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情弱ビジネス徹底比較!ブラック企業vsオンラインサロンvs専門学校vs大学院vs資格vs懲役・生活保護

暴露大学では様々な搾取ビジネスや情弱ビジネスを取り上げている。その中では、費用対効果としてどれが最適でどれが最悪なのだろう?今回はそんな「究極の戦い」を見届けていきたい。

「時は金なり」Time is Moneyとか言いながら、時間もカネも吸われて何も残らないタイプの情弱ビジネス・搾取ビジネスは世に溢れている。まあリテラシーが低い馬鹿をだまくらかすのが簡単で儲かるビジネスになるという側面は否めない。そんな中でも最も搾取されているのはどれだろうか?

費用対効果

情弱ビジネスと言えど、これだけ形態が違うと一律に比べるのは非常に難しい。時間や金銭の負担だけではなく、中には洗脳や身体的ダメージ・心理的ダメージを負うものもまである。このためここでは単純に「どれくらいのカネと時間をつぎ込んで、どれくらいのものが得られるのか?」といういわゆる金銭面の投資対効果(ROI)を中心に、ざっくりと比較していくことにする。それ以外の心理的なものは副次的に取り上げる。

No.1 ブラック企業

まずは鉄板だが、エントリーナンバー1番はブラック企業。

ブラック企業の定義は様々だが、要は環境も扱いも悪い企業と言えるでしょう。以下の例では「若者の使い捨てが疑われる企業」となっています。若者を使い捨てするという意味では他の情弱ビジネスと非常に似通った部分が強い。

ブラック企業(ぶらっくきぎょう)とは、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払、ハラスメント行為が横行するなどコンプライアンス意識が著しく低く、離職率が高い、若者の「使い捨て」が疑われる企業の総称とされています。
厚生労働省「確かめよう労働条件」では、下記のような記載があります
「ブラック企業」ってどんな会社なの?
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用元:「ブラック企業」ってどんな会社なの?|確かめよう労働条件:労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省

ブラック企業でもひどいものでは低賃金極悪環境なだけでなく、心理的ダメージや、下手をすれば自殺まで出ている。

資格

資格も情弱ビジネスの宝庫である。特に自己満足系は凄い。取るだけ取って何にもならない。自己満足でいいのであればそれでいいが、なんだかそれならルイヴィトンのバッグの方がマウンティング向けとしては高価が高そう。

中には弁護士や公認会計士も「三大国家資格」とか言っていて、時間と金銭的にも取得が大変な割には割に合わない感じが出て来ている。まあそれでも生涯学習♪なんかよりは価値が高いと思われるので、ここではまだ少なくとも相対的には価値があるように見受けられる。

オンラインサロン

エントリーナンバー2番は会員を養分呼ばわりする情弱ビジネス「オンラインサロン」。これもまあひどいのがいっぱいある。

専門学校(特にワナビー系)

情弱ビジネス界の大本命。ワナビー系専門学校!専門学校にも様々あるが、アニメ・ゲーム・マンガの専門学校を特に指している。

余りにも情弱ビジネスみが凄すぎて、このサイトでも何回も取り上げている。

キャバクラホストと何ら変わらない実力はないが承認欲求は高い真面目系クズを持ち上げるタイプのビジネス。

Fランク大学

これも鉄板でございます。Fランク大学、略してFラン。

fラン大学とは偏差値が極めて低い大学のこと
Fラン大学とは、「Fランク大学」の略称で、一般的には偏差値の低い大学を総称する言葉として使われています。学力に関係なく、学費さえ払えば入学することができて、必要単位を取得すれば卒業できます。https://www.rikuraku.net/kosotsu-chusotu/kousotsu-frann/#:~:text=%EF%BC%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

なお日本の大学786大学のうち過半数の400校がFランだそう。

Fラン扱いされる可能性がある私立大学全400校
有名私立大学100、医歯薬医療系私立大学、Eランク大学100で紹介しなかった大学を文部科学省のサイトから抜き出してみました。
Eランク大学100と重複掲載されている大学があります。※文部科学統計要覧(令和2年版)によりますと、国立大学86、公立大学93、私立大学607の合計786大学となっております。

在籍している間は託児所としての価値はあるが問題は卒業後である。Fラン大学卒ではマイナスのシグナリングになり無駄に終わることが多いという意味で相当に情弱ビジネスな側面を持っている。

