アメノヒフミ

関東平野の北端、那須野が原扇状地の真ん中で夫婦で小さなカフェを営みながら、物質世界と精…

アメノヒフミ

関東平野の北端、那須野が原扇状地の真ん中で夫婦で小さなカフェを営みながら、物質世界と精神世界の狭間や、人や日本人、宇宙的存在について日々考察したりフォークソングを歌ったりしてます。

最近の記事

すぐそこにあるパラレルワールド。

 直勘は0,7秒で思考に消される。と、何かで呼んだことがあります。また、直勘は常に降り注いでいて、受け取れるかどうか、受け取ったら信じられるかどうか、信じたらその通りに行動できるかどうか、で未来が変わるとも言われてます。  直勘が大事なのも確かですが、しかし、直勘が降ってきていると言われても、そうだよな! と膝を打つ人は少ないんじゃないかと思います。むしろ直勘に従うよりは、よーく考えて行動した方が安心だと思う人の方が多いのではないでしょうか。  でも、厄介なのはこの「思考」な

    • 自己実現と自己超越 その2

       前回は、自己超越の部分がコロナの話になってしまいまして、いささか焦点ボケになりまして、失礼しました。人生には、自己実現までの期間と自己超越の期間があるのではないか、という記事でしたね。  マズローによれば、幼児期に物心がついて、自我が芽生え思春期を迎える。それまでに生存欲求や生活欲求が満たされていると、今度は承認欲求が頭をもたげてきます。思春期に立てた目標をうまい具合に達成できると、家族や周囲の大人から認められて、承認欲求が満たされるとなっています。  この子達は、その後

      • ガン、私の場合 ③転移

         実は私が市の健康診断の結果を無視して、精密検査を先のばしに出来たのには理由があります。それは、先に書いた妻のボディライトニングの施術や、FTWセラミックス製品とFTW式の発酵酵素玄米や黒千石大豆を使ったお味噌を食べ始めていたことで、末期ガンになっても大丈夫! という自信があったからです。  私は、今もその頃も現代医療を否定したり信用しなかったりしていたわけではありませんが、 人(特に日本人 )が持つ不思議なチカラや動物本来の自然治癒力、また宇宙や自然が持つ根源的なエネルギー

        • やっぱ、Queenって最高!

           もう50年近く前なので、CDではありません。没になるのを覚悟の上で書きます。  当時若者に人気 (私はそう思っていた) のテレビ番組「銀座NOW!」で初めて観た、「SOMEBODY TO LOVE」。  この曲はフレディのピアノで始まりますが、だんだん激しくなるフレディのボーカルとブライアンのギターが、燃え上がる熱情を見事に表現しており、私はいつも、あんぐりと口を開けたまま、曲に自分の恋を重ねて、走り出す妄想を止めることができなくなってしまいます。  ロックンロールとは、音

        すぐそこにあるパラレルワールド。

          自己実現と自己超越

           還暦を過ぎてから、なんとなく心の中に靄がかかったような感覚を覚えていました。それが例の疫病騒動のせいなのかどうかは解りませんが、還暦という、ある意味人生の折り返しポイントを、未曾有の災厄であやふやな空白の中に押し込まれてしまった身としては、なんとも自己確立の機会を奪われたようで、還暦の一年をいかに過ごそうかというぼんやりした計画が、虚ろになってしまったのです。  しかし、この未曾有の災厄の中にこそ、還暦以降の人生をどう生きるか、という命題に対する答えが隠されていたのです。

          自己実現と自己超越

          デュオ結成30周年を迎えて、

           「少年の頃に覚えた歌を、いつまでも歌い続けたい! そんな想いでエバーボーイと名付けました。二人で一人前なので、単数形のボーイです。」  ステージで自己紹介する時に、いつも使っているセリフです。  ちょうど30年前、中学時代の同級生とフォークソングのデュオを結成しました。以来、多少のブランクはあったにせよ、地元のイベントやカフェを中心に活動してきました。今年は、30周年を記念してやりたいことが沢山あります。 ①オリジナルCDの作成 ②ホールでのワンマンコンサート ③チャ

          デュオ結成30周年を迎えて、

          作業と仕事

            店舗や流通、サービス業などでは、人手不足に陥ると、本来管理部門にあるべき人が作業にまみれがちですよね。そして、手元の作業の効率やスピードの向上を考え始めます。そうして現場に溶け込んで、人手不足であることに目を向けなくなってしまう。  私は、以前の記事「一流を知る❗」で、起業前に同業で、会社員をしたことが、起業後にとても役に立ったことを書きましたが、入社時に人事部長から、 「早く会社に無くてはならない存在になって下さい。」と言われました。  私はその言葉を胸に、意気揚々と

          ミステリー三昧

           私が物心ついた頃には、家の本棚に小学館の「少年少女世界文学全集」が並んでいました。平易な語り口に加えて、簡単な漢字が使われていたこともあって、小学4年生の頃から、ギリシア神話やアラビアンナイトなどを読みふけっていました。今にして思うと、これらの作品との邂逅が、私の人生に大きく影響していると感じます。小学校の高学年になると、全集の中のシャーロック ホームズやアルセーヌ ルパンに夢中になり、中学校では図書館に通い詰めて、コナン ドイルやモーリス ルブラン、ガストン ルルー等の作

          ミステリー三昧

          3つのニュースが意味する事とは?

