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意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。


2024年3月13日(水)朝の6:00になりました。

完全を求めるよりも、ワクワクする永遠の青さを。

どうも、高倉大希です。




意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。

数年前にテレビで聞いてから、いまでもずっと頭に残っている言葉です。


検索をかけると、ちゃんと当時の映像がみつかりました。

Salesforceという会社の「次の世界へ。 宣言篇」というテレビCMです。


外国語の中に日本語が混ざっているので、印象的だったのかもしれません。

いま見ても、とてもいいCMだなと思います。


ぼくは、じぶんが参考にする意見としては、『よりスキャンダラスでないほう』を選びます。『より正義を語らないほう』を選びます。『より失礼でないほう』を選びます。そして『よりユーモアのあるほう』を選びます。

糸井重里、古賀史健(2018)「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」ほぼ日


高校生のころ、学校が大嫌いでした。

はやく終わらないかなと、思い続けた3年間です。


授業時間は、まだましです。

席に座ってさえいれば、時が流れていくからです。


厄介なのは、休み時間です。

自意識過剰な少年にとって、10分という空白はあまりにも長かったのです。


ほどほどに長く生きていると、おいおいと泣くことでしか越えられない夜がどうしてもある。ただし、おいおいと泣く場所さえあれば、人はどうにか朝を迎えられる気がしている。

燃え殻(2023)「ブルーハワイ」新潮社


意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。

当時にこの強さがあれば、もっと有意義に過ごせていたのだろうなと思います。


べつに、後悔はしていません。

長い3年を乗り切ったという事実は、むしろ自信になっています。


The night is long that never finds the day.

よくもわるくも、いまの状況がずっと続くことなどないわけです。


私が考えてみますに人間が後世に遺すことのできる、そうしてこれは誰にも遺すことのできるところの遺物で、利益ばかりあって害のない遺物がある。それは何であるかならば勇ましい高尚なる生涯であると思います。

内村鑑三(1946)「後世の最大遺物 デンマルク国の話」岩波書店


どれだけ辛くても、目の前の世界は時と共に変わります。

どれだけ幸せでも、目の前の世界は時と共に変わります。


意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。

変化を拒むよりも、変化を楽しむ心を。


人間次第で、この世界は、まだおもしろくなる。

次の世界へ。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。