garuboruの映画と酒と日記

いつも映画館にいます。カルチャーを偏愛しています。

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映画オールタイム・ベスト(2022年4月9日ver)

ふと思い立って深夜の勢いで書き出した、僕の愛してやまない映画たち100本。頭に浮かんだ順。日々入れ替わる。 ストップ・メイキング・センス(ジョナサン・デミ) アメリカン・ユートピア(スパイク・リー) きみの鳥はうたえる(三宅唱) はじまりのうた(ジョン・カーニー) シルビアのいる街で(ホセ・ルイス・ゲリン) ミツバチのささやき(ビクトル・エリセ) アメリカの影(ジョン・カサヴェテス) オープニングナイト(ジョン・カサヴェテス) こわれゆく女(ジョン・カサヴェテス) ハッピー

    • 5月7日(土) 熊本日記② 移住を考える

      天草2日目。いい場所なので、もう1泊も考えたが、同じホテルの部屋が空いておらず、天草の西の果ての温泉宿を予約する。 でも今日は気になっていた「本屋と活版印刷所」さんへ行きたかったのでホテルに車を置かせてもらいてくてく歩く。その地でしか買えない本なんてほとんどないはずなのに、それでも旅先で本屋さんばかりに行ってしまう。丁度その頃、柿内さんがツイートで「この地で買ったという記憶」と紐付けられると言っていてほんとそのとおりだなと思う。 本屋と活版印刷所は、ミシマ社専門の本屋さん

      • 5月5日(木)-6日(金):熊本日記①

        しばらく日記が溜まってしまったのでまとめて消化するスタイル。「真犯人フラグ」からの「あなたの番です」が面白すぎて、時間が溶けていった。 5/5(木) 朝起きたらすでにまりなはいなくて、無事帰れてよかったと思う。宮崎から熊本でバスに乗り、その間もずっと「真犯人フラグ」。超おもしろい。 チェックインして、橙書店に向かうも営業してなかった。そのまま、以前サウナ好きの友人がシェアしていたサウナーの西の聖地と言われている湯らっくすまでぷらぷらと歩く。サウナはバッキバキに決まって、呼吸

        • 2022年5月3日(火) 宮崎旅日記、どこにいってもいつも本屋さんにいる。

          朝起きて、冷や汁。酔っ払った次の日には丁度いい。昼は特にやることもないので散歩がてらツタヤの本屋を軽く見まわった後、いつものようにスタバでコーヒー。宮崎の女の子はみんなかわいいが、スタバにいる子はその中でも一際抜けている。金沢にいても男はカッコいいが、女子はうーんと思うばかりで、宮崎は逆の印象。男はどこか垢抜けない、ヤンキーっぽい雰囲気。 スタバでは、伊藤計劃の「ハーモニー」を読み終える。10年ぶりに再読。 医療をやっていてはじめて気づいたのだが、この小説で描かれるディス

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        映画オールタイム・ベスト(2022年4月9日ver)

          2022年5月1日(日) 「親密さ」「カモン カモン」

          朝起きて、本当はジャック&ベティでやっている柳下美恵伴奏のルビッチ「陽気な巴里っ子」に行こうとしていたのだが、目の前で電車を逃し、上映時間に間に合わなくなる。 映画が観たいので、さて何を観ようかなと思う。久々に映画機運だったし、今日はファーストデイだったので3本くらい観れるな〜という気分だったので、映画.comを開き上映情報を見ると、横浜シネマリンで「親密さ」がやっているではないか。 いまここで見るときだと思う。「親密さ」は以前、阿久津さんからDVDを借りて小さなテレビ画

          2022年5月1日(日) 「親密さ」「カモン カモン」

          2022年5月2日(月) 初の宮崎、ニシタチナイト

          真犯人フラグにはまっている。 宮崎に経つ前も、羽田空港のラウンジで真犯人フラグ。ドラマやゲームにはまると、日記を書く時間や映画を観る時間、はては睡眠時間を失っていくのつらい。 ドラマは終わりがあるからまだマシか、スマホゲームはアプリ削除する意思決定をするまでずっとしんどい。シヴィライゼーションに何度人生を狂わされたことか。意思が弱いので自分のもうやらないは信じていない。 なぜか飛行機の出発時刻までに搭乗口に着いていればいいと完全に勘違い。一体何回飛行機に乗っているというんだ

          2022年5月2日(月) 初の宮崎、ニシタチナイト

          2021年4月21日(木) 「あの人なんで女なのにタバコを吸うの?」と子供は。

          仕事を終え、今日は21日だったので北千住へ向かう。 先日の日記祭で「町でいちばんの素人」を柿内さんから購入した際におまけでもらった「H.A.Bノ冊子」第13号を移動中に読んでいると、小野寺伝助の「続・クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書」の中で、金子文子の「何が私をこうさせたのか」についての文章を読みながらうるっとする。 金子文子は、親の暴力や家庭環境の悪さから、一度は入水自殺を試みるが、ここで死んだらいけない・同じように苦しんだ人と一緒に復讐せねば、と考える。 そ

