じぐの

心臓のなかにある花畑が白い花を咲かせている

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心臓のなかにある花畑が白い花を咲かせている

記事一覧

私じゃなくて

私じゃなくてもいいなら 私もあなたじゃなくていい 抱きしめて言う台詞じゃないね どうしても諦められない 頭では十分わかっているのに 追いつかない 抱きしめてくれた…

じぐの
1か月前

そこへ、底へ

起きてる? なんてどうしようもない 味気のない誘い文句 ココア飲もうとしたとこ なんてまた上手い返し 飲んだことなんてないくせに どうしようもなく自分の黒さに 辟…

じぐの
2か月前

忘れられない人

忘れられない 心に残る また会いたい 相手にそういう人が居る それはとっても辛いんじゃないか 傷つけたくないのに 私を話す上では避けて通れない あなたの存在 彼はき…

じぐの
3か月前

顕示

[満たされたい] そうした欲求を承認欲求という人が居るが これらは自己顕示欲だ [認められたい] 自分には価値があるんです 人を救う 人の役に立つ 人より上の立場に立つ…

じぐの
3か月前

さよなら

さよなら 幸せにしてあげられなかった私 さよなら 煙香る服と頭 あなたとのおまじないは おやすみ ただこれだけでよかったんだ いつかあなたの誕生日に 手を繋いで歩…

じぐの
7か月前
1

読書感想

この本を買ったのは 『もうしのかな』 ある日私のLINEに打たれた そんな一言からでした なに死に生きているのか 死神に取り憑かれて 生きている時間が苦痛で 考えても…

じぐの
8か月前
1

咳をするみたいに

さよならが喉の奥に つっかえてしまって 咳をするみたいに ありがとうって言ったの 私が失恋を決めた日に選んだ曲は まさかのハッピーエンド 咳もできないこの世界線では…

じぐの
8か月前

私の全部

私の全部 好きなもの 考え やりたいこと 中身の薄さ 私という大したことのない どうってことのない人間 自分を自分としても捉えられない そんな私 私の全部 私の全部は あ…

じぐの
8か月前

分ける

分けること それは話すことと同義だ 自分を分ける 自分の考えを話す 自分の好きを話す 自分の嫌いを話す 誰にでも分けられない 分けられる相手と分けられない相手と 分け…

じぐの
8か月前

私じゃなかったんだね。

告白などをした 負け宣告の 負け確定の 試合を申し込んだ 私にはどうしても時間がなくて 1人で強く歩いていた私に 戻れなくなる前に 彼は言った 考える でもこう言って…

じぐの
9か月前
1

言の葉

自己開示 勇気 意気地なし 信頼 言葉はいろんなものに挿げ替えられる 愛 恋 執着 嫉妬 情 言葉は本当に多面的だ みんないろんな言い訳と ここぞと言う時の武器と 共感…

じぐの
9か月前

なにを死に

みんななんのために生きてんだろ ぼーっとカフェでコーヒーを飲みながら 愛やら 恋やら 死やら 絶望について 書いてある本を読みながら 詩ってある歌を聴きながら みん…

じぐの
9か月前

呪いみたいな

恋って呪いかも 昔はそう思ってた どれだけ嫌いになりそうでも 一度本気で好きになった人のことを 嫌いにはならない呪い 恋って呪いだ 好きは呪いみたいに続いて 血液に…

じぐの
9か月前
6

響く

たまに琴線がどうしようもない時がある 何を聴いても涙が出て 人混みではうまく息継ぎができなくて ブラックが飲めなくなって 琴線は感情なのか なんの名前もついていな…

じぐの
10か月前

寄り添い

気持ちが近づいて 寄り添って そんな時間や温もりに 言葉はついていない時 みんなどんな気持ちになるんだろう 私はいつからか感情薄く 気持ちになんとなくカバーをしなが…

じぐの
10か月前
1

年齢

アフターピルを飲んだ あまり経験がないのですが いわゆる避妊に失敗して 貰いに行ったという形 相手はわたしの20個歳上で 女遊びが自分で趣味と豪語するほど よくモテ…

