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2022.4からchako330booksとしてオンラインのみのブックショップをope…

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2022.4からchako330booksとしてオンラインのみのブックショップをopenしました。 https://www.chako330books.com こちらでは本の紹介及び映画、展覧会などの感想を書いています。

記事一覧

絵本 なんていいひ

こんな日を久しく過ごしてないなぁ、と思います。 あの、トトロでのあんな家で、庭と外の境界線がないようなお家での過ごし方、のような。 外と繋がっているような空間で…

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23時間前
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絵本 おひさまわらった

やっぱり好きなんですよねぇ、。 なんだか、きくちちきさんの絵は野山そのものが息づいてる感じを受けます。 幼稚園の年長さんに引っ越した団地は、隣に野山がまだあって…

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3日前
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絵本 かげ

女の子の空想が現実になり得たようなところで、本当の現実に戻ってくるものの、空想であるあちらの世界は息づいてる。 子供は境界があまりなくて自由だからこそ、行き来も…

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9日前
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絵本 のいちごそうはどこにある

The絵本!って感じの、可愛らしい絵本ですが、なんてったてサイズ感と絵がとてもいいです。 お話し自体は特にオチもあるにはあるけれど本当に子供目線の優しいお話し。 悪…

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10日前
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展覧会 光と遊ぶ超体験型ミュージアム 魔法の美術館

展覧会なのかな?イベントなのかな?とも思いつつ。 娘と京都市内で時間をつぶすことになり、一人なら、ねぇ、本屋とか喫茶店とかでいくらでも時間はつぶせるんですが、子…

chako330books
10日前
2

絵本 かぞくのヒミツ

ちょっと息抜きに、クスッと笑える絵本です。 そういえば、私も小さい頃に、 この母は実は別の人がなりすましてるんじゃ•••?? って疑心暗鬼になったこと、あったなぁ…

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13日前
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展覧会 junaida展

行ってきましたjunaida展。 いやぁ、すごい、すごい集中力やなぁ、。 って、毎回、こういう細かい絵を描く人に対しては思います。 ほんと、すごい。 いぃーーーーーー!!…

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2週間前
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絵本 ミツバチたち

蜂は苦手なんですが、なんとなくそんな季節だし、で読んでみました。 季節は巡り巡る。蜂たちは毎年のように同じことを繰り返す。それが生きることだから。そんな日常が、…

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2週間前
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絵本 じかんをまもれなかったクマのはなし

とても好みなお話しです。 昔の人は短命だったからこそ生き急いでいたのか、生き急いでいたからこそ短命だったのか、どっちなんだろう、とも思いつつ。 まぁ寿命が伸びた…

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2週間前
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絵本 はいくないきもの

皆川明さんと谷川俊太郎さんって気になるコラボ?やなぁ、と思い読んでみました。 皆川明さん、魅力的なテキスタイルやフォルムで、手帳カバーはミナペルホネンのものを使…

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2週間前
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絵本 ももからうまれたおにたろう

いや、見取り図のリリーさんが絵本を出してるって今月号のMOEで知り、娘が彼のことを気に入ってることもあり(多分名前の響きが気に入ってるのかな)、早速読んでみました。 …

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2週間前
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絵本 なすずこのっぺ?

言葉を想像しながら、なんだか詩的で音楽と共に読みたくなる絵本です。 虫と植物との営みがなんとも可愛らしくもあり、枯れた花から離れていくのは、人も同じようにも思い…

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3週間前
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映画 美と殺戮のすべて

有名な写真家。 といっても、ちゃんと拝見したことなくほぼ名前だけでしたが、なんとなく興味があって行ってきました。 結果、いろんな時代背景も肌で感じることができて、…

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1か月前
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絵本 おばあちゃんのにわ

忙しい両親、寄り添ってくれるおばあちゃん。 おばあちゃんとの記憶もあまりない私ですが、とても優しい気持ちになりました。 著者の経験なんだろうなぁ、と、読みながら…

chako330books
1か月前
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絵本 オレときいろ

とっても勢いのある絵本です。 絵の力を感じます。 内容は、勢いそのままに。 やる気を出したい時に読むといいかもしれません。 なんだか、 ぐわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!…

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1か月前
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絵本 ぼくのうたなんだっけ

これから迎える春に、ちょうどいい絵本かもしれません。 自分の歌を忘れてしまった小鳥。 試しに歌ってみたはいいけれど•••。 ってやつですが、仲間が増えていって、最…

chako330books
1か月前
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絵本 なんていいひ

こんな日を久しく過ごしてないなぁ、と思います。 あの、トトロでのあんな家で、庭と外の境界線がないようなお家での過ごし方、のような。 外と繋がっているような空間でこそ過ごせる時間があるだろうな、とか。 こんな日を過ごしたことがあるような、ないような。 それがいつだったのかなんて、わかんないんですけれど。 なんか懐かしさもありつつ、こんなにご機嫌で自然を感じながら一日過ごす日なんてのが久しくないなぁ、って。 思いました。 キャンプとか行ったらこんな感じだっけな、、。 なんか、小

