幻想絵画工房 note版

普段は水彩画をメインとした画家、それと武術教室を主催しております。海外生活が長かったこ…

幻想絵画工房 note版

普段は水彩画をメインとした画家、それと武術教室を主催しております。海外生活が長かったことや長年美術史について学んできた経験を生かしてこちらのnoteでは美術館を効率的に廻る方法や海外での危機管理などについて発信いたします^^。

マガジン

  • ヨーロッパ美術館巡り旅行で注意すべき詐欺

    ヨーロッパ美術館巡り旅行で注意しなければいけない詐欺の事例などの記事をまとめました^^。

  • 格安でヨーロッパへ美術館巡り旅行するためのノウハウ

    出来るだけお金をかけずにヨーロッパ美術館巡り旅行するための方法をまとめた記事ばかりを揃えました^^。

記事一覧

芸術家レンブラントを敏腕ビジネスマンとして考察しました

 オランダの画家レンブラントはビジネスマンとしても大変に優れた才能を持っており、裕福な商人からの支援を受けながら絵を描き、成功を収めました。  レンブラントの才…

レンブラントの世界を体験しよう:アムステルダムのmuseum Rembrandthuisを訪れる

 オランダの画家レンブラント・ファン・レインが1639年から20年間住んでいた豪邸は最終的には生活苦で手放すこととなってしまいましたが、現代ではmuseum Rembrandthuisと…

中世都市レイデンでレンブラントの足跡をたどる」

 オランダの都市レイデンはレンブラントの故郷であり、彼の足跡を辿ることができる場所がいくつか存在します。  ヤング・レンブラント・スタジオは芸術を学んだアトリエ…

レンブラントの血を引く青年 芸術への思いを語る

 オランダの巨匠レンブラントには直系の子孫はいません。  レンブラントの子供達のうち、成人されたのは2人だけであり、その2人も若くして亡くなりました。  レンブ…

"芸術と欲望の間で揺れるレンブラント:クズエピソードを紐解く"

 歴史上の偉人たちには立派な人物として知られている、だけど実はクズだったというエピソードがたくさん存在します(^ー^;。  マザーテレサ、ガンジー、ミケランジェ…

パリで美術館巡りをする観光客が間違いがちなこと7選

 数多くの著名な芸術家を輩出したパリは美術好きな人にとって大変に魅力的な都市です^^。  訪れるべき美術館がたくさんあり、またパリという都市自体が一つの巨大な美…

アメリカ合衆国で訪れるべき10の美術館と博物館

 こちらの記事ではアメリカで訪れるべき10の美術館、博物館について解説いたします。  本記事の作成に際し、以下↓の動画を参照させていただきました。  ちなみに英…

美術館巡り中の観光客を狙ったスリの手口5選

 よっぽど運が悪くない限りは旅行中に財布を盗まれたりなんかしないと思いがちですが、スリの技術は大変に巧妙で盗みを生業としているプロ達の技術には思わず関心してしま…

続:観光客が歴史的美術品にしたバカな行ない 5つ 

 こちらは「観光客が歴史的美術品にしたバカな行ない 10選」という記事の続編になります^^;。  海外に出かけて何となく気が大きくなってしまうというのは分かるの…

ロンドンで美術館巡り中の観光客を狙った最悪の詐欺手口10選

 前回の記事「イギリスで美術館巡りする際に気をつけるべき詐欺の手口5つ」を作成中に同じテーマの興味深い動画をみつけましたのでそちらの内容を翻訳してご紹介いたしま…

イギリスで美術館巡りする際に気をつけるべき詐欺の手口5つ 

 イギリスは大英博物館やナショナルギャラリーをはじめとして魅力的な美術館が多くありまして美術マニアにとって大変におすすめの観光国です。  ただフランスやイタリア…

「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア

 こちらの記事ではつい先日まで世田谷美術館で開催されてました「出版120周年 ピーターラビット(TM)展」に関連してピーターラビットの作者ビアトリクスポターさんについて…

美術館のテーマパーク:ベルリンのミュージアムアイランド”ムゼウムスインゼル島”(博物館島)

 本日はベルリンのミュージアムアイランドと呼ばれるムゼウムスインゼル島について解説いたします。    日本語ではムゼウムスインゼル島に「博物館島」という名称が使わ…

格安でローマの美術館巡りをするためのお得情報5選

 以前書きました「ローマへ安く美術館巡り旅行するには?」という記事の続編です。  芸術好きにとって大変に魅力的なローマをいかに格安でお得に旅するかを詳細な解説を…

アムステルダムへ美術館巡りする人が「してはいけないこと」と「絶対にしてはいけないこと」5つ 

 オランダのアムステルダムは世界的に有名なアムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館など芸術好きには大変魅力的な美術館が多数あります。  また、アムステルダムという…

京都の美術館をお得に巡るための7か条

 関西を旅行するとどうしてもお金が多くかかりますが、特に京都は世界中から観光客の訪れる大人気の旅行先なので油断すると一気に予算がなくなります(T-T。  こちらの…

