前作vol.110⤵️

全作収録マガジン⤵️

ノベライズ（フィクション）全25話+スピンオフ1話⤵️

👓はじめに

恥ずかしながら帰って参りました
はやっ‼︎
買い忘れがないようにメモを持って出かけたにも関わらず、買い忘れることってないですか？
投稿した後に、メモすらしていなかったことを思い出すことってないですか？
はい、ただの言い訳です
但し、以下に書くことは全てfor meです
汎用性があるものではありません

👓悪口

「元夫Hってこんなに酷い人なんですよ」という書き方はなるべく避け、事実と自分の感情を淡々と書いたつもりです
Hの妻が私でなければ、Hは違った面を発揮できたかも知れないと思うからです
ただ一つ「人でなし」と最終話に書いてしまいました
内容は酷過ぎて、どうしても書けません
唯一の悪口です（多分）

👓マザコン

マザコンが必ずしも悪いことだとは思いません
母に思慕を抱けなかった私は、「優しいんだな」と寧ろ微笑ましくすら感じていました
「実家と自分の家族」「母親と妻」のどちらかにしか味方できないようなケースは稀ですが、「自分の家族」「妻」の味方でいてほしいと思います
親と夫には血の繋がりがありますが妻は他人ですから、夫婦お互いに相応の努力は必要だと思います

👓他人に良く見せる

同様のことが他人との間でも起こります
他人に良い顔をしたい気持ちも解らなくはないですが、一番身近な人にほど誠意を示す必要があると思います
取引先の人にどれだけ気に入られようと、生活の支援や看病や介護はしてもらえません
親しき仲にも礼儀あり
ありがとう、ごめんなさい、お願いしますを惜しんではいけないと思います
遮光カーテンを新調したとき、Hは遮光布を室内側にかけようとしました
何故だかわかりますか？
窓の外からきれいに見えるようにです
室内で暮らす家族に我慢を強いてでも、他人に良いところを見せたいHの笑えるエピソードです

👓友人にも優しい

結婚前は、友だち思いの良い人だなと思っていました
Hは損得を考えずに「役に立ちたい人」で、私には無い素晴らしい資質です
子どもが生まれ、犬を飼い、子どもが2人になり、子どもが大病をし、発達障害が判明し、3人目が生まれ、震災に遭い……
友人より家族を優先してもらいたい機会が増えても、それは変わりませんでした

👓嘘と隠し事

交際中の学歴詐称、結婚後のお金の使い込み、独立後に収入が滞っていたこと、出張の荷物にコンドームを入れていたこと等、嘘を吐くなら吐き通す、隠すなら隠し通してくれれば、当方にとっては「無い」のと同じことです
できないのなら嘘も隠し事もしないでほしいです
どちらも不信感が雪だるま式に募ります

👓阿吽の呼吸

結婚当初「夫婦なのに水臭い」とHからよく言われていました
後年私からHに何度も伝えたことは
・夫婦といえども以心伝心ではない
解るまで言葉を尽くして欲しい
当方の言い分も聞いてほしい
・一心同体ではなく二心二体
別人格なのだから違って当たり前
・二人三脚ではなく二人四脚
一方が道を誤りそうになったら引き戻す役が必要
・子どもは親の所有物ではない
思う通りにならなくて当たり前
どれもHの辞書には載っていない言葉らしく、理解してはもらえませんでした

👓運転

かっこいい運転やスカッとする運転は要りません
安心•安全が一番です
乗り物酔いをする体質だし、子どもや犬がいれば尚更
運転中に人が変わるなんて言語道断
自分が運転していた頃は、「あ〜」とか「もう〜」とか「速く行ってよ」とか独り言を言ってましたが、クラクションを鳴らし続けたり、車間距離を詰めたり、追い抜いて中指を立てたりする必要はないと思います

👓連帯保証人

未だ具体的に「離婚作戦」を開始していなかった頃にHに確認しました
他人に良い顔をする人だし、黙って亡義父の連帯保証人になったりしていた過去があったからです
婚姻関係を解消しても、連帯保証人は外してもらえませんので要注意です

👓家計

結婚当初、Hが管理していました
母が信仰していた新興宗教の教えが「女性に家計管理させては家が繁栄しない」という何とも男尊女卑なものだったからです
向いている方が管理すれば良いし、そもそも今はお互い別会計という夫婦も珍しくはありません
銀行印はHと共用、結婚にあたって親からもらったお金も自分の通帳も Hに渡していました
子どもが生まれてからは、Hから毎月8万円もらうだけ
たまに一緒に買い物に行くと、Hはステーキ肉や刺身を次々とカゴに入れ「俺が出しとく」と言います
帰りにパティスリーでケーキまで買います
心配になって「大丈夫？」と訊くと「お金の話ばかりするな‼︎」と機嫌が悪くなります
結局、使い込みは後年バレたのですけれどね
国民健康保険料も国民年金保険料も払っていなかったなんて、どうしようもないです

👓差別

本編でも少し触れたかも知れません
大病をしたり発達障害の子どもがいるにも関わらず、身体•精神に障がいのある人への偏見を口にしていました
被差別部落の人、特に東南アジア系の外国人、LGBTの人や奇抜なファッションの人にも同様です
たまに、ご本人に聞こえるのではないかとハラハラすることがありました

👓違和感

ほんの少しの違和感でも、お互いに意識して解消する努力をしない限り、亀裂はゆっくりとひろがるのではないかと思います
指摘するには勇気が要りますが、一緒に修正して行けなければ、人生の伴侶とするのは難しいと思います
結婚したことに後悔はありませんが

👓結婚

「弾み」「タイミング」というのは、間違いではないでしょう
私の場合は、これに「妥協」が加わっていたかも知れません
モテ男Hからのアプローチ
当時は交際中の人が居らず、片恋の人には年上の彼女が居ることを知っていた私は、母から早く離れたい気持ちが強く、渡りに舟
「（嫌いではないけれど）そこまで好きだとは思っていなかったのにモテ男からアプローチされていい気になっていた」だけではないか？と思うのです
今は廃業して跡形もありませんが、K市M通りの老舗が家業
和洋菓子の○月堂や本○○屋、紳士服の奈○○と同じ間口の大店
心のどこかでは、こんなことにも惹かれていたのかも知れません、知らんけど

👓独身時代のエピソード

「Yちゃんからチケットを1枚だけもらったから一緒に行こう」と男友達から超人気展覧会に誘われました（もう1枚は現地購入）
YちゃんはHにお熱を上げていた一人
結婚後、何の話からか「Yちゃんから○○○○展覧会に行きたいってねだられたけど、都合が悪くなったからチケットを2枚ともあげた」とHから聞きました
はは〜ん、Hとの展覧会デートがダメになったYちゃんはソロ展覧会
余ったチケットをもらった男友達が私を誘ったという訳か、なるほどね
勿論Hには黙っておきました
なかなか嫉妬深い人なのでね

👓一区切り

先ほどDV？モラハラ？のち自己破産という記事を拝読しました
ケースは個別に異なるので、何の参考にもなりませんが諦めないでいただきたいと思います
また思い出したら書くことがあるかも知れませんが、2回目の最終話とします

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