絵本 おひさまわらった

やっぱり好きなんですよねぇ、。 なんだか、きくちちきさんの絵は野山そのものが息づいてる感じを受けます。 幼稚園の年長さんに引っ越した団地は、隣に野山がまだあって、子供達で探検しに行ってたんですよね。 その時の感覚が、すごい思い起こされます。 その経験がない子供にとってはどうなんだろう。まさに娘がそうなんですが。 ずーっと大切にしたい感覚が、ギュギュギュギュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと入ってるんです。 本当、忘れたくないですね。 大事にしたい。 そのことを思い出させてくれる絵本って

絵本 かげ

女の子の空想が現実になり得たようなところで、本当の現実に戻ってくるものの、空想であるあちらの世界は息づいてる。 子供は境界があまりなくて自由だからこそ、行き来も自由にできるよな、とか思っちゃいました。 小さい頃って、案外、別の世界がすぐ横にあって、行き来している感じがあったと思うんですよね。その時の感覚を思い出しました。 スージーさんはそれを忘れずに今も持ってるからこそ描けたのかな、とか。 どんどん空想が広がっていくと、パラレルワールドのように、すぐそこに本当にあるような気

絵本 のいちごそうはどこにある

The絵本!って感じの、可愛らしい絵本ですが、なんてったてサイズ感と絵がとてもいいです。 お話し自体は特にオチもあるにはあるけれど本当に子供目線の優しいお話し。 悪い人が出てこないし、感情の起伏があるわけでもなく、ひたすら優しい。 そうして、絵がまた可愛い。 こんな可愛くて優しい絵本、もうめちゃくちゃ久しぶりに読んだんですけれど、ってくらいに。かと言って、他に思い当たる絵本もぱっとは出てこないポンコツ脳なんですけれどね。 そうしてサイズ感。持ち歩けて、手馴染みもいい感じ。

展覧会 光と遊ぶ超体験型ミュージアム 魔法の美術館

展覧会なのかな?イベントなのかな?とも思いつつ。 娘と京都市内で時間をつぶすことになり、一人なら、ねぇ、本屋とか喫茶店とかでいくらでも時間はつぶせるんですが、子供がいると、彼女の満足度を上げないとまともに歩いてもくれない。 ということで。 何か子供向けのイベントがないかな、で探していたときに見つけたのがこちら。 高島屋のページを載っけようと思ったら、うまく載らなかったのでこちらから。 私も楽しめるかもなぁ、と思って何気なく行ったんですが、いや、めっちゃ時間つぶせました。し、

絵本 かぞくのヒミツ

ちょっと息抜きに、クスッと笑える絵本です。 そういえば、私も小さい頃に、 この母は実は別の人がなりすましてるんじゃ•••?? って疑心暗鬼になったこと、あったなぁ、ってのを思い出して、余計に。 まぁ私の場合は寝起きだからというわけではなく、母の気分の上下の落差が激しかったからなんだろうな、とは今になって思うんですけれど。 娘にもそう思われてないかなぁ、と思ったり。 やっぱり親子なのか、母に似て、なんか急にズドーンって落ちたりすることがあるんですよね。そんな時の受け答えは、多

展覧会 junaida展

行ってきましたjunaida展。 いやぁ、すごい、すごい集中力やなぁ、。 って、毎回、こういう細かい絵を描く人に対しては思います。 ほんと、すごい。 いぃーーーーーー!!!!!ってならずに、徐々に姿をあらわしていくのがとても楽しいのかなぁ、とか想像しながら。 個人的なお気に入りは第2展示室でした。 円形の室内に、絵が所狭しと並べられていて、音楽がかかっている。 インスタレーションのようで、それを見てたらいつの間にかその世界に引き込まれていて、気づいたら、え、入口と出口って別

絵本 ミツバチたち

蜂は苦手なんですが、なんとなくそんな季節だし、で読んでみました。 季節は巡り巡る。蜂たちは毎年のように同じことを繰り返す。それが生きることだから。そんな日常が、当たり前でなくなっている昨今だからこそ、愛しく大切に感じる。季節ものの絵本にはそういう役割というか意味合いがあるなぁ、って思うんです。 ミツバチが減っている、と、この絵本はアメリカの作家さんのものなので、日本ではどうなのかな、とも思いつつ。減ってるんでしょうね。昔より見なくなった気がします。それよりも、大きい蜂、ブン

