疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う
2023年8月5日(土)朝の6:00になりました。
健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。
どうも、高倉大希です。
ゴロゴロと大きな音を鳴らす空を見て、先人たちはブルブルと震えていました。
わたしたちは、理由がわからないものに対して、つよく恐怖を抱きます。
だからこそ、彼らは一生懸命に説明しました。
雲の上にいる大きな男が、大きな太鼓を叩いているにちがいない。
その大男は、どうやらパンチパーマらしい。
その大男は、どうやら虎柄のパンツを穿いているらしい。
だから空からゴロゴロと、あんなに大きな音がする。
先人たちは、どうにか理由をこしらえて、安心しようとしたわけです。
雲に含まれる氷が衝突することで、静電気が発生する。
その静電気がまわりの気温を急激に高め、空気が膨張し、振動が起こる。
だから空からゴロゴロと、あんなに大きな音がする。
時は流れ、わたしたちは納得できる理由をみつけられるようになりました。
「なぜ?」という問いを重ねていけば、情報をより深く理解することができるようになるわけです。
いまでは多くの「なぜ?」が解明されて、「当たり前」になりました。
わたしたちは「当たり前」に対して、なかなか疑問を抱くことができません。
「なぜ?」なんて問わなくてたって、たしかに生きていくことはできます。
しかし、「なぜ?」を問わないということは、理由がわからないまま生きるということと同義です。
「なぜ?」を問わねば、自分の言動の理由がすべて「みんなが言っているから」か「だれかに言われたから」になってしまいます。
疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う。
なにより、問わねばつまらないのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。