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エッセンボンノック

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日々考えていることや旅での気付きを言語化したエッセイ集。迷言から名言まで、言葉の宝探しを。写真は旅先での1枚。気が向いたら有料化します。
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#自分の人生

謎の男。

謎の男。

僕は謎の男である。周りからすると、謎らしい。大学を卒業後、企業に所属せず、国内外を転々としているアラサー男子。

たしかに、謎かもしれない。

僕だって自分自分が不思議でならない。自分ですら、この先どこで何をしているのかわからない。僕が僕を謎だと思うのだから、僕以外の誰かが僕という人間を謎めくのは当然の流れ。

映画や小説の世界に浸っていると、僕自身もフィクションの一部のような気がしてくる。でも、

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全ては気分次第

全ては気分次第

僕の行動は全てが気分次第。ある日は一日中映画を観る日もあれば、ふと旅に出かける日もあれば、公園で友人とキャッチボールする日もある。遊びから仕事まで全ては気分次第である。

「明日の天気は明日になってみないとわからない」ように、僕の気分も明日にならないと明日の気分はわからない。それに、同じ明日でも朝と夜では全く違う気分。気分は株価のように、常に変動しているのだ。

もちろん、全く気分がよめない訳では

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そもそも論

そもそも論

社会では、そもそもなんで?と思うことが多い。「そもそも」を深掘りしていくと、「結局意味ないじゃん。」と気付くこともしばしば。

「そもそも学校に通う必要ある?」
「そもそも働く必要ある?」

こうした「そもそも論」は初級編。

この世の中、そもそも論をすっ飛ばして、なんとなしに生活が続いていく。

そもそも大学に行く必要はある?そもそも企業に就職する必要ある?そもそも東京に住む必要ある?そもそも定

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【エッセイ】伏線回収

【エッセイ】伏線回収

ドラマや小説では、前半に登場した言葉や動きがヒントや手掛かりとして後半に回収される。

僕はこの「伏線回収」が大好物。特にミステリー小説は、伏線を回収するために読んでいるといっても過言ではない。伏線回収オタクなのだ。そもそも「伏線回収」という字面に美しさを感じる。

何度も声に出したい言葉ランキングトップ50には入る言葉の響きでもある。伏線回収という言葉の発明者に拍手をおくりたい。伏線回収ラブ。

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