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「是々非々のフェアネス」が成長を促す

なるほど。

好意的に解釈するなら、関口さんはMLBを見ていないニュース視聴者の最大公約数的な考え方を代弁している。それに対して上原さんが「いまの藤浪は違うんですよ」と情報のアップデートを施す。そういう役割分担ができているのでしょう。関口さんがリアクションなどで、もう少しその形を明快に伝えたらいいのかも。

誰だっていい時もあれば悪い時もあります。日々様々な状況が起こる中でしっかりとした仕事を続けることを「当たり前」とみなしてスルーし、しくじったケースだけ必要以上に取り上げる。皆さんも家や学校や職場で経験があるのでは?

「指示待ち」ならぬ「ミス待ち」体質。日本人の陰湿な一面をマスコミが体現しているのだとしたら、これは「人の振り見て我が振り直せ」の案件なのかもしれません。少なくとも私は己自身にこの種の傾向がないとは言い切れない。特に出版・書店業界に対する感謝は忘れないようにしないと。給料をいただき、多くのことを学ばせてもらっているわけですから。

一方でメディアの報道に関しては、この姿勢が必ずしも一貫しているわけではない点に疑問を覚えます。

たとえば特定の党や政治家が重大な間違いを犯しても叩かない。「いまはもっと大事なことが」と論点をすり替える。森友問題の際に北朝鮮の脅威をやたらに煽った某新聞のように。ただ単に真実を知らないのか、知っているけど保身のために媚びているのか。。。

とりあえず藤浪投手の今季最高のピッチングをご覧くださいませ。

いいことをしたら賞賛する。ダメだった時は仕方ない。同じミスが続く、明らかな思い上がりや見当違い、集中力を欠いた姿勢が見えるなどのケースが増えたら自省と改善を促すために注意を加える(決して中傷ではなく)。その是々非々のフェアネスが互いの成長に繋がると思うのですがどうでしょう?

マスコミの前にまず自分。見直していきます。

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