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【虐待を考える】兄弟差別する母親                                                      =子どもは理想ではない 1.



私は長女ですが、いつも下の兄弟と

比較され、兄弟差別されました。


母親が私を嫌う理由は

「待望の初孫を、父、義母に奪われた」


「自分の子供が、取り上げられて自分の子供じゃ        なくなってしまった」

「初めての子供の名前を、父、義母に勝手に         つけられてしまった」


「自分の子供は、2番目の子供から」


「2番目から、自分の名前を使った名前を付けたので      自分の子供」



だから、アイツは私の子供ではない



そういう思想だったと思います。


自分が母親になって、少しは気持ちはわかります。


でも、子供に罪は全くないんです。

子どもにとっては悲しすぎます。



私は、父や義母がよくしてくれて

嬉しくて笑っていると、母親は怒っています。

睨んできます。



だから、お父さん(男性)が

恐い存在になりました。


お父さんと居てはダメ


というメッセ-ジを覚えました。





父はほとんど出張で家におらず


母親と居るので


私はいつも母親に嫌われないように

ピエロを演じて


母親に嫌われたらダメ
母親を怒らしてはダメ
母親に好かれたい
母親に気に入られたい
母親に大事にしてもらいたい


そんな気持ちでいっぱいでした。



兄弟とケンカしていると


限って母は、

絶対に兄弟の味方をして

「〇〇に謝りなさい!!!」


と兄弟に土下座を要求されます。



子どものプライドがズタズタです。


私が正しかったとして

母はどうでもいいのです。

私の大切な子供をいじめるな


なのです。



そして、私は子供ではないのです。



しょっちゅう、怒られて家から出され

鍵を閉められました。


5歳~7歳くらいの間です。

しかも夜です。




私は泣きながら、途方もなく近所をウロウロし

「ゴメンナサイ」
「私が悪いんです」
「許してください」

そうして、結局夜、恐いので

自分のアパ-トの階段のところで

丸まって

泣きながら

空の月が輝いてる光景をみて

ミスマッチな感情にぐちゃぐちゃにされました。




そして、兄弟が探しに来てくれて



家に入ると、


「〇〇が、お姉ちゃんがかわいそうって泣くから

仕方なく家に入れてやったんだから

〇〇に土下座して謝れ!!!感謝しろ!!!」



子どもながらに、なんで自分は悪くないのに

いつも兄弟に頭を下げて

土下座しないといけないんだろう・・・



心から屈辱を感じていました。



兄弟は土下座する私を

冷ややかに見ていました。

「お姉ちゃんがかわいそう」と泣いたのは


自分に飛び火がかからぬよう

「いい子」のフリして

やはり母親に嫌われないように死守しているのです。




ここまでの話を聞いて、

ただの

「かわいそうな話」


で終わったらもったいないのです。



この実際の問題、


これって母親が悪いのはもちろんですが



私はこの、のちに虐待母になる

母親の問題。


嫁姑問題が一番の問題だと思うんです。



今までは、自分が母親に虐待されて

私は本当に被害者といった気持ちのみでした。



しかし、子供が生まれ、母親となった今

冷静に考えると、

父と義母の無神経さ


にヘドが出ます。


母親が

「私の子供じゃない・・・」


そう思ってしまうのも無理ない。


だって生んで間もない、未熟な母親から

赤ちゃんを引き離して

「母子分離」させられたのですから




虐待の問題は、母親の問題と言われがちですが

私は子供を産んだ母親を支える

「日本の家族風習の問題」と思っています。


つづく。。。






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