芸術家レンブラントを敏腕ビジネスマンとして考察しました

芸術家レンブラントを敏腕ビジネスマンとして考察しました

 オランダの画家レンブラントはビジネスマンとしても大変に優れた才能を持っており、裕福な商人からの支援を受けながら絵を描き、成功を収めました。

 レンブラントの才能はかなり若いうちから認められ、豪華な家を購入するほどの地位を築きました。

 また、多くの弟子を育てることでも知られています^^。

 レンブラントのビジネスモデルは緻密に計画されており、弟子たちとの共同制作によって多くの作品を制作・納

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レンブラントの世界を体験しよう:アムステルダムのmuseum Rembrandthuisを訪れる

レンブラントの世界を体験しよう:アムステルダムのmuseum Rembrandthuisを訪れる

 オランダの画家レンブラント・ファン・レインが1639年から20年間住んでいた豪邸は最終的には生活苦で手放すこととなってしまいましたが、現代ではmuseum Rembrandthuisという名称の美術館となって観光客で賑わっています。

 外観は17世紀の豪華な建物で、内部は当時の家具や装飾で再現されています。
 レンブラント自身や彼の弟子たちの絵に基づいて内部が再現されているため、当時の生活を感

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中世都市レイデンでレンブラントの足跡をたどる」

中世都市レイデンでレンブラントの足跡をたどる」

 オランダの都市レイデンはレンブラントの故郷であり、彼の足跡を辿ることができる場所がいくつか存在します。

 ヤング・レンブラント・スタジオは芸術を学んだアトリエとして知られており、レンブラントの作品に影響を与えた師匠スヴァーネンブルフとはどのような人物だったのかを断片的に知ることができます。

 ライデン・ピテルス教会は彼にとって重要な場所であり、彼の両親もここで結婚しました。

 ライデン大学

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レンブラントの血を引く青年 芸術への思いを語る

レンブラントの血を引く青年 芸術への思いを語る

 オランダの巨匠レンブラントには直系の子孫はいません。

 レンブラントの子供達のうち、成人されたのは2人だけであり、その2人も若くして亡くなりました。

 レンブラントの孫たちも若いうちにお亡くなりになり、直系の子孫は途絶えたと言われております(T-T。

 しかしながら、心理学の学生でいらっしゃるベンソン・ファン・デル・ビジュ氏は、レンブラントの血縁者であることが判明いたしました。

 レンブ

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"芸術と欲望の間で揺れるレンブラント:クズエピソードを紐解く"

"芸術と欲望の間で揺れるレンブラント:クズエピソードを紐解く"

 歴史上の偉人たちには立派な人物として知られている、だけど実はクズだったというエピソードがたくさん存在します(^ー^;。

 マザーテレサ、ガンジー、ミケランジェロ、モディリアーニなどがその一例です。

 レンブラント大先生も例外ではなく、お金と女性にだらしない一面を持っていました。

 経済的に成功し豪華な生活を送る一方で、女性問題や浪費癖により没落したのです。

 クズエピソードの一例として、

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パリで美術館巡りをする観光客が間違いがちなこと7選

パリで美術館巡りをする観光客が間違いがちなこと7選

 数多くの著名な芸術家を輩出したパリは美術好きな人にとって大変に魅力的な都市です^^。

 訪れるべき美術館がたくさんあり、またパリという都市自体が一つの巨大な美術館となっていると言っても過言ではないほど芸術的な都市です。

 ただ、パリに行く前にある程度の事前情報を得ていないと効率の悪い観光の仕方をしてしまったり、場合によっては時間的にも金銭的にも大きな損をしてしまいます(;-;。

 こちらの

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アメリカ合衆国で訪れるべき10の美術館と博物館

アメリカ合衆国で訪れるべき10の美術館と博物館

 こちらの記事ではアメリカで訪れるべき10の美術館、博物館について解説いたします。

 本記事の作成に際し、以下↓の動画を参照させていただきました。

 ちなみに英語では美術館も博物館も同じmuseumという単語を使いますのでこちらのランキングには美術館も博物館も”いっしょくた”になっています^^。

 アメリカ合衆国で訪れるべき10の美術館、博物館 その1:メトロポリタン美術館

 アメリカでは

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美術館巡り中の観光客を狙ったスリの手口5選

美術館巡り中の観光客を狙ったスリの手口5選

 よっぽど運が悪くない限りは旅行中に財布を盗まれたりなんかしないと思いがちですが、スリの技術は大変に巧妙で盗みを生業としているプロ達の技術には思わず関心してしまいます。

