がじゅまる

四国の病院で「人に何かを伝える難しさ」と格闘しています。読書が好き。文章を書くのが好き…

がじゅまる

四国の病院で「人に何かを伝える難しさ」と格闘しています。読書が好き。文章を書くのが好き。人と話すのが好き。最小文字数で最大効果を発揮するような小気味良い切り返しをしてくる人が好き。焼肉が好き。コーヒーが好き。女性だけど、女性が好き。

最近の記事

リングフィットアドベンチャーという名の安全ドラッグ

こんばんは。今日もお疲れ様です。 今年の夏もまぁ暑かったね。外出たら死ぬレベルでね。でも家の中に居続けても暇で死ぬよね。そしていつにも増して運動不足にもなるよね。でも自粛&猛暑で外へ出られない。そんな2020年7月。リングフィットアドベンチャーを買いました。 もともとジムに行きたいな~と思い続けて半年ほど経過していた時期ではあった。なんかこっぱずかしくない?ジムってさ。それ用のウェア買って着るのも恥ずかしいし、秒で息上がっちゃうのも恥ずかしいし、イヤホンつけたりして走るの

    • 何のために働くのか

      と、いうことについて自分なりに考え抜いた結果、現在の職場を退職することに決めたのが今年の3月。4月に人事に申し出て、今月末で晴れて退社となる。 働く理由なんて生きるために決まってる。人生を楽しむために決まってる。だから会社に虐げられて割に合わない仕事を続けることには何のメリットもない。自分の生活が崩れて、精神を壊してまで続けなきゃいけない仕事なんてない。加えて給料が安いなら秒で辞めるべきだ。人生を楽しむには金と時間が必須だ。 苦労することを美しいと思ってはいけない。心が耐

      • 家族からの解放

        妹が再婚するらしいことを数か月前に母から聞いた。いや、もうしたのかもしれない。詳しいことはわからない。 妹は一昨年離婚し、地元を出て、東京で今度再婚するだかしただかの相手と同棲している。前の連れ合いとの間に設けた2人の子どももすくすくと育っていて、上の子は今年の4月に小学校に上がった。 妹は弱かった。世間知らずだし、想像力が足りなかった。優しい性格で愛嬌もあるが、物事の考え方や捉え方は幼稚だった。一昨年の離婚劇や突然の上京の経緯なんかは、2児の母としての覚悟が感じられない

        • クリムトグリッターケース。綺麗。ずっと見てられる。

        リングフィットアドベンチャーという名の安全ドラッグ

          ノータイトル

          彼女の寝息を聞きながら飲むコーヒー。 愛おしい髪の生え際。 睫毛に触れたいのをこらえて、 人差し指の背で頰をなでる。 君が後輩だった頃、私は深く傷ついていた。 愛でしか癒えない、真新しい傷を抱えて。 花が揺れるように、蝶が羽ばたくように、 戸惑い悩みつつ、だけどとても自然に、 君は私のそばにいる。 睫毛に触れたいのをこらえて、そっと頰をなでる。

          ノータイトル

          椎名林檎の「俺の女感」は異常

          椎名林檎に出会ったのは中学校1年生の時。それまでは宇多田ヒカルに心酔しきっていた私に、ある友達が勧めてくれたのがきっかけで聴くようになった。はじめのうちはその表現手法のクセと、これまで宇多田ヒカルを至高の存在として愛聴してきたプライドみたいなものが邪魔して、林檎さんの曲をすんなり聴くことができなかったものだが、今ではすっかり2大歌姫として崇め奉っている。 いや、歌姫どころの騒ぎじゃない。もはや私の中では、この二人が日本音楽界の金剛力士像的な立ち位置である。阿吽の金剛力士歌姫だ

          椎名林檎の「俺の女感」は異常

          宇多田はお薬、林檎は麻薬。 お二人ともサイコウ!!!!

          宇多田はお薬、林檎は麻薬。 お二人ともサイコウ!!!!

