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サービスモデルとビジネスモデルの考え方

サービスモデルとビジネスモデルの考え方

現状Moonshotでは、アドバイザーの契約企業が10社、スタートアップのエンジェル投資先が20社ほどになり、年間30プロジェクトの問題解決の仕事をしています。
その中でもかなりの頻度で語られる「サービスモデルとビジネスモデルの考え方」について、いつも同じ話をするのでここに書いておきます。

はじめに知っておいて欲しいことこの考え方は基本的には大企業の新規事業でも、スタートアップでも同じ事だと思っ

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本物と本音に迫るためのユーザーリサーチ

本物と本音に迫るためのユーザーリサーチ

ユーザーリサーチを日頃から行っている方は多いのではないでしょうか?

・アンケート
・ユーザーインタビュー
・行動観察調査
etc

基本となるリサーチはたくさんあり、どれも実施をするべきことです。

ユーザーの思考や行動を『事実として確かめる』ことがユーザーリサーチにおいては重要だと言われています。実際に重要です。

しかし、最近思うことがあります。

普通のリサーチだけでは、他社と同じことを実

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仮説力を強化する「バックフローシンキング」

仮説力を強化する「バックフローシンキング」

自己紹介(株)秤 代表の小川と申します。マーケティングにおけるデータ分析を軸にしたコンサルティング支援を軸に、戦略から戦術まで幅広く関わってきました。過去、電通グループに在籍した際に高度なリサーチに伴う多変量解析や数理モデルなど、「マーケティングサイエンス」を学ぶ必要性に駆られて学びはじめ、「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」を出版しました。

マーケティングROIを定量化し予算配

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未来に新たな価値をつくる4つの政策を図解でまとめました

未来に新たな価値をつくる4つの政策を図解でまとめました

先日、新たな取り組みである「政策図解」を始めたnoteを公開しました。

追記:
ついに「政策図解」が本になりました。これまでnoteで書いた記事を大幅加筆して生まれました。社会のしくみがみえてくる、50の政策を図解した本です。よければぜひご覧ください!

公開後に多くの方に見ていただき、本記事の公開時点で500以上のスキをいただきました。政策をシンプルに表現することに対して、思った以上にニーズが

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社内向け事業計画書は「働きアリの法則」で書こう

社内向け事業計画書は「働きアリの法則」で書こう



新規事業領域での事業計画書には、(1)金融機関やVCなどから融資を得るため、(2)取引先やパートナー企業から協力を得るため、(3)社内に対して事業承認や進捗報告を行うため、(4 )創業時に起業家が自分自身のため作る、の大きく4種類があります。

今回は(3)の社内向けの事業計画書について。
あまり語られていない印象ですが、社内向けの事業計画書は、社外向け事業計画書とは「留意すべき点」が違います

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