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盛岡|デザイナー|カウンセラー|日々の暮らしと小さな気づきを綴る。|フリーランスに向け…

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盛岡|デザイナー|カウンセラー|日々の暮らしと小さな気づきを綴る。|フリーランスに向けての準備。

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大好きを何回だって伝えたい

毎日毎日忙しくって、気づくと時間が過ぎている。 そんな中、1歳半を過ぎた息子がグングン大きくなってきて、今年の夏にぴったりだったTシャツが、秋を迎えた今、すでにパツパツ。 本当に子育てはあっという間の出来事ばかり。 平日と土曜日は保育園に預けて、夫が休みの日曜日は夫にお願いして私はデザインの仕事や勉強をすることもある。 もちろん一緒にお出かけしたり、一緒にのんびりお昼寝することもあるけれど。 限られた時間の中で、こんな状況でも息子にできること。したいこと。 それは"

    • 桜に想いを馳せたい

      色々タイミングが合わなくて、ゆっくりお花見もできないまま見頃を過ぎつつある桜。 それがちょっと悔しくて、意地でも家族3人で桜を見るぞーと思い、息子の保育園帰りにちょっと遠回りして帰ってきた。 (2歳息子は桜なんてそっちのけで自由に走り回るもんだから、全くゆっくり眺めるなんてできなかったけど、満足!) ところで。 桜に限らずなんだけど、私たち、道端に咲いている花を見て、普段何を思ってる? ③くらいまでなら思うことは多いかな。 だけど、④みたいに思考を広げることって、結構少な

      • 雪解けの日は来るよ

        暖冬だからって気を抜いていた。 ここ最近、普通に寒い。 例年より雪は少なくて快適だけど、なかなか春にならないあたりはさすが東北。 いつも期待させておいて裏切られる、悲劇のヒロイン気分をやっぱり今年も味わっている。 でもこれ、人生も同じだなって思う。 いい調子だな〜気持ちがほかほかしてるな〜と思ったら、次の日には落ち込んでいたりする。 はっきりとした理由があるときばかりじゃなく、何でだろうって思うときもあるよね、きっと。 でも、私たちは機械じゃなくて生き物なのだ。

        • わたしは一粒のどんぐり

          まだ暗い早朝のキッチン。マグカップに入れたティーバッグのお茶を待つ、たった30秒の時間に、わたしの脳内は壮大な時間旅行をすることになった。 伊藤園のお茶のティーバッグをたまに買う。その小袋の一つひとつには、募集によって集められた俳句が書かれていて。 お湯を注いで待つ間に、それを読むのがちょっと楽しみだったりする。 素敵な作品はいっぱいあるんだけど、13歳の中学生が書いた俳句が胸に残った。 「一粒のどんぐりの実が森になる」 たった1行。 たった30秒。 それでもこの瞬間

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        大好きを何回だって伝えたい

          おまもりみたいな言葉たち

          年末の振り返りを投稿しよう、今年の抱負を書こう…そう思っている間に時間は過ぎて、1月が過ぎ去ろうとしている。 先日息子が2歳の誕生日を迎えた。無事に育ってくれてありがとう。 今月は前向きな自分と後ろ向きな自分が行ったり来たりだった。 昨年末、上司と先輩に仕事を退職したいと伝えた。 私はやっぱりデザインがしたいし、相談職のようなことを続けるにしても、今のライフスタイルは見直したくて。 伝えられて、応援もしてもらえた。その安心感で、年末年始のお休みは、なんだか気が抜けてしまっ

          おまもりみたいな言葉たち

          植物も人も赤ちゃんは偉大だってこと

          昨日載せた中国茶ティーサロン体験。 今日は別の角度から書いてみたいと思う。 サロンのなかで、茶葉を見たり触ったりする機会があった。 水分を含む前のもの、含んだ後のもの。 茶葉を見ると、そのお茶の味がわかるらしい。すごい。 今回触らせてもらったのは新芽のもので、言ってみればまだまだ赤ちゃんの時期に丁寧に人の手で摘み取られたものだということだった。 印象的だったのは、水分を含んだ後のそれを触らせてもらったとき。 ぷにっもちっという触感。内側にくるっと丸まった葉っぱをめくった

          植物も人も赤ちゃんは偉大だってこと

          心と身体がよろこぶお茶との出会い

          私たちの生活に深く根付き、生活の一部になっている" お茶 "。 そのお茶のこと、私は全くといっていいほど知らなかったらしい。 先日初めて中国茶のティーサロンを経験する機会があった。 なぜ参加することになったのか・それを主催する方との出会いの話などはまた別の機会に書きたいなぁと思う。 (人との出会いって本当に不思議。そう思わせてくれる出会いだったのです。) お茶を飲んで、全身がよろこんでいると感じたことって今まであっただろうか。 うーーん。記憶する限り、ない。 よろこびっ

          心と身体がよろこぶお茶との出会い

          居場所になるデザインをつくりたい

          デザインを本格的に始めて1年が経過したらしい。1年前の日記が教えてくれた。今も頑張っているし、何ならのめり込んでいる。もっともっとできることを増やしたいし、勉強したいことも山ほどある。 最近は、デザインのその先のことを考えている。 私がお客様に提供するのは、デザインだけど、本当はデザインのその先にある価値。 私が創ったデザインがあることによって、売り上げに繋がったとかわくわくした気持ちで事業ができるとか。 デザインって、ただ見た目を整えるとか、オシャレにすればいいわけじゃ

