口のほとんどを事務職が占めているという現実(そもそも中途での応募すらさせてもらえず、選考の土俵にすら立てないことを含めて)なんとも微妙でやるせない気持ちでいっぱいになります。

今後、社会全体で何とかこのミスマッチ(世代間格差)をなくせるような取り組みを考えていく必要があると感じ、
『障害者はとりあえず、事務職させておけばいい』という発想から、ADHDのプラス面の特性、強みを活かす。というような考え方に社会全体が変わることを願わずにはいられない・・・そんな記事でした。

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