じぐの
11か月前
1
私じゃなくて

私じゃなくて

私じゃなくてもいいなら
私もあなたじゃなくていい

抱きしめて言う台詞じゃないね

どうしても諦められない

頭では十分わかっているのに
追いつかない

抱きしめてくれた腕に帰りたい

彼の手がどんな温もりだったか
彼の視線の端がどんな温さだったか
彼の声色はどんな温かさを含んでいたか

背中に伝う

わかっている
みんなわかっている

彼でさえ知っている

「じゃあこの人半分ずつにしましょう」っ

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そこへ、底へ

そこへ、底へ

起きてる?

なんてどうしようもない
味気のない誘い文句

ココア飲もうとしたとこ

なんてまた上手い返し
飲んだことなんてないくせに

どうしようもなく自分の黒さに
辟易して塞ぎ込んで

どうしようもない自分の白さに
混ぜ込んで満たして

また2人でどこへ

そこへ、底へ

耳を水面につけて

沈んでいく

落ちていく

_________________________________

今が

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忘れられない人

忘れられない人

忘れられない
心に残る
また会いたい

相手にそういう人が居る
それはとっても辛いんじゃないか

傷つけたくないのに
私を話す上では避けて通れない

あなたの存在

彼はきっと
そんな私を想像もできないだろう

連絡がくるだけでにやけてしまう
幸せになってほしいと願う
好きという多幸感をくれた
弱さも見せてくれた
私に思い出させてくれた人

でも全部、虚な空っぽ

どうしても彼を忘れられない

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顕示

顕示

[満たされたい]

そうした欲求を承認欲求という人が居るが
これらは自己顕示欲だ

[認められたい]

自分には価値があるんです
人を救う
人の役に立つ
人より上の立場に立つ
人よりお金持ちになる
それに値する人間です

[賛美を受けたい]

何よりも
誰よりも
自分が思うよりも
自分の価値を相手に求める

波の音も聞こえず
満月も見えない
寒さも感じない

ただ自分という旗を抱えて
旗を振る

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さよなら

さよなら

さよなら
幸せにしてあげられなかった私

さよなら
煙香る服と頭

あなたとのおまじないは

おやすみ

ただこれだけでよかったんだ

いつかあなたの誕生日に
手を繋いで歩いて帰った道を歩きながら

秋映れのよるに

読書感想

読書感想

この本を買ったのは

『もうしのかな』

ある日私のLINEに打たれた
そんな一言からでした

なに死に生きているのか

死神に取り憑かれて
生きている時間が苦痛で
考えても時間があってもどうにもならない
生命維持装置

きっと彼は
私にその一言を打った時

私に何かを付与して欲しかったんじゃなくて
3つ目の人間に落ちたくなかっただけなんだと

聞いたこともない海外のアニメの主題歌
虚栄のSNS

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咳をするみたいに

咳をするみたいに

さよならが喉の奥に
つっかえてしまって
咳をするみたいに
ありがとうって言ったの

私が失恋を決めた日に選んだ曲は
まさかのハッピーエンド

咳もできないこの世界線では
外で思って呟くことしか出来ない

ありがとう

あなたのおかげで私は本当に
ここぞという人と人とのタイミングの大切さと
相手の幸せを思う気持ちと
大切に扱ってもらう幸せと
一緒に眠る幸せと
キスの気持ちよさと
好きの幸福感と
他に

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私の全部

私の全部

私の全部
好きなもの
考え
やりたいこと
中身の薄さ
私という大したことのない
どうってことのない人間
自分を自分としても捉えられない
そんな私
私の全部

私の全部は
あなたが好きで
あなたとうだうだしてる時間が好きで
でも自分の決めた制限時間が来てしまって
あなたとの時間を失いたくなくて
でも私の全部を言うと
あなたはわたしのことなんてどうでもいいかもしれないのに
私のことなんてなんでもなくて

