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観たもの、読んだもの、聞いたもの

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芸能系のインタビューをしているライター・おきありさによるコンテンツログ。ただの感想というよりも、自分のモヤモヤとか気になったことと、好きなエンタメを結び付けてます!
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記事一覧

好きの裏側に、羨む気持ち【初恋の果て感想】

好きの裏側に、羨む気持ち【初恋の果て感想】

すごくすごく好きになったのは、私の外見や性格じゃなくて、私が紡ぎ出す言葉を「好きだ」と言ってくれたからだった。

そんなふうに、自分の感性を好きだと言ってくれた人、あるいは自分の感性に刺さる感性を持ち合わせていた人を好きになる物語は世の中にありふれている。

誰もわかってくれなくても「私は好き」って言ってくれる。その他大勢に「キライ」と言われても、あなたからの、その言葉だけで、世界はキラキラと輝い

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【2023年3月】観たもの、読んだもの、聞いたもの

【2023年3月】観たもの、読んだもの、聞いたもの

今月は狂ったようにエンタメを摂取していた気がします。

熱量はいろいろあれど、weeksに書いた一言感想を見て、それを元にnoteに長くならないように感想を書く時間が好きです。これが習慣化というやつでしょうか。

■Movie・東京リベンジャーズ(2021年)
あっくーーーーーーーん!!!そう私はこの手の作品、わりと出番が多くはないがたまにキーとなるキャラを好きになりがち。一時期、2次元のグッズを

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シンプルだからこそ引き立つものがある #モアザンワーズ

Amazon Oridinalドラマ「モアザンワーズ」。兼近さんの演技みたいな〜と思って、前から注目はしてたのだけど、あらすじはTwitterに流れてくる程度でしか見てなくて、見始めてから、あらすじを再びチェックして「あ!なるほど?」と理解。

この物語の中における、美枝子の選択に対する意見は一旦置いておいて、あくまでもただ純粋に10話一気に見た感想を羅列しておきたいなと今ベッドに横たわりながらフ

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【2023年1月】観たもの、読んだもの、聞いたもの

【2023年1月】観たもの、読んだもの、聞いたもの

エンタメを軸に仕事をしているものだから「最近、おすすめの作品はなんですか?」と聞かれがち。しかし「この人、興味あるかな、このジャンル。」とか思うと、すっと答えれないのが私のめんどくさいところである。

そして、仕事&趣味でエンタメを摂取しているものだから、記憶が曖昧になりがち。というわけで、今年に入ってからほぼ日weeksにコンテンツログをつけることにしました。そしたら、まあ、なんと振り返りやすい

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気づかないでと願いながら匂わせる/『クラスで一番可愛い子』を読んで

気づかないでと願いながら匂わせる/『クラスで一番可愛い子』を読んで

「どうしてわざわざ匂わせるの!?」

付き合ってることを匂わせることに対して、世間の声はシビアだよなと日々思う。

かくいう私は特殊例。推しが被るのは拒否しておきながら、プライベートでのなにかが発覚したところで、まじでなんとも思わない。(いや、昔は思ってたけど今はまったく)というのも、結局のところ、私は仕事に打ち込んでる彼らが好きなのだ。俳優なら演技をしているところが好きだし、ダンサーならダンスを

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私もキレイだし、あの子もキレイ

私もキレイだし、あの子もキレイ

人は人、自分は自分。そうはわかっているけど、なにかとAかBと決めてしまうことが多い。

それは私自身においてもいえる。

AはBよりも好きという感情はあるけど、そのAの魅力を伝えるためにBを下げる必要は絶対にない。でも、きっと知らないうちにしてるんだろうなって。最近のSNSを見ていると、自分は大丈夫かなって少し不安になる。


このことを深く考えたのには、2つの出来事がある。

1つは「メンタル

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