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おうち定食 36 冬の根菜おみそ汁

こんばんは。
読むこと、描くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

今日は、久し振りに雨が降りました。

ここのところずっと晴れていたので、洗濯物の乾きが良く、それは嬉しいけれど、お湿りがほしいなあ。

そう思っていたので、何だかホッとしました。
今年の埃が洗い流されていくようです。

植物にとっては、恵みの雨。
枯れた葉っぱからも、精一杯水分を取り込んでいるような気がします。

さて、お腹が空きました。
私も水分ならぬ「ご飯」を取り込むことにします。

今日のおみそ汁は、何にしようかな。

冬は根菜がおいしいので、大根を入れましょう。
にんじんやゴボウもある。

ということで、
具だくさんのおみそ汁を作ることにしました。
ご紹介しますね。

〇冬の根菜おみそ汁

材料 2人分
大根     100グラム(2センチくらい)
にんじん   30グラム
ゴボウ    30グラム
こんにゃく  50グラム
だし汁    2カップ
ごま油    大さじ1/2
おみそ    大さじ1と1/2 

作り方
①大根はいちょう切りにします。(5ミリくらい)
にんじんとゴボウは、斜め切りです。(5ミリくらい)
こんにゃくも5ミリくらいの厚さに切ってから、下ゆでします。

②鍋にごま油を熱して下さい。
具材を全て入れて中火でよく炒めましょう。

③炒めているうちに、野菜の表面がすきとおってきます。
少しこんがりしてきたなあと思ったら、だし汁を加えましょう。

④アクを取りながら、野菜が柔らかくなるまで煮て下さい。

⑤おみそを溶き入れたら、出来上がり。

大きなお椀に、たっぷりとよそります。
汁気よりも、具の存在感が大きい。
おみそ汁というよりも、「鍋」に近い。

大根の透明感がある白。
にんじんの鮮やかな赤。
ゴボウの落ち着いた薄い茶色。
こんにゃくのどっしりした灰色が混ざる黒。

それぞれの個性が、色からも伺えました。

まず、お汁を確認します。
今回は、少し甘めのおみそを使いました。
寒いときは、甘い方が身体に優しいような気がするからです。

ごま油と野菜の味が溶け出していて、
思った通りの味わいが広がりました。

うなずきながら野菜を食べます。

ゴボウのしっかりした食感は、ごま油と相性がばっちり。
歯触りだけでなく、舌も楽しませてくれます。

大根は、白い身体にだしを染みこませて、噛むたびにその蓄えた汁を放出しました。

にんじんは独特な苦みを感じさせながらも、程よい柔らかさで舌にまとわりつきながら、甘みを披露してくれます。

炊きたてご飯と、具だくさんのおみそ汁。
これだけで充分。

冬は寒いけれど、
温かいだけでごちそう感が味わえますね。

お好みの野菜をたくさん入れて、おみそ汁を作ってみて下さい。

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