大学院(特に文系・博士課程)

過ぎたるは猶及ばざるが如しの最たるものと言いたくなってしまうこちらは大学院。理系修士であれば仕事はよくあるものの、文系、特に博士課程なんてもう世捨て人と紙一重。

特に理系の大学院であればアメリカの有名校にでも留学すれば給料も出て就職もよい。ただ日本ではそうではない。情弱ビジネスと化している。

ついでに奨学金という名の借金を負わせて情弱に沈めるオプション付きである。抜け目ない。

参考:生活保護

これらを比べてもどれくらい情弱・底辺なのかが分かりにくい。

そこで日本における最底辺といえば生活保護と懲役。これらは情弱ビジネスと比較するのにちょうどいい対象が存在ともいえる。端的に言えば生活保護は認定されれば、勝手に金がもらえる制度。

例えば東京都八王子市に単身で住む40代男性の場合には何もしなくても132,300円もらえてしまう。終わっていると話題になった手取り14万円と大差がない。https://news.careerconnection.jp/?p=90309

東京都八王子市に単身で住む40代男性の場合
生活扶助 住宅扶助 合計
78,600円 53,700円 132,300円
https://www.science-i.jp/public-assistance/

再度書くが、13万円の方は非課税でもらえるだけ。税金もかからないからそのまま手取り。一方身を粉にして働いた手取り14万円。

参考:懲役

懲役はお馴染み、犯罪を起こした際に刑務所に収容され労働をする「懲役○年」の懲役である。実は懲役は牢屋だがわずかながら時給が発生する。そして労働環境は結構ホワイト企業のようである。

受刑者の平均時給は?刑務所の労働環境はけっこうホワイト企業。
時給25円と聞いて、あなたはどう思うであろうか。安すぎるという意見もあるだろうが、犯罪者なのにお金がもらえるなんておかしいという意見もあるだろう。また、報奨金で本や雑誌を買うことができ、それを読んで平日や休日の余暇時間を楽しむこともできる。出所時までに報奨金を貯めておくことで、その後の生活のための資金とすることもできる。意外とお金の使い道の自由度は高いのだ。

ついでに懲役は家賃も食費もかからない。この時点で全寮制の住み込み企業と変わらないではないか。体壊さないように監視されているし、ブラック企業よりもホワイトに見える。

ROIだけを見るとブラック企業が一番ホワイト

なんてったってまず、ブラック企業での労働は少なくとも労働基準法で定められている労働に当たる。よって最低時給が存在する。さらに最低時給は792円で懲役の25円の約30倍高い。

ブラック企業では法律も破ってくるかもしれないが、少なくとも法律は存在するし、働いているという前提もある。

逆に専門学校やFラン大学、場合によっては大学院を出て就職する先はブラック企業が多くなるので、待遇がマイナスでスキルすらつかないそれらの学校から、待遇がプラスのブラック企業に就職できるという意味ではかなりのキャリアアップなのかもしれない。

まあぶっちゃけブラック企業なら、そんな学校でなくても就職出来るだろうから費用対効果という意味ではその他のFラン大学やワナビー系専門学校は行かなくても就職出来るので無駄でしかないのだが。

ROIでは情弱ビジネスよりは懲役の方が好待遇

Fラン大学卒と前科者の比較は難しいかもしれないが、正直両方とも書類で弾かれそうな感じすらする。どっちにしろ就職出来ないのであれば、やはり在籍中の待遇では、衣食住完備で時給も発生し、就職支援まである懲役4年の方が、衣食住自腹で学費も払わなければならないFラン大4年よりもROIは高そう。繰り返すが懲役刑は時給25円とプラスである。一日中働けば8時間で200円。ペットボトル位は買える。

ていうか情弱ビジネス全てよりも懲役の方が扱いが良さそう。年末になれば万引きや食い逃げをするおっさんが溢れるのも理にかなっている。オンラインサロンやFラン大学よりは収容されていたほうが待遇いいんだもん。まあ食い逃げおじさん達はオンラインサロンに入る金すら無いのだろうけど。