          ビアンバーに日本の未来を見た

          セクマイの悩みあるあるに「ストレートの子を好きになっちゃって苦しい」「恋愛対象になれなくて悲しい」というのがあるけど、これってフェムの人だけかね?私はストレートの人しか好きになれなくて、これまで好きになったのは全員ストレートの女性だったんだけど、運のいいことにその全員と付き合うことができた。結局のところ私がボイ系なので、男の人の代替品だっただけなのだろうと思ってはいるけど。(別れ方もそんな感じだった。泣き濡れた。) まあそれはさておき、この間彼女と一緒に新宿二丁目デビューし

          ビアンバーに日本の未来を見た

          オオニセレズビアンモドキ〜自認と初めての拒否〜

          私が自分をレズビアンかもと自覚したのは、中学1年生の時。 まず、同じクラスになった他の小学校出身の女の子に、非常にときめいた。付き合いたいとかまでは思わなかったが、えぇ...可愛い...ずっと見れる...なに...と胸が高鳴った。もちろん積極的に話しかけ、笑わせて、女友達としてはすぐに仲良くなった。この時点では彼女のことを恋愛対象として好きなんだとは全く考えていなかった。もちろん自分をレズだとも思っていない。ただ毎日可愛い友達と過ごせて楽しかった。目の保養だわ〜と思っていた。

          オオニセレズビアンモドキ〜自認と初めての拒否〜

          結婚について 2

          前回の続きです! というわけで往々にしてこういうしちめんどくせーことを言っておくと、皆それ以上の追求をやめてくれる。さぞ嫌な女度100パーセントで映っているであろう私だが、でも今これを書きながら、まあ全部本心なんだよなぁと思っている。そして同時に、好きになった人と結婚することが許されていて、今まさに結婚しようとしてる人たちには、結婚という長い旅の中で抱えることになるかもしれない様々な不満や不安や危機や怖いことを度外視させるほどの喜びや期待や希望やワクワクなどのスーパーキラキ

          結婚について 2

          結婚について 1

          さて前回述べたとおり、かわいい彼女とハッピーホーム(比喩)でハッピーライフ(事実)を送っている私だが、懸念もある。実はほとんどの人に対してカムアウト出来ていないのである。 私が女性と付き合っていることを知っているのは、今は皆遠くに住んでいる大学時代の友人たち数名と、同じくLでかれこれ10年ほど彼女と付き合っている職場の後輩だけだ。両親を含むその他の人々は、概ね私のことを「結婚に興味がなく、一生一人で生きていくつもりのめちゃくちゃ強い女」か「結婚・出産について真面目に考えよう

          結婚について 1

          彼女が可愛すぎるのですが

          今の彼女と同棲し始めて3年、付き合い始めてからは4年が経った。彼女は元々ストレートで、私と付き合うまでは彼氏がいた。なんなら学生時代から付き合ってたその彼を追いかけて、縁もゆかりもない土地で就職したのであって、控えめに言っても結婚まで秒読みだった。その職場で私に出会い、捕まってしまったと言うわけ。 素直で、無垢で、裏表がなく、真面目で、不器用で、優しくて、臆病で、ちょっと天然な彼女のことを、好きになった。水のように透き通って、キラキラと輝いて見えたし、一緒にいると浄化される

          彼女が可愛すぎるのですが

          この備忘録が始まりかも

          なんじゃこれと思うだろうけど、読んでみて。 ---------------- 思春期のような気分 思想から言葉は生まれるのかしら 言葉から思想が生まれるのかしら 出ちゃったもんは引っ込められないのに 引っ込めたい思いばっかり先に立つ 思春期のような気分 自分は前からこうだったような でも一生、本当の意味ではそうなれないと自覚してるような なんにでもなれるのになんの真似もしたくない そんな奴ぁ一歩だって歩けないってこと 思春期のような気分 近寄らないでほしい 見捨

          この備忘録が始まりかも