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連句

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連句について愛を込めて
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#連句

表六句はM向けかもしれない

表六句はM向けかもしれない

連句にはルールがあります。

特に、表六句(おもてろっく)とよばれる始めの六行は、ガチガチに縛られます。

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最初の句、発句(ほっく)は自由で、のびのび挨拶気分の句。その時の季語を使ってよみます。

二句目の脇(わき)は、発句と「同時同場」であるのがよしとされます。同じ季節、同じ場所。同じ場所と言っても、発句が場所を特定していないのなら、脇は場所を設定

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春の朝ほら茜空立ちのぼる 鈴子

立春である
この句から
連句にするか
迷っているのである
付けるとすれば
春の季語を使った
七七である
下の七音は
タタタ タタタタ
もしくは
タタタタタ タタ

好ましいのである

ちなみに鈴子は
りんこ

私のnote内の俳号である
憧れの雰囲気なのである

連句のあれこれ

連句のあれこれ

連句の会に、ほぼ定期的に参加しています。連句を始めて、四年くらいになりました。連句のルールも、だいたいわかってきました。

先日、連句の会で、俳号を呼び捨てにされました。私は、ちょっと嬉しかったんです。呼び捨てにされたのが。
呼び捨てにされるのは、嫌いです。なのに、この前呼び捨てにされて、嬉しかったのが嬉しい。

句作りの調子はと言うと、絶好調とは言えないです。

連句の会では、美味しいものがたく

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連句の会

連句の会

先週の土曜日、連句の会に行った。
久しぶりだし、最近五七五や七七を作る感覚から遠ざかっていたから、いつもにも増してどうしようもない句を出し続けた。

「難しいな」とぼやいていたら、自分がいまいちと思った句でも、連句になると逆に良くなったりするし、なんとかなるから、それも連句の面白いところだよと。
確かに。

娘も一緒に付いて来た。わかんないわかんない言いながらも何句か作っていた。

私が一人で参加

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連句の会に行く  2

連句の会に行く 2

先日、連句の会に参加しました。上の子どもも行くと言うのでまた一緒に。

○子どもは連句の何日か前からワクワク
○途中パン屋でドーナツ
○女性が多い回
○私は捌き(選ぶ人)ではない
○私も子も苦戦
○私も子も句作りを投げ出して食に走ろうとする
○私も子も何とか絞り出す
○子どもが、絞り出した句を褒められる
○うらやましい&安堵
○結局私も子どもも短句(77の句)しか選ばれなくて私としてはうーん
○子

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連句の会に行ってきた

月に一度ある連句の会。上の娘が、行ってみたいな、と言うので連れて行くことにした。前から、お子さん連れておいでよ、と言われていたのだが、あまり気が進まずだった。

毎回パンを買って行くので、途中いつものパン屋に寄る。時間があったので、イートインで休憩。子供はツイストドーナツ、私はシンプルドーナツ。あとは林檎ジュース。
帰りにパンを買って店を出る。

途中のコンビニでビールと氷とジュースも買う。

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あまり連句に詳しくない私が、連句を紹介します

あまり連句に詳しくない私が、連句を紹介します

私の表現媒体に、連句と俳句があります。noteに載せたことはないです。
四年ほど前に、連句の会に誘っていただいて、それで連句をはじめました。だから、俳句はよんだことがないのです。でも、連句の五七五を俳句とするなら俳句も?みたいな感じで紹介記事に書きました。

連句とは、五七五からなる長句と、七七からなる短句を連ねていく文芸です。

その一句単体で、ああ! おお! と唸らせる句もあれば(なんとかのあ

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季語の素敵さ

季語の素敵さ

連句(五七五からなる長句と七七からなる短句を連ねていく文芸)をするにあたって、季語辞典、歳時記を買いました。
季語が季節ごとに載っていて、その季語の背景や、その季語を使った俳句が書いてあります。

季語。
とても素敵です。

春夏秋冬と、新年。また、各季節でも、初、中、晩、三、と分かれています。三とは、初中晩いつでも使える季語。
季節を切り取り、見つめ、受け取り、飲み込み、畏れ、愛し、移り変わりを

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