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やっぱり私は病気を使って異性の気を惹こうとしていたことに気が付いた


私は昔から恋愛体質で、
すぐ人を好きになる。


私の愛着スタイルは完全なる不安型。

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連絡が来ないと不安になるし
どう思われてるのかすごく気になる。


これはパニック前後で変わらない。

パニックになってから
した恋愛は全部最悪だった。


1人目は市外に住む同じ歳の人で、
昔仲が良くて10年振りくらいに
SNSでメッセージをくれたことが
きっかけだった。

ノリが良くて、
昔いい感じになったことがあった。

そのノリは健在でとても楽しく、
色んな話をしていると彼も
パニック障害を経験していた
ことが分かった。


初めてわかってくれる人に
出会えて嬉しくて
どんどんすきになっていった。


運転中も電話してくれることが多くて
そのお陰で往復50kmくらい運転して
帰ってこれたこともある。


この人といたら治るかも……
なんて期待もしてしまった。


でもなぜか中々会ってくれなくて、
私が距離を詰めようとすると離れていく。


彼は回避型の人間だった。

不安型と回避型はうまくいかない。

でもそんなことは当時知らなくて、
連絡は2ヶ月くらいずっと取っていたし
電話もするしいい感じだと思っていたから
流れ的には付き合うのかと思った。


私が会おうとするとダメで、
すごくイラッとすることを言われて
もうダメかと思って連絡を返すのをやめたら
2週間くらいして向こうから連絡がきて


「ぼのちゃんと連絡
取ってる時が1番元気だったわ。
やっぱり好きだなって思った」


なんて言ってきて。


告白かと思ったのに、
彼は口からその言葉がポロッと
出ただけでハッキリせず。


そのことについて電話したいと言っても
結局電話に出てもらえなかった。

振り回されてムカつきすぎて

「気軽に人に好きとか
言わない方がいいよ
もう絶対に連絡してこないで」

って送って終わった。


私より情緒不安定だ。笑


その次に好きになったのも
市外に住む同じ歳の人。


離婚していて子供が2人、
親権は前妻、面会は毎週週末に
という感じの人だった。


この人ともSNSがきっかけで
連絡を取るようになった。



犬っぽい感じの性格の人で
かわいいなって思うことが多かった。


電話もLINEも結構な頻度で
するようになって、
仕事の休憩時間にも連絡をくれて
連絡頻度が
私と合うなと思う人だった。

彼は少しおバカな感じで、
パニック障害なんて言葉を
出してはみたものの
あまり分かっていないようだった。

でも、
「俺のお姉ちゃんも
渋滞とか電車とか乗れないよ」

と言っていたからお姉さんも
同じ症状だったのかもしれない。

徐々に自分の気持ちが
高まってきた時に、
子供と面会することについて
モヤモヤした気持ちが浮かんできた。

しかもこれは子供に会うことに
対してではなく、
元妻に対するものだった。


私は面会交流もなく、
休日に子供を見てくれる人はいない。

なのにこの人の元妻は
毎週子供が元旦那のところに
泊まりに行くから
自由な時間がもてるんだ。
ズルい。
私はずっと1人で頑張ってきたのに。

なんて嫉妬のような
歪んだ気持ちが
フツフツと湧きあがり
それを彼にぶつけてしまった。

今考えたら、
彼に言ってもどうにもならないのに。


彼はしっかり話を聞いてくれたけど、
今お互い燃え上がってて
周りが見えていないから
少し距離を置こうと言われて
そのまま自然消滅していった。

この話をした時点で彼の中で
終わったんだと思う。


でもしっかり話を聞いてくれて
誠実な対応をしてくれた彼には
感謝している。

あの頃付き合わなくて良かった。


その後は3つ年上の市外の人と
マッチングアプリで知り合って
3回デートをした。

初対面の人と会うとなると
緊張も入り交じって発作が
出てしまわないか不安だったので
パニック障害のこともあらかじめ
電話で話しておいた。

話すのにとても勇気がいったのに

「大したことないよ」

と言ってくれて拍子抜けしてしまった。

写真とは別人が現れてビックリしたが