 ヨーロッパにはスリを養成する学校まであるという話ですので人からお金を盗む訓練を積んだ熟練の技術から”盗みの素人”である僕たちが身を守るのは至難の業です(--;。

 ただこちらの記事にて紹介します手口を頭に入れていただいて日頃

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続:観光客が歴史的美術品にしたバカな行ない 5つ 

続:観光客が歴史的美術品にしたバカな行ない 5つ 

 こちらは「観光客が歴史的美術品にしたバカな行ない 10選」という記事の続編になります^^;。

 海外に出かけて何となく気が大きくなってしまうというのは分かるのですが、だからと言って歴史的に価値のある美術品に傷をつけるのは本当にけしからんと思います(--;。

 こちらの記事の作成にあたり上記動画の内容を参照させていただきました。
 新たな情報も付け加えられる形とはなりますが、内容が大きく被る点

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ロンドンで美術館巡り中の観光客を狙った最悪の詐欺手口10選

ロンドンで美術館巡り中の観光客を狙った最悪の詐欺手口10選

 前回の記事「イギリスで美術館巡りする際に気をつけるべき詐欺の手口5つ」を作成中に同じテーマの興味深い動画をみつけましたのでそちらの内容を翻訳してご紹介いたします。

 ロンドンで観光客を狙った最悪の詐欺手口10選

 こちらは3年前の動画ですのでもしかすると今はもう少し状況が違うかもしれませんが、ロンドンへ美術館巡り旅行される予定の方は頭に入れておいていただいた方が良い情報だと思いました。

 

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イギリスで美術館巡りする際に気をつけるべき詐欺の手口5つ 

イギリスで美術館巡りする際に気をつけるべき詐欺の手口5つ 

 イギリスは大英博物館やナショナルギャラリーをはじめとして魅力的な美術館が多くありまして美術マニアにとって大変におすすめの観光国です。

 ただフランスやイタリアなどの詐欺大国と比べたらまだマシなものの、イギリスでも観光客からお金を騙しとってやろうとする不届き者はそこそこいます(--;。

 こちらの記事では海外旅行経験豊富な知人より得た情報を元にイギリスで美術館巡りをする際に気をつけなければいけ

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「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア

「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア

 こちらの記事ではつい先日まで世田谷美術館で開催されてました「出版120周年 ピーターラビット(TM)展」に関連してピーターラビットの作者ビアトリクスポターさんについてのトリビアをご紹介いたします。

 ちなみに印象としてはビアトリクスポターさんは気難しい人物だったようでしてそんな気難しいエピソードに関してもこの先に機会がありましたら色々ご紹介したいと思います。

 どうしても「芸術家=変人」とい

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美術館のテーマパーク:ベルリンのミュージアムアイランド”ムゼウムスインゼル島”(博物館島)

美術館のテーマパーク:ベルリンのミュージアムアイランド”ムゼウムスインゼル島”(博物館島)

 本日はベルリンのミュージアムアイランドと呼ばれるムゼウムスインゼル島について解説いたします。
 
 日本語ではムゼウムスインゼル島に「博物館島」という名称が使われているそうです。

 ムゼウムスインゼル島は5つの美術館と博物館があり、ベルリンで最も観光客の多い観光地だと言われています。

 こちらは残念ながら僕自身が訪れたことのないため、記事の執筆にあたって実際にベルリンのミュージアムアイランド

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格安でローマの美術館巡りをするためのお得情報5選

格安でローマの美術館巡りをするためのお得情報5選

 以前書きました「ローマへ安く美術館巡り旅行するには?」という記事の続編です。

 芸術好きにとって大変に魅力的なローマをいかに格安でお得に旅するかを詳細な解説を交えながら語りたいと思います。

 ちなみにこちらの記事は「ローマへ安く美術館巡り旅行するには?」を書いた時とは別の方からいただいた情報を元に作成しておりますので以前の記事とはやや意見の食い違う点も出てくるかもしれません点はご了承お願いし

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アムステルダムへ美術館巡りする人が「してはいけないこと」と「絶対にしてはいけないこと」5つ 

アムステルダムへ美術館巡りする人が「してはいけないこと」と「絶対にしてはいけないこと」5つ 

 オランダのアムステルダムは世界的に有名なアムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館など芸術好きには大変魅力的な美術館が多数あります。

 また、アムステルダムという都市自体が芸術と言いますか、どこに行ってもオシャレな街並みが続いていると聞きます。

 余談ですが、ゴッホは英語では「ゴー」と発音します。
 なのでたぶんアムステルダムでゴッホと言っても通じません^^;。

 こちらの記事では「アムステル

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京都の美術館をお得に巡るための7か条

京都の美術館をお得に巡るための7か条

 関西を旅行するとどうしてもお金が多くかかりますが、特に京都は世界中から観光客の訪れる大人気の旅行先なので油断すると一気に予算がなくなります(T-T。

 こちらの記事を書き終えて気づいたのですが、食費を減らすための内容が多く、京都旅行でお金を使い過ぎないようにするには食費をいかに抑えるかが重要だと気付きました。

 あとお土産も良い物が揃ってますので誘惑を避けるためにもお土産屋さんに近づかないほ

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