chiorin|社会人芸大生&アート対話鑑賞ファシリテーター&理科実験サポート

人や人が生み出したものに触れ、視界が変わることに喜びを感じます🎶発想と整理がすきです。…

chiorin|社会人芸大生&アート対話鑑賞ファシリテーター&理科実験サポート

人や人が生み出したものに触れ、視界が変わることに喜びを感じます🎶発想と整理がすきです。 (アート/科学/異文化交流/旅行/書くこと/描くこと/認知心理学/建築物/空間/カメラ/骨格) 最近短歌に興味が湧いてます❤

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自己紹介

人や人が生み出したものに触れ、自分の世界の見え方が変わる事にワクワクします。 遠回りしたのか近道なのかわかりませんが、 アートとは程遠い環境で育ち、いろいろな仕事や経験を経て人生半分?を過ぎて今、アートが面白くて仕方ないです。 ●幼少時代&学生時代 東京生まれの山梨&東京育ち。 絵を描くのは好きだったけど、特に上手い訳ではなかったし、アートやデザインは身近ではありませんでした。 漫画を読むのは好きだったかな。 ただ母が面白い人なので 「キリンさんはどうして足が四本なんだ

    • 写真の授業で長年の憑き物がとれるくらいスッキリした

      大学での授業も2年が終わろうとしています。 面白い授業が多すぎて、卒業単位とか卒論テーマとか、なかなか見えてこないよぅ。こまったよぅ。。。 そんな中、去年末に受講した写真の授業、受けて良かった。。 まじで良かった。。 カメラメーカーを卒業してから、写真に興味は失っていたけれど (そもそも写真撮影にはさほど興味はなかった) とはいえ10年以上も開発に関わってきたカメラ・写真業界であり、そこそこ頭の中にはたくさんの想いや、まだ理解しきれていないモヤモヤがあったようで。 それを、

      • 2023年のベスト展覧会

        2024年になってもう3ヶ月目ですが。。 2023年に行った美術展を振り返ってみました。 34件。結構行ったような、もっと行きたかったような。 京都もちょっと行ったし、まあ、出来るだけ行きました! ●2023年に行った美術展↓ ●2023年で一番グッと来たのは? 古代文明も、古典絵画も、日本の芸術も、近代絵画も、ファッションも、抽象も、現代アートも。さまざまな展示会があって、それぞれに興味深いところがあったし、「これは絶対見逃してはいけないヤツだった!」と思われるものも

        • 【マリー・ローランサンとモード】Bunkamura ザ・ミュージアム

          淡いパステル調の色彩。儚げな女性たち。 こういう作風ってあんまりピンと来てなくって、行こうかどうか迷ったけれど。。 行ってみて良かったです! 第一次世界大戦と第二次世界大戦の間という、つかの間の平和の時代。パリという都市の空気感。人間模様。 アートは他の芸術分野と関りあい、影響しあっていた。 そういう時代の大きなうねりや熱が感じられました。 当時、絶大な人気を誇ったココ・シャネル。彼女のギャルソンヌ(少年のような少女)的なテイストとは違う、「フェミニン」にこだわり続けたロ

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        • input_アート、建築、デザイン、音楽、映画
          14本
        • つれづれ
          5本
        • output_文章
          1本
        • output_写真
          10本

        記事

          【クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ】東京都現代美術館

          ふわふわ~って花びらが舞っている中にいるような。 キラキラ~って眩しい輝きの中にいるような。 ブランドに疎い私ですが、夢心地にさせてもらいました。 まずドレスがすごい(当たり前)。人間を引き立てまくる(言い方)。 人のデザイン力、立体化力(?)、縫製力。 展示空間もフロアぶち抜きあり、天上鏡張りの広がり感あり。 テーマ毎にそれぞれ魅力的で、進んでゆく毎に楽しい。 更に更に。 香水の歴代CMやブランドムービーなどの映像が流れていたのですが、私はこの展示会の中でこれが一番グ

          【クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ】東京都現代美術館

          【触覚とアート(さわる美術鑑賞について)ワークショップ&トーク】アーツ千代田3331

          「触覚」をひらかれるのかな~。多様な感じ方を知ることができるのかな~。な感じで行ってみたら。 それどころじゃなかったです。 頭をおもいっきりぶん殴られるような衝撃をありがとうございます。 (って、ものすごい優しい穏やかな会だったんですよ) (私の内部が衝撃だっただけですよ) 視覚に障がいがある方とアート鑑賞に行ってみたいなと思っていたものの、なかなかタイミング合わずでしたが、友人がこのイベントを教えてくれて。いや~、本当に良かったです。 創作ワークショップもトークも、「なる

          【触覚とアート(さわる美術鑑賞について)ワークショップ&トーク】アーツ千代田3331

          【反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ】ミューザ川崎シンフォニーホール

          ショパン・コンクールで反田恭平さんが2位に輝いたのって、もう1年以上前の話なんですね。はやい~。 で、私はクラシックに全く詳しくなく、人に誘われたり知り合いが演奏しているもの以外はあまり行った事がないのですが、たまたま近場で公演があることを知り、不慣れながらも自分でチケットとって行ってきました!るん! で、行ってみたら。。 ちゃんと内容を読んでなかった自分が悪いんだけど、2曲やって1曲のみ反田さんピアノ。もう1曲は反田さん指揮!指揮だったのでした! でも。 大満足でした

          【反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ】ミューザ川崎シンフォニーホール

          『ゲームさんぽ』が楽しすぎて課題が進まない

          …ただの言い訳です。 どなたかのnoteでこの番組を知ってしまい、それから止まらなくなってしまい、夜な夜なエンドレス。。 特に好きなのは藤村シシンさんのシリーズ。 ↓↓↓ 【黄金時代を征く】『アサクリ』で古代ギリシャ研究家とギリシャ観光してみた【アテナイ編 #01】 古代ギリシャのこと、勉強になるし。。 でもなー!ハマり始めた途端、番組終了?担当者退職って発表になってたんんだよなー! 別番組で編集の方々がまた面白いコンテンツを生み出してくれるって信じてる❤