なんとなく面影はあったような…笑

片道100kmあるのに
3回とも会いに来てくれたし
子供がいることを考慮して
必ず昼間に会ってくれた。

でも会って行くうちに
違和感が増えていって

否定的な言葉をよく使う人だな

人を傷つけるような言葉が出る人だな

無神経だな

話し合いが出来なさそうだな

と思うことが多くなって
連絡頻度も減り
自然と4回目のデートは
どちらともなく提案しなかった。


連絡が2日以上返ってこないような人は
そもそも私には向いてないので、
4回目がなくて良かった。


5年間で3人と恋愛をした。

私のことを好きになってくれて
すごく尽くしてくれた人が1人いたけど、
その人のことはどうしても
好きになれなかった。

でもあの頃、
その好きでいてくれる気持ちに
助けられたのは本当なので、
今でもありがとうの気持ちでいっぱいだ。

振り返ってみると、
無意識に私は気を惹きたくて
パニック障害を
使っていたような気がする。

心の奥底で、
可哀想と思われたい気持ちや
私を助けてという気持ちがあり、
こんな私でも好きになってもらえるか
試していたのかもしれない。


元々自分に自信がない
不安型の私なのに、
シングルマザーでパニック障害
という肩書きが更に
2つくっついてきたことで、
こんな私は愛されない
無意識にずっと思い込んでいたのだ。


そして更に、
デートの時に具合が悪くなれば
心配してもらえる

とか
具合が悪くなれば
○○してくれるかも

なんて考えて
心配してくれること=愛情ではないのに
心配してくれることが嬉しくて
そう思い込んで具合が悪い方に常に
ファーカスをしていた。


それじゃあ
良くならないのは当たり前だ。

前にセカンダリーゲインについての
記事を書いたが完全に私の
セカンダリーゲインは恋愛に対する
この考えじゃないか。



でもパニック障害を武器にしないと、
自信がない私は素直に何かを
伝えることすら出来なくなっていた。


手を繋ぎたいという気持ちが
現れた時だって、
具合が悪いって言えば繋いでくれるかな
なんて歪んだ思考が浮かんでくるのだ。

おまけに私は恋愛に対して
勝手に条件付けをしていて
綺麗じゃなければ愛されない、
髪の毛が綺麗じゃなければ愛されない、
オシャレじゃなければ愛されない
なんてたくさんの条件を自分に課して、
フェイシャルエステにいって
美容院にいって新しい洋服を
買ってからじゃないと
誰かに会うのが怖かった。

もちろん自分磨きは大切だけど
そこに過剰に反応する必要はない。

見た目だけ取り繕っても
何の意味も無い。

でも、それに気付かせてくれた人がいて
パニック障害を武器になんてしなくても
しっかり自分の気持ちを伝えても
このままの私で大丈夫なんだ
と思わせてくれている。

その人が何か言って
くれたわけではなくて、
その人と話してるうちに
自分で気付けたのだ。

その人は安定型の人で
しっかりと話を聞いてくれる
とても穏やかな人。

彼氏ではないけど、
この人のお陰で今私はとても
変わりつつある。


私に必要なことは、

素直に自分の気持ちを相手に伝えること

シングルマザーやパニック障害は
愛されることに関係のないということを
しっかりと理解すること

シングルマザーや
パニック障害だからといって
自分の価値は下がらないと気付くこと。

この3つがクリア出来た時、
心の平穏が訪れるのはでは
ないかと思っている。


どうしてわざわざシングルマザーで
パニック障害の人を選ぶのだろう
という気持ちが私の中にある。

だって子供もいなくて
健康な女性の方が
魅力的に決まってるから。


でもこれは私の価値観で、
色んな経験をして色んなことを
考えてきた私だからいいと
言ってくれる人に
出会えたらいいななんて
そんなことも思う。


私にとって恋愛で1番大切なことは
話をしっかり
否定しないで聞いてくれること。


そういう姿勢を持ってくれることで
素直に伝えることができて

素直に伝えても大丈夫なんだな。
病気を武器にしなくても愛されるんだな。

と思うことが出来るから。


恋人にならなかったとしても
この人が気付かせてくれたことを
忘れないようにしっかりと
歩いていこうと思う。

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