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あなたはあなたの幸せのために

これを読んでいる人は人にばかり気を取られず、自分のことを見つめる時間を作っているだろうか。

自分を見つめる時間。自問自答の時間だけでなく、好きだと感じることをしている時間もそうだ。自分で自分を幸せにさせている時は、自分を見つめる時間の中では最も重要に感じる。

共感覚を深く知り、伝えていこうと動きはじめてから私の中の「共感覚」という特性をじっくりと見つめていくこととなった。

自分の中の出来事なのに知らないことは多く、今でもわからないことのほうが多い。それでも自分を見つめながら、自分の中にある特性を学ぶ。

わからないことは専門家の方に聴くこともあるが基本的には自分自身を実験台にし、ああでもないこうでもないと、日々私の中の共感覚を知る。

わからないながらも、色々な事がわかってきた。そしてそれを伝えるよう現実的に動くことができるようにもなってきた。私の言葉に、耳を傾けて聴いてくれる人が増えていくと、この「自分と向き合ってきた時間」というのは自分のためでもあり、また他の誰かのためでもあったのかもしれない。

自分を見つめない人間というものに時々遭遇する。と、いうより他人に時間を割く人間だ。例えば私に固執し、嫌悪し。私が不幸になるように一生懸命に時間を割くような、そんな人間たちだ。

私はそんな人たちを高校時代から何人も見てきたが、とても哀れに思う。

私なんかのために、そんなにもエネルギーを使うくらいなら、自分自身を見つめるために使う方がいい。他人は自分の思う通りにコントロールすることは不可能だ。もし不幸に叩きつけることに成功したとしても、私はまた這い上がるし、それすらひとつの「文章」として昇華していく、それだけだ。

時間は有限だ。もっと軽やかに、楽し気に、自分の楽しいことに使えばいい。私へのエネルギーは、私が使うから。私は私を不幸にはさせない。

だからあなたはあなたの幸せのために、一生懸命生きていってほしい。

人へ持つ感情は「感謝」だけでいい。嫌悪や批判など時間の無駄で、人生に無意味だ。

自分を見つめることで生まれる成長や歓喜は、人生を豊かにするだろう。それを知っているか否かで、今の自分の幸福度も変わっていく。

山口葵

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