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好きになるのは努力です


2023年12月22日(金)朝の6:00になりました。

興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合が多いようである。

どうも、高倉大希です。




子どものころは、J-POPをバカにしていました。

大人になって、J-POPのすばらしさを知りました。


子どものころは、大衆文学をバカにしていました。

大人になって、大衆文学のすばらしさを知りました。


子どものころは、ずっと勘違いしていました。

J-POPや大衆文学がつまらないのではなく、自分がつまらなかったのです。


人間はなにも創造しない。ただ、発見するのみである。新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は、神の創造に寄与する。故に、独創とは創造の起源に還ることである。

外尾悦郎(2006)「ガウディの伝言」光文社


要するに、おもしろいかどうかを対象に委ねてしまっていたわけです。

自分の感覚を疑ってみようなどとは、これっぽっちも思っていませんでした。


そもそも見ようとしていない。

たったそれだけのことで、広い世界を自ら閉ざしていたのです。


とある芸人さんが、番組でこんなことを言っていました。

「おもしろくない人って、簡単に人のことをおもしろくないって言うんですよね」


世界は変えられる。自分が変わりさえすれば、いつだって変えられる。現在や過去、未来の仲間と一緒なら、なんだってできる。私たちは地上では欠けた弧。蒼穹の大きな螺旋に連なる一変の小さな弧。たとえ一部にしかなれずとも、後に続く者がいつかそれを完成してくれる。

孫泰蔵(2023)「冒険の書 AI時代のアンラーニング」日経BP


おもしろい対象に出会えたらラッキー。

おもしろい対象に出会えなかったらアンラッキー。


対象に委ねるということは、運に任せるということです。

ラッキーだけを大事に抱え、アンラッキーを排除します。


そうして、せまい世界の中で生きづらいと嘆きます。

自らつくった囲いの中で、せまいせまいと嘆くのです。


名前は徐々になじんでくるんですよ。わりと早い段階で「この名前を好きになろう」と決めましたし、ほかにはない自分だけの名前があることに、居心地のよさを感じることもできました。

糸井重里、古賀史健(2018)「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」ほぼ日


「真の発見の旅とは新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」

フランスの作家であるマルセン・プルーストの言葉です。


どうしたって、つまらないものもたしかにあります。

それは、自分の力不足です。


真の発見の旅とは、新しい目で見ることなのだ。

好きになるのは努力です。






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