           最近の報道で、連続して見聞きして、ちょっと不気味な印象を持った3つのニュースがありました。 ①千葉県東方沖の群発地震 ②木更津のオスプレイの部分的運      用再開 ③首都直下型地震による被害規模予想の修正 の3つです。  311や元旦の能登半島地震がそうであったように、大地震の前には、周辺で小・中規模の地震が群発することが多いようです。  オスプレイは、米軍機の墜落事故のあと、運用(飛行)を控えていましたが、オスプレイの任務を調べると、第一に「要人の輸送」と

          3つのニュースが意味する事とは?

          ガン、私の場合②緊急手術

           目が覚めると、薄暗いところでベッドに仰向けになっていました。まだ麻酔が効いていたのか、体に痛みはありませんでした。私は前日からの流れをゆっくりと思い出して、今後のことを考えていました。そこにドクターが来て、何か話したと思いますが、何を話したかは覚えていません。また眠っては目覚め、また眠っては目覚めを繰り返しているうちに、おそらくICUで一夜を過ごしたのでしょう。  やがて別のドクターが来て、病棟用のベッドに移り、個室に移動しました。その時にドクターから言われたのは、 「レベ

          ガン、私の場合②緊急手術

          一流を知る❗

           1988年5月、私は東京で調理と飲食店経営の修行を終えて、板橋のマンションを引き払って帰省しました。  鉄は熱いうちに打とうと、早速近くの空き物件を見てまわりました。エリアや広さ、アクセスに賃料を勘案してみると、どの物件も帯に短し襷に長しで、なかなかピッタリ来る貸店舗がありませんでした。「えいや!」と、思いきれば決まらないこともなかったようには思われましたが、始めるより続くこと、成功することが本質的な目的だったので、急ぎの開業はやめて、市場調査と人脈形成を兼ねて、一旦就職す

          一流を知る❗

          ガン、私の場合 ①激痛

           最近は聞いたことのない生命保険会社のテレビコマーシャルを目にするなぁ、と思っています。一応バブル世代の私としては、生保、損保 あるいは証券会社が次々と倒産した時代の記憶があるので、漠然と今昔の念を抱いていました。  私は癌サバイバーで、あと何年か過ぎないと、癌治療にも適用される医療保険には加入できないと思っていました。 とある会話のなかで、私が今加入している共済保険が終身ではないことを知り、あらためて生命保険について考えていました。 2015年9月3日、たしか木曜日だった

          ガン、私の場合 ①激痛

          「風の時代」に思うこと

           占星術のことを深くは知らないのですが、先のパンデミックと歩調を合わせるように、「風の時代に入った」とよく目や耳にするようになりました。星の動きには大小さまざまあり、宇宙的に大きな変化が約200年~250年周期で起こり、2021年から、宇宙を構成する4大エレメント(要素)が、「地」から「風」に移ったというふうに説明されています。 4大エレメントとは、「火」「地」「風」「水」を言い、200年~250年周期で移行するようです。これまでは、地のように固くて動かない、あるいは物質的価

          「風の時代」に思うこと

          ナポリタンとコーヒーとフォークソング🎵

           雪を戴く日光連山の麓、日光市は旧今市にあるライブカフェ、「Wood Jaz Cafe」さんを今年初めて訪れた。  目的は暖炉ね炎を見ながらボーっとすること、馴染みのお客さん方にご挨拶すること、そしてあわよくば6た月にウッドカフェさんで予定しているライブの練習をさせてもらうこと。  栃木の県北に住んでいながら、この時期に雪を冠した女峰、男体をはじめとする日光連山を遠景とはいえ目の当たりにするのは、過去に記憶がないほどで、あらためてその輝かしい姿に、道すがら感動の嵐であった。

          ナポリタンとコーヒーとフォークソング🎵

          明らかになった真実②

          2,016年11月のアメリカ大統領選挙直後、当時の安倍晋三総理大臣は、いち早く訪米し選挙に勝ったドナルド トランプと会った。日米欧のマスコミがこぞって反トランプキャンペーンを繰り広げるなか、安倍総理は何度もトランプと会う。ワシントンDC在住の国際政治アナリストの伊藤貫氏は、「実はトランプは、何度も安倍さんに、日本も核を保有するべきだと言ったが、安倍さんは聞く耳を持たなかった。」と語っている。 核保有の問題は、非常にデリケートな問題だが、すでに核を保有する、日本とは価値観の違

          明らかになった真実②

          明らかになった真実

          1948年12月23日午前中0時1分、東条英機他のA級戦犯が処刑された。そしてその朝、釈放された戦犯がいたことをご存知だろうか。後に総理大臣になる、官僚として終戦を迎えた岸信介その他3人 と言われている。 いずれも今は亡く、名前を聞いて「あっ!」と思う方はもう高齢の域に達していると思いますが、戦後日本の復興から高度成長期にかけて、裏に表に名を馳せた輩である。 昨年暮れに、ある大物外交官がこの世を去った。1970年代からつい最近まで国際社会に多大な影響力を持っていたヘンリー

          明らかになった真実