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記事一覧
歴史をケースメソッドとして捉える/『世界の転換期を知る11章』ご恵投いただきました
かつて、ビジネススクールで「経営戦略」について教えていた時があった。
そこでは、かつてハーバードビジネススクールが開発したケースメソッドという教育手法を採用していた。
(ちなみに、ケースメソッドは1921年に開発されたらしく、100年以上の歴史を持つらしい。その歴史や特徴をHBSの第10代学長だったニティン・ノーリアが説明してくれている)
https://dhbr.diamond.jp/arti
真剣勝負で生み出された良質な副産物 〜池田昌人著『仕事は1枚の表にまとめなさい。』ご恵投いただきました
真剣勝負は、良質な副産物を生み出す。
僕が人に教えるスキルを身につけたきっかけは、30代後半の時だ。
自分の倍以上のビジネス経験がある猛者たちに対して、経営について教えなくてはならない…という無茶な場を与えられたことに遡る。
とてもじゃないが僕が教えられることはない。
開き直った僕は、僕から何かを伝えることを放棄し、教えてもらうことに専念することにした。
彼ら・彼女らの経験を伺い、それをまとめ
ビジネス「以外」を考える作法〜『Ambitions Vol.4』ご恵投いただきました
Alpha Drive Magazine『Ambitions Vol.4』をご恵投いただきました。
今回のタイトルは ビジネス「以外」の話をしよう、というもの。
良い着眼ですよね。大好きなテーマです。
このビジネス「以外」のことに向き合うときに、個人的に大事にしていることがあります。
それは、ビジネスを「主」、ビジネス以外を「従」という関係性に置かないことです。
別の言い方をすれば、ビジネスを
『英文 詳説 日本史 Japanese History for High School』ご恵投いただきました
山川出版社の高校生向け日本史教科書『詳説 日本史』の英訳版『英文 詳説 日本史』をご恵投いただきました。
いや、これよく翻訳したなと思う。
機械的な翻訳ではなくて、歴史的な意味を踏まえての翻訳ですよ。
たとえば、「小牧・長久手の戦い」は”Battle of Komaki and Nagakute”だけど、「石山合戦」は”Ishiyama War”だし、「小田原合戦」は”Siege of Odaw
ジョー・ノーマン著『英国エリート名門校が教える最高の教養』ご恵投いただきました
『英国エリート名門校が教える最高の教養』ご恵投いただきました。
この装丁、そして「英国エリート」「名門校」「教養」「知の貴族」というタイトルや帯からして、なかなかのハイソ感の圧を感じる本です(笑)
「秘伝の読書ガイド114冊」と書いてあるので、そのリストを見てみました。
『サピエンス全史』『フェルマーの最終定理』『21世紀の資本』『利己的な遺伝子』などなど、かなり最近のポップな本が並んでいてび
近内悠太著『利他・ケア・傷の倫理学』ご恵投いただきました
我が友人の哲学研究者である近内悠太さんの『利他・ケア・傷の倫理学』をご恵投いただきました。
まだ発売したての段階ですが、めっちゃ売れてるらしい。すぐに増刷ということでおめでとうございます。
そして、帯が東浩紀さん!さすがです。
まだ本は読んでませんが、今まで一緒に講座も持ったし、数多く対談してきたので、何となく内容のイメージはわかる気がする。
ただ、対話に出てきた断片が、どういう文脈となり、ど