ぬーみゅ

関東近郊でソーシャルワーカーなるものを生業にしております。(社会福祉士・精神保健福祉士…

ぬーみゅ

関東近郊でソーシャルワーカーなるものを生業にしております。(社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・心理ケア技能士3級・SST初級)

最近の記事

TBCに脱毛に行った話(契約編)

※案件ではありません  お久しぶりです。  少し秋の気配が漂ってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。  私はInstagramの「VIO 2回で6,000円!」に釣られて、TBCの門を叩いてきました。  今日はそんなお話です。  まずは私のエステ経験から。 ・20代半ばでエステを経験 ・エステティシャンは元たかの◯梨チーフの知人。広告は一切せず、知人や近所の人が主な客層。 ・めっちゃ安い ・毛深いのがコンプレックスだったので、光脱毛をしてもらう。回数無制限プラン。

    • ときどき思い出す顔

      ふと思い出す顔がある。 Aさんの場合 「こんな所にいるとさ、死んじゃおうか、って思っちゃうんだよね」 いつものようにAさんは言った。事故の後遺症で、Aさんは入院していた。 「そんなこと言わないでくださいよー、私はAさんに会えるの楽しみですよ」 いつものように私も答えた。 Aさんは、少し笑って何かを言いかけ、そして、やめた。 静かに、真っ直ぐ、そして寂しそうに言った。 「ぬーみゅさん、頑張ってね」 その数週間後、Aさんは自ら命を絶った。 Bさんの場合 愛妻

      • とある女の「相模原殺傷事件」

         いつもの朝だった。  気怠い気持ちで、目覚まし時計を止めた。  あと10分、二度寝を決め込もうとした瞬間、母が叫びながら部屋に入ってきた。 「Aさんの働いている所で事件だって!!」  Aと出会ったのは、大学生の時だった。  同じ専攻、隣のゼミ室。お互い福祉に高い理想を抱いていて、社会福祉士と精神保健福祉士をダブル取得していた。  卒業後、Aはソーシャルワーカーを経て、津久井やまゆり園に勤務。私は、知的障害者の入所施設を経て某所でソーシャルワーカーとして勤務してい

        • ネタバレあり、シンエヴァ私はこう見た。

           この記事はネタバレだらけの考察記事です。  自分が考察記事を書くのは無粋な気がしていましたが、知人友人から「あれはどう思う?」と聞かれることが多くて、まとめることにしました。  こういう考え方もあるのか、というくらいの、軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。 1 ミサトさんはいつ妊娠した?! 初っ端からこれかい。でも、すみません。  鑑賞直後の考察が何を隠そうこれだったんですw  「行きなさい、シンジくん!」の時点で既に妊娠が判明していたとなると、少なくともその4週

        TBCに脱毛に行った話(契約編)

          今からでも間に合う!! シンエヴァを観る上で知っておきたい知識

          友人から「盛り上がっているエヴァを見に行きたいけれど、いまいち理解できていない」という相談日を受けた。 この記事は、筆者の主観に基づく、非常にざっくりとした解説です。あらかじめご了承ください。 前作までをなんとなくしか覚えていない方、 冒頭で今までの振り返りがあるのでご安心ください!! エヴァ 正式名称は汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン。 リリスを元に作られた、生物と機械の間のロボ的なやつ。 パイロットが乗って、操縦して、敵と戦う。 コックピットはエントリー

          今からでも間に合う!! シンエヴァを観る上で知っておきたい知識

          エヴァから見る監督の心情変化

          こちら、シン・エヴァンゲリオン劇場版のネタバレを含みます。 まずは、数あるエヴァ考察及び感想noteの中からこちらをご覧いただき、ありがとうございます。 この記事はエヴァに出会ったことにより、宗教や心理学の専門書を読み漁り、カトリック高校へ進学、結果として精神保健福祉士になった者の、感想とも考察とも言えない単なる独り言です。 今回の観劇で感じたのは、とにかく「よかったな、回復できたんだな、監督」でした。 私は、エヴァという一連の作品を、庵野監督の心象風景だと捉えていま

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          ファントム・ケージ

           よく見る夢がある。  死んだ祖父母と、取り壊した彼らの家で過ごす夢だ。  過ごすというより、囚われているようで、敷地の外へ出ることは叶わない。幸福なれど痛みのある夢である。  失われた身体の部位が痛むのを「ファントムペイン」と呼ぶが、それを連想させる。  そろそろ彼らが死に、更地にしてから1年経つ。珍しく明け方に起きた私は、いい加減に区切りをようと思い立ち、彼らの温もりが残る布団から這い出した。  立て壊してから日数が経っている。  近所の林のように、分譲住宅が

          ファントム・ケージ

          精神保健福祉士がガチで自分の年金を取りに行った話(実践編)

           こんにちは、この度はご購入ありがとうございます。  前置きせずに、さっさと順を追って方法を説明していきますね。  まず、年金が取れない人の話を聞くと、「◯回も自殺未遂しているのに」「毎日リスカしているのに」という方がほとんどです。  まずこの考え方から変えましょう。

