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事業分析

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衰退が確定した国におけるプランB

経産省の「未来人材ビジョン」はとてもよく書けていて、日本の現状を突きつけるものだった。

https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

残念だけど、日本はすでに詰んでいて、今後も停滞が続くと個人的には思っている。僕がその見識を信頼する人たちも、大声では言わないけれども同じような意見だ。

なぜ詰んだといえるの

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データサイエンティスト養成読本『ビジネス活用編』の4章を全公開します

データサイエンティスト養成読本『ビジネス活用編』の4章を全公開します

Hikaru Kashidaです。
2018.10.30発売の 『データサイエンティスト養成読本』の第4章を執筆させていただきました。せっかくなので、僕が執筆した章についてこちらのnoteで全文を公開しようと思います。

書籍の方を購入したい方は店頭もしくはこちらからどうぞ。

※ 当然ですが、編集了承済みです
※ 一部書籍版とは微妙に編集されている箇所もあり、完全一致はしません

嬉しいコメ

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グロースについての9つのPrinciple

グロースについての9つのPrinciple

こんにちは、Hikaru Kashidaです。

メルカリという会社で、主にサービスのグロースのためのデータ分析をしています。最近は、ピースオブケイクという会社でnote(あなたが今見ているこのサービスです!)というサービスのグロースのための顧問なんかもしています。

こちらに自己紹介などを書いているので、お前誰よって思った方は見てみていただけると幸いです。

さて、TL;DR ー 長いので先に結

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『データ分析』という言葉の解像度を上げる『3×2』の考え方を君にだけ教えよう

『データ分析』という言葉の解像度を上げる『3×2』の考え方を君にだけ教えよう

こんにちはHikaru Kashidaです。

"データ分析"というのは、非常にいろんな場面に使えるな〜、と常々思っているのですが、その反面あれもこれも同じように『データ分析』と呼ばれていて、言葉として解像度が低いよなあと思うことも増えてきています。

この記事ではそんな、『データ分析』というかわいそうな便利ワードの解像度を少しあげられるかもしれない考え方をお教えします。

読んだ方から頂いた反応

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分析とはひとことでいうと◯◯◯である

分析とはひとことでいうと◯◯◯である

こんにちはHikaru Kashida です。
メルカリという会社でデータ分析チームのマネージャをやっています。

前回のnoteでは自己紹介と、これから主に分析関連のことについて書いていこうというお話をしました。

ですので、さっそく『分析』をテーマにひと記事書いてみようと筆を執っています。

この記事で書きたいことと、気をつけたこととりあえずまだ書き始めですので、分析とはなにかということを

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データ分析のマネジメント論1:データ分析組織とは何か

データ分析のマネジメント論1:データ分析組織とは何か

この記事について以前、個人のデータキャリアを振り返る記事を投稿しました。この記事ではN=1のエピソードを書くことでアナリストキャリアの解像度を多少でも上げることを目的としていましたが、その後マネジメントを続けていく中で、また社外のアナリストの方々と話す中で、データアナリストの評価や育成について考える時間が増えました。

そもそも、データアナリストの評価基準はまだ様々な議論があり定まっていないような

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