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【最後の1秒まで諦めずにプッシュする】

今日は

『最後の1秒まで諦めずにプッシュする』

について考察していきます。


運動している人は
イメージしやすいです。


例えば
筋力トレーニングをしている時です。

腕立て伏せや腹筋において
通常は30回としているところを
あえて1回、2回と回数を増やして
負荷をかけるとどうでしょうか。

キツいと感じつつ
もうひと踏ん張りして
乗り越えた瞬間に
パワーアップします。


但し最初から限界突破を試みて
無理をする必要はありません。

行動したとしても
進化する事は難しいです。


どんな事にも順番があります。


初期段階では

「基本をきっちり習得する事」

「自動的に習慣化する事」

を目標にしています。


正確なフォーム且つ正しいやり方で
同じ事をひたすら繰り返していきます。


守破離の
「守」の部分です。

野球で言えば

「素振り」

「走り込み」

「ノック」

「キャッチボール」

etc


剣道で言えば

「素振り」

「発声法」

「足さばき」

「正しい構え方」

etc


※技術的な事より根幹部の
 心構えや礼儀作法等は
 1番最初に習得する事です。


基本が自然体で
出来るようになれば
応用に移行していきます。

もし基本をスキップして
応用技を習得しようとすれば
土台が成り立っていないので
すぐに崩れていきます。


また最初からゴルゴ13のように
一撃必殺で仕留めようとする
完璧主義で挑む事も
痛手を負うだけです。

いきなり
特大ホームランを狙うのではなく
まずは出塁する事に専念します。

出塁は安打、四死球、送りバント
相手のワイルドピッチを誘う等
小さな事から出来ます。


肝に銘じているにもかかわらず
人間はつい他者や周囲との
比較競争による
ステータスゲームを行います。

ステータスゲームを
やりたがる背景に

「自分の優位性や権威性を示したい」

「自分の存在を見せつけたい」

「自分の力量を誇示して支配したい」

etc

ちっぽけな承認欲求を提起します。


ステータスゲームではなく
相手の胸を借りる氣持ちで
感謝と尊敬の念を表すと
視点や感情が変わります。


すると

「相手から良い刺激をもらった上で
 自分を鼓舞させるハングリー精神」
 
「相手と建設的に切磋琢磨する事で
 最後までやり遂げようとする」

「相手に良い影響を与える事で
 周囲にも波及効果が出てくる」

etc

ニュートラルな状態で
前向きに解釈します。


自分をプッシュ出来ない要因が
相手を敵視している事です。

結果最重要事項の5%に
フォーカス出来なくなります。

自分が本来取り組む目標が
いつの間にか見失い
脱線している状態です。


相手は敵ではなく協力者であり
本当の敵は自分自身です。


つまり、自分の内側ある

「恐怖」

「摩擦」

「トラウマ」

です。


特に0歳~9歳頃までの間
心が痛む出来事があると
ネガティブ感情が
大きくトリガーされます。

それがきっかけで
トラウマとして
現在まで残っている
可能性があります。


例えば
小学生の頃休み時間に
ドッジボールで遊んでいる時

いつもは蔑ろにして
メンバーに参加させないのに
人数が足りなかったら
人数調整として入れる

都合良く利用して
ぞんざいな扱いを
された経験があると
心の傷として残ります。


幼少期の辛い想いを抱えたまま
大人になり、ある場面で
その感情がトリガーされると
恐怖を感じ前進出来ません。

そして
恐怖を目の前の相手に投影して
相手が恐怖を発信していると
勘違いします。


相手に脅威を感じている時は
自分のシャドウが
昇華されないまま
内側に残っています。

恐怖を強引に隠そうとして
抑圧するがゆえに
留まってしまうのです。


シャドウは
恐怖や不安を素直に認識して
受け入れる事で解放されます。

逃げれば逃げる程
追いかけてきます。

自分を進化させる為にも
直視して向き合う事です。


最後の1秒まで諦めずに
プッシュする為には
下記の3つの心構えが必要です。

1.何事も最後までフルスイングでやり切る

2.終わらせる事にフォーカスする

3.極限状態に追い込んで集中力を高める


1.何事も最後までフルスイングでやり切る

   手を抜く事で誘惑に駆られて
   良からぬ方向に脱線します。

   結果は氣にする必要はなく
   自分の持っているパワーを
   全て出します。

   見逃し三振では何もしていないので
   途中プロセスを改善する余地がありません。

   思い切っきり振り抜けば
   ボールに当たる可能性があります。

2.終わらせる事にフォーカスする

   期限を設定して取り組む事で
   ダラダラする事を防ぎます。

   完了させる事で達成感が出て
   自信が付くようになります。

   フォーカスポイントを定めて
   1つずつ終了させていきます。

3.極限状態に追い込んで集中力を高める

   尊敬する師匠やメンターに
   背中を後押ししてもらいます。

   逃げられない環境を整える事で
   やらざるを得ない状況にします。
 
   自分より能力が高い人が周囲に居る事で
   自然と良いミラーニューロンを受けます。

   鬼軍曹にお尻を叩かれる事で
   自分で出来なかった限界突破が
   容易に達成出来ます。
  
  
現実的なアクションとしては

「今までに体験していない
 居心地の悪い環境に行く事」

「自分の最大の恐怖&摩擦&トラウマを
 ありのまま直視して受け入れる」

です。


最初は少し背伸びして
達成出来る範囲が望ましいです。

感情マネジメントは
身近な人に説明して
聞いてもらっても構いません。


徐々にハードルを上げて
自分の限界値を越えられるように
日々追い込む事で
プッシュしていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたが極限状態まで
自分をプッシュしている事を
教えてください。

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