          居場所になるデザインをつくりたい

          励ましじゃなく共感がほしい

          子どもがいると、先輩パパママや上の年代の方々と話をするとき、育児の話になることが多い。 聞いてもらえてありがたいし、相手の体験談を聞けることも多いので楽しい。 その中でふと感じたこと。 「イヤイヤ期で大変なんです〜」「また熱出しちゃって〜」等々、大変に感じていることを話すと、「今だけだから」「もう少し経てば落ち着くから」と言ってくれる人が多い。 そう、そうなんです。そうだとは思うんです。 相手は励ましてくれているつもりだろうし、ありがたいこと。 だけど、モヤ〜っと

          励ましじゃなく共感がほしい

          その夢、誰が叶わないって言ったの?

          私は、デザインを仕事にしたいと思いながら、一歩を踏み出せない期間が長くありました。 その理由は、今からやっても遅いのではないか、専門の学校や制作会社を経験したわけでもないのに、なれるわけがないというものが大きかったと思います。 でも、それって誰が決めたんだろう。 本当に無理なのかな? ネットに厳しい意見が書かれているけれど、これがすべてなの? まずは、自分の中の当たり前を疑ってみることって大切なのかもしれません。 知らないことや未知のことには不安を感じるもの。 でも、

          その夢、誰が叶わないって言ったの?

          昨日も今日も、奇跡の続き

          夫とわたしは東北出身。わたしは内陸だけど、夫は沿岸部出身。 先日久しぶりに夫の故郷を訪れた。息子のことは初めて連れて行けた。 義両親が、3.11で被害を受けた地域を案内してくれた。 土手が整備されて、道路や建物も新しくなっているけれど、所々にあの時の爪痕が残されたままの建物もあって。 あの当時、まだ出会っていなかった人たちと家族になり、生まれていなかった命ともこうやって出会えた。そして、一緒にここにいる。 それがどれほど奇跡みたいなことなのかということを、胸の奥から感じら

          昨日も今日も、奇跡の続き

          匂いと味がある世界、ありがとう

          今月もまた月末の投稿。でも地味〜に最低月1回の投稿を続けられているのは、この機会を逃すと永遠に書かなくなる気がしているから。 今月は初めてコロナにかかった。仕事柄予防接種もそれなりに済ませていたので、かかっても大丈夫だろうと軽く考えていたら、まぁまぁ大変だった。 全然軽症の部類ではあったけれど、自分の中ではそれなりに辛かった。 高熱、めまい、吐き気、嗅覚・味覚の異常。本当に匂いや味がわからなくなるのか!と衝撃だった。戻らなかったらどうしようという恐怖も感じたけれど、今は9割

          匂いと味がある世界、ありがとう

          時間は命のかけらだから

          今日書けば7ヶ月連続更新らしいので、滑り込みでがんばることに。 ちなみに書くことは何も考えていなかったので、先月今月あったことや今思っていることを。 自分のための思考整理目的で書こうと思います。 5月、数年ぶりに東京へ行ってきました。 未経験からデザイナーとして活躍されている方とオンラインのコミュニティで繋がり、会える機会をいただいたからです。 実際にお会いできたことで、努力を続ければ今からでもデザイナーになれる!と強く思えるようになりました。貴重すぎる経験に感謝です。 渋

          時間は命のかけらだから

          フルタイムワーママ、息子と一緒に泣く

          久しぶりの投稿。 育休から復帰して4ヶ月。フルタイムワーママ、本当に時間がない。 時間がないなんて言いたくないので、努力してつくるようにはしているものの、足りなすぎる。 仕事家事育児、やるべきことをこなして、睡眠時間を取ると、残された時間はほんのちょっと。 その時間はなんとかデザインの勉強に充てているけれど、もっともっと勉強したい。 そして、物事を深く考える時間に至っては皆無に等しい。 わたしにとってはこの時間が本当に大切なんだということをこの数ヶ月で思い知った。 ずーー

          フルタイムワーママ、息子と一緒に泣く

          くっきり伸びた影に、今日の晴れを知る

          あっというまに4月。仕事に子育てにバタバタの毎日。デザインの勉強も何とか続けている。 社会人になってからは、年度が変わることで生活が変化することは少なかったけれど、子どもがいるとやっぱり違う。 明日から息子の保育園がスタートする。1月から職場の託児所に預けてはいたので、0からのスタートという感じではないけれど。 託児所はたった3ヶ月だけだったのに、先生たちとのお別れが寂しかった母。 最初はまだ歩けなかったのに、3月は一緒に歩いて登園することができた。 子どもの成長は本当に

          くっきり伸びた影に、今日の晴れを知る

          本屋は 居場所 になると思う

          今日は、わたしがやってみたいと思っていることを素直に書いてみることにする。 現実的かどうかとか、将来性がどうかとか、そういう類のことはぜーんぶ置いといて、ただただ頭の中で妄想していることを文章にしてみる。 今の私は社会福祉士として医療福祉現場で仕事をしている。 「福祉」…当たり前に使っているけれど、あらためて福祉って何だろうと考えてみる。 辞書を引くと ①幸福、幸せ ②公的扶助やサービスによる生活の安定、充足 だって。私たちがメジャーで使っている「福祉」って、後者だよね。

          本屋は 居場所 になると思う