記事一覧
「涙」を持ち上げる報道が好きになれない
オリンピック男子サッカーの3位決定戦を見た。
私は某Jリーグクラブを応援していて、代表戦はそこまで真剣に見ていなかったけれど、いちサッカーファンとしてゆるく応援していた。ゆるく、とはいえ、やっぱり応援しているチームには勝ってほしいし、メダルを目指して頑張っている選手の姿を見ていると、自然と思い入れもできてしまう。だから、準決勝と3位決定戦での敗戦はとても悔しかった。
3位決定戦のメキシコ戦の試合
私がnoteを始めたきっかけ
今更になってしまうが、私がnoteを始めたきっかけについて少し書いておきたい。
私は食品会社で品質管理、品質保証の仕事をしている。
この仕事は何かと文書を作成することが多い。商品の仕様変更案内、製品の安全性に関する証明書、お客様からのお申し出に対する報告書などなど、”品質”を”保証”するための文章を、相手に伝わるように書かなければいけない。
私は昔から国語が得意で、作文もそこそこできる方だっ
噺家ベーシスト加藤さん
だいぶ遅刻してしまったが、8月2日はフジファブリックのベーシスト、加藤慎一氏のお誕生日だ。
昨年の8月2日に予定されていたものの、コロナで中止になってしまった加藤さんの40歳の誕生祭、私はチケットを取れていた。地方のライブハウスで1日きりのバースデイライブだったから、結構な競争率だったはずなのに取れてしまった。その時はこの騒ぎがこんなに長引くと思わず、8月ならさすがに落ち着いてるだろう、なん
志村正彦の誕生日によせて
7月10日は、フジファブリックのギターボーカル、今は亡き志村正彦の誕生日だ。
志村正彦という人は、本当に「まじめで一生懸命な人」だと思う。
「まじめで一生懸命」という性質は、子供の頃にはあまりポジティブなイメージを持てなかった。褒め言葉ではあるのだけど、「大人の言うことをよくきくいい子」であり「退屈」なイメージがセットになっていて、ある一時期は「まじめ」であることはダサいようにも感じてい
フジファブリックとの出会い
フジファブリックというバンドに出会って、今年で10年になる。このバンドに出会って、人生が変わったと言っても過言ではないと思っている。
もともと音楽は好きで、アルバムを聴いてゆるく追っているミュージシャンはいたけれど、全アルバムのCDをそろえたり、ライブのDVDを買ったり、年に何回かライブに行くまで追いかけるようになったのはフジファブリックが初めてだった。ロックというジャンルにこだわりは全然なか
はやみねかおるが開いたミステリの世界
「都会のトム&ソーヤ」、通称「マチトム」の映画化を知って、「今更!?」という気持ちと「やっとか!」の気持ちが入り混じっている。私は今30代前半だが、今の子供たちにもバリバリ現役で愛されているはやみね先生には尊敬の気持ちしかない。
作品の魅力については今更こんなところで語るまでもなく、周知の事実ではあると思うが、個人的なはやみね作品との思い出がフラッシュバックしてきて止まらないので、語らせてほしい