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分ける

分ける

分けること
それは話すことと同義だ

自分を分ける
自分の考えを話す
自分の好きを話す
自分の嫌いを話す

誰にでも分けられない
分けられる相手と分けられない相手と
分けられない私と分けない私と分ける私

無意識に使って
無意識に考えて
無意識に隠す

熱が出てるのに平気なふりして仕事に行く私と
熱が出ていることに大丈夫だと言っている私に気づく母

熱が出ていることを最初は相手に言わない私と
熱が

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私じゃなかったんだね。

私じゃなかったんだね。

告白などをした

負け宣告の
負け確定の
試合を申し込んだ

私にはどうしても時間がなくて
1人で強く歩いていた私に
戻れなくなる前に

彼は言った
考える

でもこう言ってた
酔ってた

でももう一回聞いてやった
考えるん?

そして言った
考えてるんやん

知ってたよごめんやん

彼はずるい人じゃない
意外と正義感が強くて
人のことおせっかい焼いてて
俺なんて何の価値もないしっていじけてる

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言の葉

言の葉

自己開示
勇気
意気地なし
信頼

言葉はいろんなものに挿げ替えられる



執着
嫉妬


言葉は本当に多面的だ

みんないろんな言い訳と
ここぞと言う時の武器と
共感の得やすい取り繕いで

巧みに操る

私にもできる
自分は意気地なしだと落胆する一方
本当は時期を見定めているだけ
でも自分の気持ちは実は誰にも話せない引きこもりで
だれのことも信頼していない

みんなどれだけの言葉で
自分

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なにを死に

なにを死に

みんななんのために生きてんだろ

ぼーっとカフェでコーヒーを飲みながら

愛やら
恋やら
死やら
絶望について

書いてある本を読みながら
詩ってある歌を聴きながら

みんな何をしに生きてんだろう
何がしたくて生きているのか

どうでもいい季節なのか
花の咲かない季節なのか

死は遠い
普段人を延命させている私が言うんだもの

死なせないように
生きているわけじゃない
死んでないだけ

私も呼吸器

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呪いみたいな

呪いみたいな

恋って呪いかも

昔はそう思ってた
どれだけ嫌いになりそうでも
一度本気で好きになった人のことを
嫌いにはならない呪い

恋って呪いだ

好きは呪いみたいに続いて
血液に回って
花畑を占拠する

きっと好き

好きになった瞬間を忘れない
ずっと一緒の脳の裏

好きだ

でも呪われたくない
彼に花畑を教えたくない

好きなのかな

交換できない
相談できない
対等になれない

恋ってやっぱり呪いだと

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響く

響く

たまに琴線がどうしようもない時がある

何を聴いても涙が出て
人混みではうまく息継ぎができなくて
ブラックが飲めなくなって

琴線は感情なのか

なんの名前もついていない糸は
ただ触れる

大袈裟に
大雑把に
いかにも繊細に
過敏に
女性的に。

どうしようもない波長は感情なのか

これはただの波長で
また退くまで待てば良いのかな
何にもない
海岸線まで引ききった時

誰が立っていて
誰が自分にな

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寄り添い

寄り添い

気持ちが近づいて
寄り添って
そんな時間や温もりに
言葉はついていない時

みんなどんな気持ちになるんだろう

私はいつからか感情薄く
気持ちになんとなくカバーをしながら
いつもブレないよう
人に期待せず
過ごしている
無意識下

誕生日の日は
にこやかな彼と
少しご飯を失敗しながらも
少しでも一緒にいられる時間を
大切にしながら過ごした

少しの態度に
ことばの節に
向けられる視線に

柔らかさ

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年齢

年齢

アフターピルを飲んだ

あまり経験がないのですが
いわゆる避妊に失敗して
貰いに行ったという形

相手はわたしの20個歳上で

女遊びが自分で趣味と豪語するほど
よくモテる人
かれこれ1年以上一緒に時間を過ごして
お互いまったく気を張らない間柄
飲み友達だし
ゲーム友達だし

セフレって行為をするための相手?
でも私たちはしないことの方が多いし
行為がしたくて会っているのではなくて
寂しさや気持ち

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