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イイフーフの日、夫婦と仕事の関わり方について考える

こんにちは、OgAzです。今日は11月22日、イイフーフの日です。

今朝の長男(中1)との会話では
私「今日はイイフーフの日だよ!」
長男「・・・ママとパパっていい夫婦なの?」
私「いい夫婦じゃん、ラブラブで!」
長男「・・・キモッ
とまあ、相変わらず通常運転な感じでした。反抗期ですかね

そういえばイイフーフの日ってある日突然出てきた気がするけど、いつからあるのかなって調べようとしたら、イイフーフの日のWebサイトってのを発見。コピーライトは『「いい夫婦の日」をすすめる会』だそうです。世の中まだまだ知らないことがある。

ということで今日はイイフーフの日にちなんで夫婦のことを考えるつもりだったんだけど、そうしたらなぜか仕事の関わり方の話になってしまったよということを、副業の合間につらつらと書いていこうと思います。よしなに!

「ママもパパも仕事大好きじゃん」

先日、中1の長男は学校で「職業講和」という授業があったそうです。いろいろな職業に就いている人を学校に招いて話を聞くんだとか。「職業講和」なんて言葉自体を始めて聞いたんですけど、日本各地で行われているようです。

職業講話とは、中学生・高校生の生徒たちが「働く」ことの意義や目的について、しっかり学び、考えるための機会として、「実際に現場で働く人」が講師として招かれ、業界未経験のに対して仕事内容や業界の実情を話す場のことです。

静岡管公学生服HPより引用

長男の授業は太陽光パネルの設置業者さん(?)だったようですが、知らない話をたくさん聞けたとかで、目を輝かせながら「めっちゃ面白かった!」と帰ってきました。良かった良かった。

そこから長男の夢とか将来の話になりまして。彼は昆虫写真家になるのが夢なのですが(下の記事で触れています)

本人曰く「普通に仕事して、副業でカメラマンをやる」とのことです。うーん現代っ子。副業とか言われるとなんか急に現実的な話になるなあと思いながら聞いていました。「カメラを続けるためにはある程度稼げた方がいいし、そうするとやっぱエンジニアがいいかなあって」とか言われて、私も夫も苦笑。いや別にいいけどさ。

私が子どもの頃は、親を見ていて「仕事って大変そうだな」「大人って大変なんだな」と感じたものでして。「仕事」って聞くと、どちらかというとネガティブな印象を持っていたんですよね。でも我が子にはどうやらそれがないらしいぞということが不思議で。長男に「仕事するの、嫌だなって思わないの?」と聞いてみたのです。そしたら長男が、「いや、別に。仕事楽しそうだなって」とか言うのですよ。「だってママもパパも仕事大好きじゃん」って。

確かに仕事、好きです。本業のエンジニアとして設計を考えたりプログラミング組んでいるのは楽しいし、「できない!キイー悔しい!!」って何とか突破口を切り開こうとしているのも、できたときの達成感と満足感が半端なくて癖になるっていうか。副業でも、締め切りに追われるのはつらいけど、納品した記事が公開されて誰かの役に立っているかもと感じられる瞬間は幸せ。休日でも普通に仕事できるし、仕事のことを四六時中考えられる程度には好きです。ああ、もう大好きじゃん。

聞いていないけど、夫も多分同じじゃないかなと思います。夫はもともと同じ会社の先輩でしたが、出会った当初に感じたことは、仕事に対する価値観が似ているなってことでした。

我が家は「夫婦仲がいい」とよく言われるほうなのですが、それってもしかすると、2人の仕事に対するベクトルと熱量が同じだからなんじゃないかなと、ふと思いました。私たち夫婦を結びつけている絆は、仕事に対する価値観なんじゃないかと。

関係性を変えたのは家族会議

子どもたちが幼稚園くらいの頃、夫の仕事が超絶忙しい時期がありました。3日くらい家に帰ってこれない日もあったりして。一方私はというと、在宅でエロ漫画(!)の編集をちょっとだけやりつつ、ワンオペ育児を頑張っていた時期。夫の身体のことは心配でしたが、「私だってへとへとなのに・・・!」と文句も募らせていました。夫は家事育児に比較的協力的な方だったとは思うんですが、私も余裕がなかったので会話も少なめで、思えばあの頃はあまり仲が良くなかったのです。