絵本 じかんをまもれなかったクマのはなし

とても好みなお話しです。 昔の人は短命だったからこそ生き急いでいたのか、生き急いでいたからこそ短命だったのか、どっちなんだろう、とも思いつつ。 まぁ寿命が伸びたのは間違いなく文明の発展があったからなんでしょうけれど。 そういう発展があったからこそ、価値観も変わっていくのは当然なのに、まだ、生き急ぐのが良しとされる部分もあったりして。 それを改めて考えさせられるし、一生懸命なクマの結末にほっこりします。 何を大事にするべきか。 それは人それぞれ違うし、社会の決められたペースに

絵本 はいくないきもの

皆川明さんと谷川俊太郎さんって気になるコラボ?やなぁ、と思い読んでみました。 皆川明さん、魅力的なテキスタイルやフォルムで、手帳カバーはミナペルホネンのものを使ってるんですが、絵になるとまた異なる魅力があるなぁ、と思いました。 皆川さんには見えざるものが見えているのかなぁ、って。それが案外テキスタイルにも生きているけれど、こう、絵になるとまたそれがくっきり写し出されるというかな。なんか、野山で未知の生物に出会った時の恐れとワクワク感が一緒くたになったあの複雑な感覚を思い起こ

絵本 ももからうまれたおにたろう

いや、見取り図のリリーさんが絵本を出してるって今月号のMOEで知り、娘が彼のことを気に入ってることもあり(多分名前の響きが気に入ってるのかな)、早速読んでみました。 岡山出身ということもあっての発想ということは、MOEで読んでいて知っていたものの、絵本自体は、家族愛でシンプルに良かったです。 悪者と一括りにされてしまうけれど、そこで生まれたからにはそこで生きていくしかないわけで。見た目が特徴あれば尚更に、そこから飛び出せなかったりもするよな、とか。そこでしか生きられない特徴

絵本 なすずこのっぺ?

言葉を想像しながら、なんだか詩的で音楽と共に読みたくなる絵本です。 虫と植物との営みがなんとも可愛らしくもあり、枯れた花から離れていくのは、人も同じようにも思い。 なんだか本当に読みながらもその韻のような響きに引き込まれ、巡りゆく季節と共に心の移ろいを感じて、なんだか不思議な魅力ある絵本に感じます。 あまり感じたことない感じ。 言葉はあるけれど、ない。 それって、まぁ虫たちが鳴いていても、普段は気に留めることもないけれど、この絵本を読んだ後だと、何やら話している気もしてくる

映画 美と殺戮のすべて

有名な写真家。 といっても、ちゃんと拝見したことなくほぼ名前だけでしたが、なんとなく興味があって行ってきました。 結果、いろんな時代背景も肌で感じることができて、とても良かったです。 あぁこの写真の人か、て思ったのは中盤すぎた辺りだったかな。 恋人の写真で、あぁあれは著者自身が写っていたのか、って。 今更。 そうして、その写真の奥にある愛という憎悪というか。 強く惹かれ合いながらも傷つけ合う、共依存の関係。とも言えるのかな。 それの源は母との関係だったり、姉の喪失だったり。

絵本 おばあちゃんのにわ

忙しい両親、寄り添ってくれるおばあちゃん。 おばあちゃんとの記憶もあまりない私ですが、とても優しい気持ちになりました。 著者の経験なんだろうなぁ、と、読みながら思っていましたが、巻末のあとがきでなるほど。 自分の体験がベースになっている絵本って、しっかり情景が浮かんで体温を感じる気がします。 おばあちゃんのぬくもり、そのままに。 意図せず無意識に受け継ぐものは、自分が受け入れているからなんですよね。 その習慣が嫌だ!ってタイプの子供もいるかと思うんですが、おばあちゃんと波長

絵本 オレときいろ

とっても勢いのある絵本です。 絵の力を感じます。 内容は、勢いそのままに。 やる気を出したい時に読むといいかもしれません。 なんだか、 ぐわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!! やってやんよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! って気持ちが湧いてきます笑 黄色というのもあるんでしょうか。 オレもそんな気持ちで、うぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!! だったけれど、まぁいいか、って受け入れちゃう感じ、肩の力を抜く感じ。 とてもいいです。 やる気を出しっぱなしにしたい人は、ラストのページを読まずに閉じて、

絵本 ぼくのうたなんだっけ

これから迎える春に、ちょうどいい絵本かもしれません。 自分の歌を忘れてしまった小鳥。 試しに歌ってみたはいいけれど•••。 ってやつですが、仲間が増えていって、最終的にその仲間たちに祝福される。 忘れてしまったことはイタイ経験だけれど、それが糧となり友達ができて恋人ができる。 挫折とかコンプレックスとか、自分にとってはとてもしんどいことかもしれないけれど、裏を返せばとてつもない力になり得ることを暗に教えてくれているのかな、って思ったりします。 恐れずに踏み出す勇気。 大事にし