蒼衣翼

2019年4月22日アルファポリスより「勇者パーティから追い出されたと思ったら、土下座…

蒼衣翼

2019年4月22日アルファポリスより「勇者パーティから追い出されたと思ったら、土下座で泣きながら謝ってきた!」でデビュー。以前より個人サイトで小説を発表していました。現在は小説家になろうさま、アルファポリスさま、カクヨムさまなどの投稿サイトにて執筆中です。

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【漆黒・暁月ネタバレあり】FF14における絶望(諦観)と希望(戦い)について

FF14では自分の扱うプレイヤーキャラを主人公とした物語が展開されます。 大人数が同時に遊ぶMMORPGというジャンルで、ここまでストーリーに重点を置いた作品は珍しいでし…

蒼衣翼
1年前

ファイナルファンタジー14「蒼天のイシュガルド」のドラゴンの話

ファイナルファンタジー14、通称FF14は、インターネット上で多人数が同時にプレイする形式のMMOと呼ばれるゲームです。 このFF14というゲームは、ストーリーが素晴らしい…

蒼衣翼
3年前
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AmazonKindle電子書籍「クラス召喚されたけどぼっちだったので一人でがんばります!」を作者自身がレビューしてみました!ヽ(=´…

この物語の主人公ヒトシは、両親によるネグレクト(育児放棄)の影響で、人間に対する興味を失い、ぼっちな日々を過ごしていた中3の少年です。 中3の夏休みの登校日、出…

蒼衣翼
3年前
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TVアニメPSYCHO-PASS3の考察(ネタバレ)

待ちに待ったPSYCHO-PASS3が始まりました。謎だらけの1話時点での考察を書いておこうと思ったのでメモ代わりに書き留めておきます。 常守朱ちゃんがどうなったのかういう…

蒼衣翼
4年前
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読者視点で考える理想の電子書籍販売

私は小説を書く側でもありますが、なによりも読む側であり続けて来た人間です。そんな読書中毒人間としての立場から、最近にわかに活気づいて来た物語を販売する市場への希…

蒼衣翼
4年前
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【漆黒・暁月ネタバレあり】FF14における絶望(諦観)と希望(戦い)について

【漆黒・暁月ネタバレあり】FF14における絶望(諦観)と希望(戦い)について

FF14では自分の扱うプレイヤーキャラを主人公とした物語が展開されます。
大人数が同時に遊ぶMMORPGというジャンルで、ここまでストーリーに重点を置いた作品は珍しいでしょう。

そのなかで、一つの大きな締めくくりとして、絶望にあらがい希望を求める物語が展開されるのですが、その大きなストーリーを終えて振り返ったとき、改めてその描かれ方に強い衝撃を受けたので、その記憶を記録するために、ここに書いてお

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ファイナルファンタジー14「蒼天のイシュガルド」のドラゴンの話

ファイナルファンタジー14「蒼天のイシュガルド」のドラゴンの話

ファイナルファンタジー14、通称FF14は、インターネット上で多人数が同時にプレイする形式のMMOと呼ばれるゲームです。

このFF14というゲームは、ストーリーが素晴らしいということで高い評価を受けています。全体を貫く1本の基本ストーリーがあり、それを章として分割して提供していく形式でゲーム世界に反映していき、プレイヤーは各々自分のスタイルでそのゲームを楽しんでいく、というのが基本の遊び方です。

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AmazonKindle電子書籍「クラス召喚されたけどぼっちだったので一人でがんばります!」を作者自身がレビューしてみました!ヽ(=´▽`=)ノ

AmazonKindle電子書籍「クラス召喚されたけどぼっちだったので一人でがんばります!」を作者自身がレビューしてみました!ヽ(=´▽`=)ノ

この物語の主人公ヒトシは、両親によるネグレクト(育児放棄)の影響で、人間に対する興味を失い、ぼっちな日々を過ごしていた中3の少年です。

中3の夏休みの登校日、出席もまばらな教室で、突如として異変が発生し、その場にいた同級生が異世界に召喚されてしまいます。時空を越えた異世界人ならではの強力なスキルを目当てに、異世界の王国が、いわゆる勇者召喚を行ったのです。

クラスメイトが勇者などの強力なスキルを

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TVアニメPSYCHO-PASS3の考察(ネタバレ)

TVアニメPSYCHO-PASS3の考察(ネタバレ)

待ちに待ったPSYCHO-PASS3が始まりました。謎だらけの1話時点での考察を書いておこうと思ったのでメモ代わりに書き留めておきます。

常守朱ちゃんがどうなったのかういういしい新人監視官だった朱ちゃんも今回のアニメ時点で28歳。冒頭は懐かしい朱ちゃんのPSYCHO-PASS世界の説明的な考察ナレーションから始まります。

ところが、朱ちゃんは元監視官として扱われていて、どこかに閉じ込められてい

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読者視点で考える理想の電子書籍販売

読者視点で考える理想の電子書籍販売

私は小説を書く側でもありますが、なによりも読む側であり続けて来た人間です。そんな読書中毒人間としての立場から、最近にわかに活気づいて来た物語を販売する市場への希望を少々述べさせていただきたいと思って筆をとってみました。

■電子書籍も『所有』させて欲しい本を愛する人間の多くが同意してくれると思うのですが、読書好きにとって、本は一度読んだら終わりというものではありません。数日後、もしくは数年後にまた

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