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【ドイツ】コンスタンティヌス大聖堂
場所:トリーア、ドイツ
時代:4世紀 (20世紀再建)
トリーアの街中に残っているローマの建築物「コンスタンティヌス大聖堂」は、もともと西暦305年にコンスタンティヌス大帝によって建造された、ローマ皇帝の宮殿「玉座の間(アウラ・パラティーナ)」でした。5世紀になって西ローマ帝国が滅んだ後は、メロヴィング朝フランク王国の支配下に入りましたが、すでにローマ時代のような高度な建築技術は失われ、その後は
【フランス】ローマの中空十二面体
場所:サント・クロワ美術館、ポワティエ
時代:ローマ帝国時代(1~4世紀ごろ)
この奇妙な金属製の物体(Dodecaedro Romano)は、1739年にイギリスの原野でローマコインとともに発見されてから現在までに、少なくとも120個ほどが北はイギリス、西はスペイン、東はハンガリーと、旧ローマ帝国領内の広い範囲で出土しています。特にフランスとドイツで多く見つかっているようです。それらは4cmか