そんな状況が続いていた私たち夫婦の関係性に転機が訪れたのは、次男が小学校に入学したタイミングで始めた「家族会議」でした。

昔は同業者だった夫の仕事について、なんとなく理解していたつもりでした。でも長い間一緒に暮らす中で、今どんな人たちと働いていて、どんな責任ある仕事を任されているのか、そういう具体的なことにまで目を向けてこなかった気がします。家族会議を始めてみて驚いたのは、「へえ、そんなことしてたんだ」「そんなふうに考えてたんだ」と感じることが本当にたくさんあったことです。こんなに近くにいたのに、私、この人のこと全然知らなかったのねと。

大切なのは理解しようとする姿勢

コミュニケーションで大切なのは、相手を理解しようとする姿勢を持つことだと思います。夫はいつだって私に対して歩み寄る姿勢を見せてくれたのに、私はそれを全然してこなかったという事実に、家族会議でようやく気づくことができたのです。実際に歩み寄れるかは別として、姿勢を見せることは大切だよね。でもってそのためには、たくさんたくさん話さないといけない。コミュニケーションをたくさん取らなければ、どこで歩み寄れるかを探ることもできないから。

そういう気付きがあって、前にも増して夫の置かれている状況や考えていることについて、よく話を聞くようになりました。家で休憩の合間、食事後の時間、車の中など、一緒にいるときはとにかくいろいろな話をしています。学校でのこと、育児のこと、料理のこと、昨日見たテレビやYoutubeの話、ゲームの話、本当にいろいろ。でもなぜかいつだって、最終的には仕事の話に行きつくんですよね。誰か特定の友達の話をしてたはずなのに「結局仕事ができる人ってさ・・・」とかいう話になるし、育児あるあるの話をしていたはずなのに「仕事を効率的にするためには・・・」って話になっているのです。あら不思議。

そういう仕事大好きな似たもの同士だったからこそ、結婚して15年以上経った今でも、一日中でも喋っていられるような関係性ができたんじゃないかなと思っています。話すことって大事だ。

我が家はイイフーフ!

先週末、毎年恒例の山中湖紅葉狩りに出かけました。長男は部活と地域活動、次男も地域活動でそれぞれ忙しく、なかなか4人揃うことがなかったので、本当に久々のおでかけでした。

長男に写真を撮ってもらったのですが、良い感じにイイフーフ感が出ていたのではないかと。どや。

この日は別にイイフーフの日ではない

まあね、紅葉祭りは一週間前に終わっていて、紅葉なんてほとんどありませんでしたけどね。チックショー!!紅葉どころかほぼ落ちていて、一体何しに来たのかと家族みんなでうなだれました。いやほんと調べてから行けよって話なんですけどね。

ラインスタンプのかせいじん

ちょっとがっかりはしましたが、「見れなくて残念だったよね」と家族で盛り上がれるのもまた思い出。良いことも悪いことも、同じ思い出を紡いでいくことで、夫婦や家族の絆って生まれるのかなとか、ちょっと臭いことを思ったりしました。

富士山を撮影する長男
自販機、ではなく「ハッピードリンクショップ」
売店、ではなく「オートスナック」

夫婦関係とはあまり関係ないのですが、高校生の頃に読んでいた少女マンガで「聖はいぱあ警備隊」というのがあって。

主人公の女の子のセリフで、「自分の荷物を誰かに持ってもらうんじゃなくて、自分の荷物は自分で片手で持って、空いた片手で好きな人と手を繋ぐのが自分の考えるイイ女」(要約)みたいなことを言ってたんです。これが私も理想かなって思います。後ろから付いていくんじゃなくて、手を繋いで隣を歩く、対等の関係でありたい。いくつになってもね。

結び

夫婦とか家族の話をすると仕事の話になっちゃうのって果たしていいことなのかよくわからないのですが、とにかく働くことが好きな私たち夫婦、価値観も一緒なのでとても仲良しです。イイフーフにぴったりだね!でもそれよりなにより、子どもたちに「仕事してるの楽しそう」って評価されるのが何より嬉しいかもしれない。なんか、もっと頑張ろうって思えますね。

働くことは生きること。だからこそ仕事は楽しくストレスなくできるのが理想です。まあストレスのない仕事なんてほとんどないですけど、人生100年時代とか言われる現代、神経をすり減らすことなく仕事ができることは人類の命題なんじゃないかなとも思ったりしています。誰かに話すことでストレスって大きく軽減するものですから、これからもあーだこーだ仕事の愚痴を言い合いながら、2人で乗り切っていこうと思った、そんなイイフーフの日。

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