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考察「好きな作家の新作を発売直後に読めること」

村上春樹さんの6年振りの新作長編「街とその不確かな壁」が、昨日4月13日に発売になりました。

↑で紹介されているジュンク堂書店・名古屋店は、このために開店時間をいつもより1時間半早めたとか。おつかれさまです。

1人1回無料で回せる「村上春樹一文ガチャ」も面白そう。素晴らしいアイデアです。名古屋まで足を運ぶのはさすがに難しいけど、ぜひやってみたい。池袋本店でも導入してくれたら嬉しいです。もし「俺は俺の弱さが好きなんだよ」とかが出たら、その場で叫んでしまうかも。

ちなみに私の職場も、開店直後に買いに来た人がけっこういました。年配の男性の嬉しそうな顔が忘れられません。2009年の「1Q84」や2017年の「騎士団長殺し」の時よりも前のめりな勢いを感じました。推測ですが、上下巻ではないことも少し影響しているかもしれません(「1Q84」は翌年にBOOK3も出た)。

そういえば↓も少し前にドカンと再入荷しました。未読の方は「街と~」の読了後にぜひ。

春樹さん以外だと、伊坂幸太郎さんや中村文則さん、阿部和重さんも単行本の新作が出たらチェックしています。伊坂さんの「火星に住むつもりかい?」や中村さんの「教団X」、そして阿部さんの「ブラック・チェンバー・ミュージック」辺りは発売直後に購入し、貪るようにページを捲った記憶があります。

いまも「街と~」の続きが気になってウズウズしています。まず帰りの電車の中でゆっくりと開き、夕ご飯を食べた定食屋でも注文したものが運ばれてくるまでずっと没頭していました。

改めて「好きな作家の新作を発売直後に読めること」はなんて幸せなのだろうと実感しています。お求めはぜひお近くの書店にて。

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