          2021年4月21日(木) 「あの人なんで女なのにタバコを吸うの?」と子供は。

          クリステンセンは好きだけど、「ジョブ理論」は疑っている。

          最近毎日具合が悪い。月曜日は特にそう。気圧のことを調べ始めると、泥沼感があるので、気圧は調べないと決めている。 阿久津さんとMTGして、ロジャー・マーティンさんの戦略フレームワークについてうんうん唸る。なんかいい話だったな〜 阿久津さんの読書日記を読んでいて紹介されていたこちらの記事を購入して読んで、わーすごいロジャーさんの書いていることがわかる、わかるぞ!と前日に思ったのと同時に、noteはビジネス系の記事が集まる場所なんだなとあらためて思う。カルチャーの記事はほとんど

          クリステンセンは好きだけど、「ジョブ理論」は疑っている。

          2022年4月17日(日) TITANE/チタン

          目覚ましをかけない日はよく寝れるので、今日はぐっすりと寝て起きたらお昼だ。今日は体調がよければ「TITANE」を見に行くぞ、と昨夜から決めていたので、すぐに準備をし有楽町へ。 お昼ははなまるうどんでサラダうどん、もはや美味しいとは全く思わないのだがビールばかり飲んでいる身体にせめて野菜をという贖罪の気持ちで食べている。しかしほとんど油のかたまりのような野菜かき揚げを食べるし、むしろネガティブインパクトの方が大きい気もする。 最近はカフェインをとらねば目が覚めない感じが続い

          2022年4月17日(日) TITANE/チタン

          2022年4月17日(土) 「ベイビーわるきゅーれ」「黄龍の村」(阪元裕吾)

          早めの時間からビールを飲みはじめて最近毎日飲んでいる。今日の一杯目は山王ブルワリーのKAORUという銘柄で、こういうIPAがもっと飲みたい。 noteをはじめて1週間経って、映画を観るか酒を飲むかしないと日記に書くことがないとわかったので、このブログの名前を「映画と酒の日記」に変更した。 それで今日は目黒シネマで阪元裕吾監督の特集があると知り、「ベイビーわるきゅーれ」はジャック・アンド・ベティで予告編を何度か観ていたし、それを知りながら見逃していて、そのときは阪元裕吾の名

          2022年4月17日(土) 「ベイビーわるきゅーれ」「黄龍の村」(阪元裕吾)

          2022年4月15日(金) 固有名詞を武器にする

          れーやとの興奮を引きずる形で前日は眠りが浅く、朝から具合が悪い。こういうときZoomMTGはこういうとき画面をオフにできるから便利だ。具合が悪そうな表情を見たい人は誰もいない。 少し仮眠をすると、午後は緊急対応に追われ、仕事関係の飲み会に向かう。体調のせいも幾分あっただろうか、まだまだセルフコントロールが甘く、不遠慮な質問に対して、少しイラッとしつつ回答してしまう。息が上がる。こんなタバコ臭い個室ではなく、オープンテラスで飲みたい。そういう意味でも北千住の親不孝通りは、オー

          2022年4月15日(金) 固有名詞を武器にする

          20220414

          このままじゃいけないと思っているときに、上の立場に対して違うと言うことは誰だって怖い。それでも違うと言うことをラストマンシップというらしい。 職場にひとり、経営者に対してもちゃんと違うとを言える人がいて、その人は戦略コンサル出身なんだけど、まだ20代でそれができてすごいと思う。 戦略コンサルにいるとこのラストマンシップが身につくとどこぞやのTwitterで見たので、てっきり自然にできるものだと思っていたが、別の先輩は誰だった逆らうことは怖いし、あの子はこのままじゃつぶれるで

          20220410

          朝起きたらもうすっかり10時を回っており、今日は下北沢BONUS TRACKで日記祭というイベントに行こうとしていたし、11時からのトークショーが見たかったんだけどうちから下北沢までは1時間かかるし早々に諦めた。 それでも、12:30からのfuzkueの阿久津さんと「プルーストを読む生活」の柿内さんのトークをとても楽しみにしていたので、それには行きたいなーと思っていた。朝からカレーを作るまりなに「いけるー?」と聞くとと、振り向いた顔は化粧済みで、もう準備はできてる!、という

          20220409

          土曜の朝から仕事というか外の方とのMTGを終え、気づくと11時になっていた。北千住をレペゼンする酒飲みの魔女っこれいさんのトークショーに行きたくて阿佐ヶ谷まで行く予定なのだが、そのイベントは12:30開始で、私の家から阿佐ヶ谷までは1時間以上かかるし、家を出る手前で鍵が見つからなかったりとほんとにギリギリだった。 西日暮里で乗り換えをミスって、「池袋方面」ではなく「東京方面」に乗っていたのに気づいたのは神田駅に到達してからで、既に開演時間が間に合わないことは明白になった。

          20220408

          日記を書きたい。柿内正午さんの「プルーストを読む生活」をfuzkueで読んで、そう思ってから数週間たって、まだ僕は日記を書かない。重い腰が上がらない。 そんな中、昨夜、レオス・カラックスの新作の「アネット」を観て、久々にこうして文章を書き始めた。アネットはとてもつもなく楽しいが、何の映画か?と聞かれるとうまく答えられない。 「ミュージカル」だなんて簡単にくくれる映画ではない。ロックオペラ?なんだそりゃ。アダム・ドライバーを「コメディアン」だなんて括ることはできないように。