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7インチ盤専門店雑記530「憧れのジョージア(&京都)」
トーク・イベントでブラック・ミュージックの特集をやるにあたり、いろいろチェックしていて気がついたのですが、何か同じような作業をしたような記憶が蘇ってきまして、「そうか、ラジオか」となっております。100本近く番組を作ったわけですから、いろいろな特集をやっております。似たような内容のものがあって当然です。
一年半ほど前に「70sソウル特集」をやったときのプレイリストがnoteにも残っておりまして、
7インチ盤専門店雑記529「ブラック・ミュージックのLP」
ブラック・ミュージックはお好きですか?私個人は元々70sソウルが洋楽の入口ですから、好きは好きです。…最近はあまり聴きませんけどね。来月のトークイベントのお題が「ブラック・ミュージック」でして、常連さんからのリクエスト企画です。今月は「産業ロックの魅力2イギリス編」ですが、イベント当日に次回のご案内をしますから、それまでにスタッフ君と日程調整し、チラシも作らないといけません。毎度チラシに写っている
もっとみる7インチ盤専門店雑記528「カヴァー・ソングス」
以前からアメリカ人よりもイギリス人の方がストレートにブルースメンへのリスペクトを表明すると書いておりますが、人気ブルースメンも英国ツアーとか積極的にやってますしね。… J.ガイルズ・バンドのピーター・ウルフとか、一部のアメリカ人も猛烈なリスペクトを持っていますけど、とにかくカヴァー・ソングというものが、最近は楽しくていけません。
でもブルース・トラディショナルはそれほどでもないんです。面白いもの
7インチ盤専門店雑記527「ウェッジウッド」
ヘッダー写真は英国のプログレ・バンド、カーヴド・エアの4thアルバム「エア・カット」です。大幅にメンバー・チェンジした後の売れなかった盤です。カーヴド・エアはポリスのスチュワート・コープランドがいたり、ロキシーやU.K.で活躍したエディ・ジョブソンがいたり、…クレジット・オタクにはいろいろ楽しいバンドです。ヴォーカルのソーニャ・クリスティーナさんが好きか否かで評価は分かれそうですね。私は、…嫌いで
もっとみる7インチ盤専門店雑記526「Supertrampのアナログ盤は」
スーパートランプは誰でも好きかと思い込んでおりましたが、そうでもない方もいらっしゃるようなので、もう一本書いてみますかね。独特の立ち位置でしょうし、何はともあれ、アナログ盤で聴きたいアーティストです。例えば「School」の冒頭、ハーモニカのソロがうすら寒い響きを聴かせますが、空間的な広がりは圧倒的にアナログ盤の方が勝っています。CDやYouTubeで聴くと、音が小さいだけで、曲の魅力を半減させて
もっとみる7インチ盤専門店雑記525「Supertramp」
朝食ネタでは絶対に名前が出るスーパートランプですが、確かに大ヒットでしたね。ジャケットのオバちゃんが来日してプロモーション活動をしていたこともありました。何はともあれ、1979年リリースの6thアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ」で語られてしまいます。シングル・カットは4曲、いずれも名曲でしたからね。個人的にはこの連中を知るに至った「Give A Little Bit」がこのアルバムの収録
もっとみる7インチ盤専門店雑記524「エリック・ジョンソン」
テキサス州オースティンのギタリスト、エリック・ジョンソンです。グラミーのベスト・インストルメンタル部門にしょっちゅうノミネートされる人です。ソロ・アルバムも人気ですが、クリストファー・クロスやキャロル・キングのバックアップでも高い評価を得ております。
ヘッダー写真は、彼を知るに至った1990年の「未来への扉 Ah Via Musicom」ですが、これのアナログが存在するらしいのですが、なかなかに
7インチ盤専門店雑記522「Deluxe Edition」
ゴールデンウィーク、定休日以外は営業するという、ジンジャーとしては珍しい動きになっておりますが、さすがにいつもより時間があるので、自宅のCDラックなんぞをボーっと眺めておりました。そうすると目に着くのは分厚いケースのCD、2枚組3枚組という意味ではなく、やはり豪華装丁のデラックス・エディションです。もっと大きな箱のヤツはレコード・ラックの方にあるので、時々は目にするのですが、CDラックに普通のCD
もっとみる7インチ盤専門店雑記521「レコード整理」
ここ10日間ほどで100枚ほどのレコードが旅立って行きました。嬉しいような寂しいような、何とも複雑な気分です。普段はお客様がいらっしゃらない時に在庫補充しているのですが、さすがにそんなことは言ってられなくなり、お客様がいらっしゃっても、手が空いていれば、スピーカー前の隅っこでゴソゴソやっている始末です。イベントが終了した翌日の定休日に、3時間ほどかけてしっかり整理したのですが、その時に「あれが見当
もっとみる清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 豚焼き職人
システム関連の仕事をしていた頃、ゴールデンウィークといえば、システムの入れ替えや停電を伴う設備点検などを実施する大事な日でしたから、休みという感覚が失せておりました。通電再開する時に過大電流が流れるので毎回いくつかの機器が壊れますから、警戒もしましたしいろいろ苦労もしていました。分かる人には分かる「-t/」まみれの時期でした。でもそれが当たり前になっていたので、苦にすることもありませんでした。遊び
もっとみる7インチ盤専門店雑記520「Kathy Dalton」
先般Karen Daltonについて書いたところ、「Kathy Daltonと勘違いしていて混乱した」ということを複数の方から言われました。…いましたね、Kathy Dalton!こっちの方がマイナーな気もしますが、どちらがマイナーとか、売れなかったかという話題も悲しいのでやめときます。
そもそも私はKathy Daltonのことを完全に忘れておりました。自宅のレコードラックの未整理棚からひょっ
7インチ盤専門店雑記519「キング・クリムゾンで踊りますか?」
ロバート・フリップがエイドリアン・ブリューを擁し、リズム隊はトニー・レヴィンとビル・ブルフォードという、私的には最強布陣と言いたい80年代のキング・クリムゾンですが、3部作「Discipline」(1981)「Beat」(1982)「Three Of A Perfect Pair」(1984)で一旦解散してしまいます。クリムゾン・ファンの間でも実に人気のない時期です。90年代以降のライヴに重きを置
もっとみる7インチ盤専門店雑記517「イベント「産業ロック2イギリス編」準備に向けて」
先週末、イベント「産業ロック1アメリカ編」が無事終了しました。どうしてもトークの内容から考えて、代表的なバンドの歴史を俯瞰する内容になってしまいましたが、ご参加くださった皆さんのウケは悪くないというか予想外によく、皆さんお帰りの際に次回も申し込んでいかれました。
また、↓ こんなお知らせもいただきまして、「なんだかんだ言って、皆さん産業ロックがお好きなのね…」となっております。
ジャーニー、カ