          有料
          500

          精神保健福祉士がガチで自分の年金を取りに行った話(実践…

          精神科に行く方法

          年金の取得方法をお伝えしようと思ったのですが、その前に、世の中には精神科に行きたくても行けない人たちがいると聞いて、今回の記事を書かせていただきました。 ・予約通りに動けない人 ・何を喋ったら良いかわからなくなってしまう人 ・親の扶養に入っていて、保険証を自由に使えない人 そう言う人に、読んでもらいたい記事です。 まず、予約通りに動けない。 これはある程度なら、仕方ないことです。 予定の時間に起きられない、目的地に行くことができない、こういった物はかなり重度の精

          精神科に行く方法

          精神保健福祉士がガチで自分の障害年金を取りに行った話

           自立支援、障害手帳と説明して、ついにきました障害年金。  ここまで説明しておきながら私、役所の福祉担当が知り合いなので、自立支援も手帳も取っておりません。  本当は欲しいです……。  そんな私でも、取りに行ったものがあります。  障害年金です。  精神疾患の障害については、前のnoteで説明しましたが、  手帳を持っている=年金をもらえる、ではないのです。  もっと言うと、手帳を持っていなくても、年金はもらえるのです!!!!  これは自慢ですがw 私が担当

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          精神科にかかるようになったら、やっておきたいこと2

           こんにちは。  駅でよくお兄様方に突進されるぬーみゅです。  最近では「あれは老化現象で、動く物体を上手く避けられなくなったんだな☺️」とあったかく見ることにしました。  さて、前回は自立支援証について説明しましたが、今回は一緒に申し込んでおくと何かと便利な障害者手帳について説明します。 「えー、障害者じゃないのにー?」 そんな声も聞こえて参ります。 精神疾患は、障害と病気の境目が曖昧なので、他の障害とは少し毛色が違います。 精神疾患は軽くなったり重くなったり

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          精神科に行くようになったら、やっておきたいこと

          こんにちは、主治医に入院の相談をしたところ、 「それ休まるの? ぬーみゅさん、そこで相談のったり『仕事』しない?? するよね??」 と言われて、話が流れました\( ˆoˆ )/ 確かに、見える。 てい良くタダ働きする私の姿が……! 特に、手帳とか自立支援とかの相談に乗りそう!!! そんな訳で(?)今回は、精神科に少し通う人向けのお話です。 「まだ長くかかるって決まっている訳じゃないし」 「病気かもしれないけれど、障害者じゃない」 そう思っている人にこそ、読ん

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          精神科はこわくない! 入院編

          こんにちは。 少し暑さがマシになってきましたね。 今回はみんなが恐れる(?)入院について書こうと思います。 精神科の入院には何種類かありますが、何を隠そうワタクシ。 だいたいの種類は入院・退院手続き、支援、入院の同行を経験しております(ふんす!)。 そしていま、自分のストレスケア病棟への入院を考えていたりします。 ロケーションのいい場所で、1日3食、院内活動付き。それはつまり、3割負担と生命保険が降りる実質の旅行じゃない?! (ソーシャルワーカーとして、体験もして

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          精神科はこわくない! 初めての診察について

          こんにちは。 再び休職に突入したぬーみゅです。 今回は精神科について書いていきます。 精神科と言っても色々な名称があります 精神病院(正しくは精神科病院) 神経内科 メンタルクリニック メンタルホスピタル 心療内科 などなど。 どのようにこれらは違うのでしょうか? 全部、同じです。人によって「話を聞いてくれるのは……」「薬をいっぱい出すのは……」などの意見はありますし、設備や規模の違いはありますが、私が仕事で関わった勤務医と開業医から聞いた限りは、全て同

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          精神科に行く前に知っておきたい2つのこと

          なんとなく毎日が辛い、眠れない、なんか泣ける。 ザ・うつ病の症状なのに、自分では気付かないんですよ。いきなりではなく、段々と具合が悪くなるので。 「まだ大丈夫」「気のせいかな」「疲れているのかな」そういうちょっとしたことの積み重ねがうつです。 一番良いのは、「これって病気かな?」と少しでも思った時点で病院に行くこと。 今だったら、37.8℃の熱が3日続いたら、ものすごく頑張れば仕事も出来るけれど、PCR検査受けておきたいな、と思うじゃないですか。 同じです。 難し

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          はじめまして、ぬーみゅです

          こんばんは。 はじめましてなので、今回は自己紹介です。 関東近郊に生息している、ぬーみゅ、という者です。 声に出すと非常に呼びにくい名前ですので、「ぬー」でも「みゅー」でも、お好きなようにお呼びください。 私はソーシャルワーカーという仕事をしています。 ソーシャルワーカーとはなんぞや、ということですが。平たく言えば、福祉の何でも屋です。 保育園に関わることから、高齢者施設まで。病気のことや、障害のこと、お金のこと。「福祉」と名のつく法律や、お役所手続きまで。 依

          はじめまして、ぬーみゅです