          【狩野永徳筆 国宝障壁画】大徳寺 聚光院 特別公開

          これは絶対見ておきたかった! 大学の日本美術で、襖絵とか屏風とか絵巻とか掛け軸とか、それぞれの機能知って、技法知って、超絶興味が湧いてしまったので! 2022年に東京国立博物館でやっていた国宝展で、狩野永徳の《檜図屏風》にやられてしまったので! ●特別公開の概要(拝観予約のWebより)※ちょっと省略 ●感想①:本来あった場所にあるからこそ、わかること。 障壁画(襖絵、杉戸絵など)はインテリアの一部なので、本来はその建築事態も含めて総合的に鑑賞するもの、室内の広さ・高さな

          【狩野永徳筆 国宝障壁画】大徳寺 聚光院 特別公開

          【レオポルド美術館 エゴン・シーレ展】東京都美術館

          エゴン・シーレといえば、夭折の天才、官能的な人物を描く人という程度のイメージしかなかった私です。。 この展示会では人物画だけでなく、風景画や静物画も見られ、彼の作風を多面的に感じることが出来ました。 また、クリムトやココシュカといった同時代の作家と比較して見らえるので、シーレの個性がより理解しやすかったです。 ●美術展の概要(HPより)※ちょっと省略 ●感想①:シーレの個性。とんでもない繊細さとバランス感覚。 実物を見て、他の作家の作品と比較して、見てわかったこと。 構

          【レオポルド美術館 エゴン・シーレ展】東京都美術館

          【アンディ・ウォーホル・キョウト】京都市京セラ美術館

          京セラ美術館って素敵な建物とお庭ですよね~。料金高いけど。。 京都しかやってない展示会なんで、東京在住ですが他の予定とくっつけて頑張って行ってきました!京都大好きだし~。 ●美術展の概要(HPより)※ちょっと省略 ●1月末。京都が混んでいた。ウォーホル展が混んでいた。 寒い寒いこの時期に、しかも盆地の冷え込みが半端ない京都ですよ。オフシーズンですよ。なのに人がいっぱいいました! 美術館はそろそろ閉幕だったので仕方ないとしても、寺は混んでるし、バスも混んでました。 人が戻

          【アンディ・ウォーホル・キョウト】京都市京セラ美術館

          【佐伯祐三―自画像としての風景】東京ステーションギャラリー

          佐伯祐三さん、初めて知ったその時から大好きです。。 建物とか壁とか扉とか文字とか。 こんなに力強く荒々しいタッチなのに、なんかオシャレ。 なぜだかずっと見てしまう。。 対話鑑賞で扱う予定だったこともあって、初日に行ってきちゃいました~。結構混んでいてびっくり☆ ●美術展の概要(HPより)※ちょっと省略 ●祐三さん、どうしてパリで描いて、どういう人生だったの? 祐三さんが生きた時代は、西洋の新しい文化をどんどん入ってきて作家が自分のものにしよう、さらに消化して自分の画風

          【佐伯祐三―自画像としての風景】東京ステーションギャラリー

          【DOMANI・明日展 2022–23】国立新美術館

          チケットせっかく頂いたので初めて行ってきました。若手の人たちの展示会なのかなぁ~?くらいどんな展示なのか全然よくわかっていない状態でしたが、行ってよかった!面白い発想、着眼にワクワクし、結構長居してしまいました~。 ●美術展の概要(パンフレットより)※ちょっと省略 ●時間を感じる作品たち 平面に描かれた絵が、時間とともに崩れていく映像とか、 2枚を重ねて描き、描きあがると別々に並べ、それを一つの作品としたものとか(しかもその過程の映像も作品)。 絵なのに、作品=静止し

          【ライティング講座】

          2017年なのでかなり前ですが、某本屋さん主催のライティング講座に少々通っていました。 毎週2000字書いて、スタッフさんのOKが出たものがお店のHPにアップされるという仕組み。 何度かアップしていただきましたが、そのうち1回だけ、めでたく店主セレクトしていただきました。うれしい~。 誤字脱字ありあり、推敲全然できていませんね。後から読むと。 でもまあ、次からがんばりマス。

          【大竹伸朗展】国立近代美術館

          大竹さんのイメージは。 色々やっている人。直島の「I❤湯」やっている人。 …くらいの認識しかなかった現代アート初心者の私ですが、TVのトーク番組でたまたま聞いたお話が超面白くて。 展示会とトークショーにいってきました! ●ざっくり感想 圧倒的エネルギー。とんでもない種類の表現、スタイル。 なんなんだこれは~!と思いながら、脳みそがギュンギュン動く。刺激をうける。 で、全部を見終わってみたら。一貫したセンスというか、個性を感じました~。すごい。。 そのエネルギーにあてられ、

          【京都・智積院の名宝】サントリー美術館

          室町~安土桃山は日本の文化芸術が超絶進化した興味深い時代で、美術学び始めの私にとっては絶対にチェックすべきところ!と強く思っていたにもかかわらず。 会期終了間際に滑り込んだため、めちゃ混んでて大変でした。。ポストカードも結構売り切れていたし。早めにいくべしですね。 ●美術展の概要(HPより) ●智積院の歴史、複雑。。そして作品が残っている奇跡。 絵の魅力だけでもすごいのですが。 今回初めて智積院の歴史を知って、その数奇な運命にどきどき。作品よくぞ残ってた!と感動しちゃい