見出し画像

仕事と育児を考える

ココオル代表(丸田勝也)の中学校の同級生「ゆきわ」です。

ある時、丸田くんからLINEが来てて、何の用かと思ったら自撮り写真でした。そんなお茶目な丸田くんです。

同級生というのは、似たようなことで悩んでいたり、同じようなことを習得したりしながら一緒に育っていく関係なので、何でも話せるという安心感があります。

でも最近、丸田くんは忙しいかもしれない。noteにして、時間があるときに読んでもらおう。

同級生の女子はこんなことを考えてるよって伝えたいし、世の中のみなさまにもタイトルの通り、仕事と育児について一緒に考えていただきたいので、記事をアップします。

育休を延長


第1子の育休中。赤ちゃんだった息子は、とても可愛かった。

同僚からは「いつ戻ってくるの!?」と問われることがあり、少数職種でそこそこキャリアがある私が抜けていることは、少しイタいと、うかがい知れる。

職場は変化の多い過渡期で、私も気になっていて、息子が0才の時点で職場復帰する予定でした。

でも、上司の言葉を思い出します。

「仕事の代わりはいてるけど、母親の代わりはいてへんで」

可愛い息子としっかり関われるのは今だけ。それで、育休を半年間延長しました。

第2子の娘の時も、0才児での入園を考えていましたが(そのほうが入園しやすいと思い)、育休を1年延長して、1才児の4月からの入園となりました。


仕事と育児は両立できるか


仕事と育児などの両立は、日々、考えさせられるところです。

ある時は、子どもたちとの時間を優先した結果、後回しになっていた洗濯物の山を前に途方に暮れ、部屋も散らかったままだし、これは「両立」ではなく「乱立」だなと思いましたorz

ある程度の時間貧困は避けられないものの、現在の生活にはそこそこ満足しています。

私の場合、実質的な両立は極めて困難であり、不可能と言っていいと割り切ることで、あまり悩まずに済んでいるのかもしれません。

また、子どもと毎日少しでも時間を共にしてコミュニケーションをとる、これだけでも価値あることなんだと考えたことがあります。それは、次のような経験があったからです。

子どもと共にすごすことの価値


息子が1才のときに職場復帰して、しばらくはとても大変で、落ち着いてきた頃には別の試練に見舞われました。この件はこちらのnoteに書いたので、以下に引用します。

退勤して、自転車で保育園から息子を連れて帰ってくるのですが、息子が家に入ってくれません。自転車から降りたがらず、全力で抵抗するのです。エネルギーがあり余っていて、まだ公園などで遊びたいのです。

息子が不憫で、仕方なく、そのまま公園に連れて行ったり、一緒に買い物をしたりしてまた帰ってくるという生活を繰り返していたのですが、ついに私が参ってしまいました。

夫が同じぐらいの時間に帰ってくれば問題ないのですが、およそ世の中はそんなふうにはできていません(結婚したときも、夫の職場の上司・同僚は「じゃあもう上げ膳・据え膳だね」という認識です。子どもが0才でも、夫は職場でこき使われました)。

それで、近所の家政婦紹介所に相談して、子どもの相手をしてくれる人ということで、Mさんというご年配の方にときどき来てもらうことになりました。費用は、スマホで調べたシッターよりは安かったです。民間のサービスを一時的に利用するという選択。お金はかかりますが、これは前向きな投資だとも思っていました。

自分と遊んでくれる人がいると、息子は喜んですんなりと家に入ります。助かりました。私は家事ができます。
子どもは遊んで賢くなるといいますし、素敵なMさんと関われたことは、息子にとっても良かったと思っています。

Mさんには実子がいなくて、息子のように小さな子どもと関わったことがなかったそうですが、とてもよくしてくれて、息子もMさんにすっかり懐いていました。

一つ、気付いたことがありました。

Mさんはとても素敵な方で、息子もよくなついているのですが、息子が発する言葉がMさんにはわからないのです。

母親の私はずっと一緒に暮らしてきたので、息子のカタコトを自然と理解してきたのだと悟りました。

母親など長く一緒にいる人は、子どもの言葉をくみ取って、それを「そうだね」と返したりできる。そうやって、子どもの言葉やコミュニケーション能力が発達していく面があると言えそうです。

また、そうした経験の蓄積から生まれる特別な関係は、言葉を獲得した後も大切だと思うのです。

かといって、子どもと長時間一緒にいればいいかというと、そうではないと思います。

育休中などは別として、母と子は遅かれ早かれ、付かず離れずの距離を保ち、お互い多くの人と関わっていく経験が必要なのではないでしょうか。


現代の育児環境は、どうしても極端になってしまう


現代はどうしても、母親が働けば子どもから隔離、働かなければ密着という、極端な状況に置かれやすいです。

現実的には、置かれた状況から少し努力して理想に近付ける、これが多くの母親の課題なのかもしれません(いえ、社会の課題なので、母親ばかりが頑張らなければならないのはおかしいと思っています)。働いていないママは、子どもを公園などに毎日連れていったりと、それはそれで大変そうです。

ただ、私が聞いた話では、子どもが可愛くて仕事に戻らなかったという人がいるのも事実です。それは本当に、個人がそのときに最善だと思った選択で、それでいいのだと思います。実際、子育てしながら働くのは大変です。

働く私たちは、状況が許す限り、部分休業や短時間勤務を検討したり、定時には必ず帰ると決めたりするのもいいかもしれません。

場合によっては、究極のところ、仕事を続けるか辞めるかという選択に直面することもあります。多くの人にとって、どちらもそれなりの覚悟が必要と言えそうです。

考えることは多岐にわたり、子どもの状況、自分の状況、経済面、一緒に育児ができる人、仕事の内容、自身の生き方やキャリアに対する考えなどなど。

もしかすると、多くのママが、とにかく職場復帰して、課題が生じるとあの手この手で無理ゲーのような状況を乗り越えているのかもしれません。私の場合は前述のように、民間のサービスを一時的に利用するということでした。


1才児クラスの4月は泣き声大合唱


思い出すのは、第2子育休後の職場復帰。

まだお乳を飲んでいて、髪の毛もほわほわだった娘です。

1才児クラスの4月。朝は泣き声大合唱。当然、娘もそこに加わります。

ただ、小さな娘を保育園に預けて出勤するのはつらかったのですが、そこを乗り越えて得られるものは、母子ともに大きいと感じていました。

それはもちろん、経済面にはとどまらないのです。

おわりに


女性として生きることは、幸せなことです。

でも、女性というだけでバカにされて、かつアテにされるという現実も、残念ながらあります。それで多くの女性が苦しんでいます。

丸田くんは女性のことを大切に考えていて、それは社会に必要なことであり、私のnoteで最も閲覧数が多い記事もコチラです⬇

ちなみに、2番目に閲覧数が多いのがコチラ⬇

最近、精神医療の現場では、10代の市販薬乱用患者が増えているようです。また、市販薬乱用は、女性、それもいわゆる「よい子」に多いそうです。


女性を大切にすること。それは丸田くんにとっては当たり前のことでも、世間的には、まだまだ課題が多いことなのだと思います。


丸田くんは昨年の今頃、胃カメラを飲まないといけないほど体調を崩していて、とても心配しました。今は元気そうなので安心しています。

ガラスのハート(?)で、なんだか放っておけない丸田くんを、私は同級生のよしみで、いつまでも見守り続けることでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?