発達障害も好転する!自分で心の整理ができた息子の小さな変化(*^^)v家族の対応
ちょっとわがままだけど、憎めないおばあちゃんが私を動かす(^_^;)
80代の姑、20代の息子と一緒に、姫路城の隣にある「好古園」という公園に行きました。紅葉のライトアップが幻想的で美しいと、ネットの評価が非常に良かったので行ってみました。
というのも、姑が光るものが異常に好きで、行きたがるからです。特にライトアップは、紅葉でも桜でも建物でも、他の何かでも大好物で、いつもの決めゼリフで私を動かします。
「私は先が短くなってきた。死ぬ前に1回でいいから○○へ行って、○○を見たいな!」(または○○を食べたいとも言います)
連れて行かなければ、死んだ後に化けて出られそうなくらいの強い意志を感じ、結局私は毎回おばあちゃんの思惑通りになっている感じです。(そうは言うものの、私も一緒に楽しませてもらっています(^^♪)
家族でライトアップの紅葉を見に行ったまでは良かった…
口は元気なのですが、最近足腰がぐっと弱ってきた姑、外出には車いすが必須です。車に車いすを積んだり石畳の上を押す際に、息子の力が必要になってきます。
息子は私の頼みを快く引き受け、一緒に行ってくれました。
凸凹道では写真を撮るのをやめて、車いすを押しました。
…と、そこまでは紅葉がきれい!楽しい!で、良かったのですが、
出口付近の石畳で息子は足がひかかってつまずき、車いすの金属の部分に顔をぶつけてしまいました。
突然恥ずかしさマックスになってしまった息子
「大丈夫ですか?」
声をかけてくださったのは20歳前後の女性で、5、6人の同年代のキャピキャピギャルと一緒に来ていた人でした。
息子が1番苦手とするタイプ(だと思います。)
その時鼻血も出していた息子にとっては、恥ずかしさマックスになってしまいました!
「は、はい、だ、大丈夫です…」
蚊の鳴くような小さな声で息子は答えました。
その時、車いすに座っているおばあちゃんが(何があったかまるで気づいていない)大きな声で息子に言いました。
「あんた、鼻血が出てるやないの⁉」
気持ちがなかなか収まらない
帰宅後、息子の長いグチグチが始まりました。
(おばあちゃんに対しては言いません)
「そもそも紅葉なんか興味ないのに、行かされた!」
「おばあちゃんのワガママに付き合うのは、もうゴメンや!」
「家族で出かけるのは最後にする!」
「今日から家にひきこもる!」
感情を私にぶつけてきました。
内容はかわいいもんですが、息子にとっては深刻なのです。
私は以前はいろいろと意見を言っていました。
気持ちを早く切り替えさせたい思いから…
そして私自身もグッタリと疲れてしまっていました。
愚痴の聞き方を変えてみた
「そうなんや…」
「そう思うんやったら、かなりキツイよね?」
「そうか、嫌やったんやね。」
といったような受け答えに徹してみたところ、
「疲れたから寝るわ。」と、いう息子の言葉で終了しました。
私が何だかんだと意見を言っていた今までよりも短い時間での終了です。
自分で解決できた?うれしい変化
今までは翌朝になっても、昨日の続き的な展開になることがありました。
「おはよ!昨日はごめんな!」
「ホンマはめちゃくちゃ楽しかったし、また一緒に出かけるから。」
「おばあちゃんのことも出来ることは手伝うね。」
「そうか、ありがとう。」涙が出ました。
今回、息子が自分で切り替えができたことは小さな事かもわかりませんが、
他の人と比べるのではなく、うれしい変化を素直に喜びたいです。
本来息子は自分で心の整理ができるというのに、母親の私がそれを妨害していたのかもしれないな…と、後で感じたりもしました。
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