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製作ノート vol.7 「売るということ」
先日、ある方から自作品『がまんしすぎたナツ』を読んだという連絡をもらった。それだけでも嬉しいのに、その方は「とても良かった」という感想まで聞かせてくれたので私はもう感激しきり。
話を聞くと、その方のご家族が渋谷○○書店で購入してくださったとのこと。そういう形で作品が誰かのところに届けられることもあるのだな……。
自作品をシェア本棚で売り始めて半年。恥ずかしながら売ることの意味なんてあまり考えな
製作ノート vol.5 「ZINE で絵本」
絵本をZINEでつくってみた。タイトルは『がまんしすぎたナツ』。
ZINEの定義は正確なものは知らないけれど、なんでもありの自由な冊子というイメージ。“magazine”から来ていると聞いたことがある。前から渋谷○○書店で他の棚主さんたちがZINEをつくって売っているのを見て、自分もやってみたいなと思っていた。
ZINE の良いところはなんと言っても手軽に作れるところ、なんじゃないかと思ってい
製作ノート vol.3「恋する古本」
古本の絵本との出会いについて。
昨年11月からシェア本棚「渋谷〇〇書店」に「えほん定食書店」として入居している。一人一箱、自由に本を並べて自由に値付けして売ることが出来る書店だ。新本でも古本でもよい。私は自作絵本の他はほとんど古本の市販絵本を並べている。
実はこの書店を始めるまで、絵本の古本に触れる機会はなかった。でも実際、古本に出会い始めると思いもかけない収穫がある。
私はいつも、古本屋を営
先日、私の絵本を購入しましたというメッセージをもらい嬉しかったなぁ…。私のことを全然知らない人で、わざわざ探してメッセージを送ってくれたみたいで。それに対して狂喜しすぎたお返事をしてしまったのは反省してマス。その方をビックリさせてしまったと思うから。