これらを踏まえると、投資対効果の観点では以下のような順位になりそうである。

生活保護>ブラック企業>懲役>(収入プラスの壁)>Fラン大・専門学校・大学院・オンラインサロンなど情弱ビジネス

生活保護とかむしろ何も投資してないんだけど。

ROI以外の部分・感情的側面

ROI以外の部分と言っても千差万別であるが、まあ多くの人はこう言うんだろう。

「いやいや世の中お金じゃないから!頑張ったりするのが大事だから!」

はい、模範質問ありがとうございます。特に日本「キラキラ頑張っている☆」という「結果なんか出さなくても努力すればいい!☆」人たちからすれば、承認欲求が満たされることが何よりも大事みたいな人達もいる。さてそんな中だとどうなるだろうか。

オンラインサロン≒情弱系資格>専門学校・大学院≒Fラン大学>(主体性の壁)>生活保護>ブラック企業>(犯罪前科の壁)>懲役

専門学校とFラン大の差は、専門学校は2年でFラン大学は4年なので、時間もカネもかかりにくいという意味で専門学校の方がマシに見える。ただFラン大学卒は曲がりなりにも大卒である。学歴フィルターに通らないとはいえ大卒は大卒。婚活相談所に登録するときに「大卒」が選べる位にはアドバンテージがありそう。よってFラン大卒は専門卒よりは費用対効果は専門卒よりは高そう。Fラン大学4年による大卒と専門学校2年の2年の差がどれほど違うかは分からない。博士課程もアレではあるが、ただこれといった能力のないフリーターと同様に、高齢な高学歴と思えばまだ、Fラン大やワナビー系専門学校よりも勝算があるように見える。ただ無駄な5年以上だっただけである。結局最底辺はワナビー系専門学校である。

生活保護は、人によっては屈辱的に思うだろうし、ブラック企業は尊厳が無いことも多い。

そして懲役は執行猶予もつかないような一定以上の犯罪を犯しているという点で最下位とした。

意外にもだいぶ被害の小さいオンラインサロン

昨今の情弱ビジネスの代表格だと思われたオンラインサロンは、意外にも被害も小さい様子であった。特に期間が専門学校やFラン大学のように数年ではなく辞めたい時にすぐやめられる。解けるか知らないが洗脳が解ければすぐに損切りが出来る。

教祖様にお布施する養分の自覚や、意識高い系ファンクラブの異名だと思えば、相対的にはそこまで酷くはない印象である。

情弱系資格はまあ一応勉強はしているのでマシかもしれない。オンラインサロンみたいに持ち上げてくれないし、どんなにやっても受からなければ承認欲求も満たされない。ただこれも費用は専門学校なんかより安いことが多いので被害も小さめである。

結論

では今回の究極の対決、果たしてどれが優勝するだろうか?

まずぶっちゃけどれもアレな感じはするが、この中なら、ROIという視点ではブラック企業が最もマシである。それよりも勝る生活保護。一方で心的ダメージや負傷を負うという意味ではブラック企業はこの戦いの中では最悪である。承認欲求としてはオンラインサロンがマシだろう。曲がりなりにも犯罪者である懲役は逆に最悪である。

この中で閉じる必要はないが、もし仮に情弱ビジネス間で最も上級な生活を考えると、生活を安定させつつ承認欲求を満たすという意味で、生活保護を受けながらオンラインサロンに入るのが一番バランスが良さそうである。


専門学校卒・Fラン大学卒辺りは、ブラック企業で働く可能性が高い。情弱ビジネスのグランドスラムのような人生になる感じ。むしろやめて生活保護になったほうがQOLが上がってしまうライフハック。

ゆでガエルの理論と同様、数年単位で時間がかかったりするもので効果が瞬時に見えないようなものや、一見情弱ビジネスだと認識されづらいタイプの情弱ビジネスの方が取り返しのつかないダメージを受ける可能性が高い。

情弱の末路

情弱の末路についてはこちらにまとめました。まあこんなところでしょう。

被害者の末路もまあそんなもんでしょう。

情弱ビジネスの良い側面

とはいえ、情弱ビジネスにもいい側面はある。一言で言うと、自分では勝手に底辺になってくれる人が増えるので底辺に落ちるのが相対的に難しくなる。底辺にはなりたくないが、底辺は世の中には必要な存在。

情弱ビジネスのターゲットを抜け出すには?

正直底辺や情弱は世の中のために必要ではあるものの、自分はまっぴらごめんである。こういう情弱ビジネスに引っ掛からないためにはどうすれば良いか?

むしろ逆に費用対効果が高い進路や行動は何なのかを見分けるための方法と具体例を紹介しています。


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