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日々、想い事

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日々のあれこれ。 子育てのこと、庭のこと、自身のことなど、想うままに綴っていきます。 読んだ人がホッと出来るような空間にしたいです🍀
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#虐待サバイバー

【愛とは人を傷つけるための免罪符ではない】

【愛とは人を傷つけるための免罪符ではない】

昨年は、お花見ができない春だった。感染症の影響と、始めたばかりの元夫との別居。とてもじゃないが、そんな余裕も時間もなかった。それでも一人、ふらりと川沿いの土手の桜を眺めた日が数回あった。薄桃色の花びらが風に乗ってひらひらと舞う。青空を飛んだ花びらがふわりと水面に着地する様は、とてもきれいだった。



家族みんなでお花見をするとき、いつもお弁当をつくっていた。唐揚げは鉄板。卵焼きとウインナー、彩

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“書く”ことは言葉を“選ぶ”ことであり、それはいずれ生き様となる。

“書く”ことは言葉を“選ぶ”ことであり、それはいずれ生き様となる。

独りきりで書いていた頃には悩まなかったことで、定期的に頭を抱えている自分がいる。

私が書いているものは、どうしてもテーマが重い。虐待や過去の体験を書く際、その重さの割合にいつも頭を悩ませている。

自身のモチベーションによって、他人の言葉が鋭い棘となって突き刺さることがある。

「他人の不幸話なんて聞きたくない」
「不幸話はつまらない」
「不幸話は面白く話せる(書ける)話術がないと相手は苦痛なだ

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海のことば、空のいろ

海のことば、空のいろ

本日のnoteは、定期購読マガジンのご案内になります。定期購読マガジンを始める理由、その収益の利用方法、何故私が書き続けていくのか。今だからこその想いを綴りました。最後まで読んで頂けたら、とても嬉しいです。

書くことで伝えたい。文章で想いを届けたい。そう願って書いてきたこの1年。その間、ずっと考えていました。

書くことを仕事にすること。その意味。

書くことが好きなのは大前提としてありますが、

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血は水よりも濃いだなんて、今だけはそんなこと聞きたくもない

血は水よりも濃いだなんて、今だけはそんなこと聞きたくもない

母が家に来ている。もうすぐ4日目。

詳しい理由は今は話せない。ただ、ひたすらに毎日何かを削り取られていく。それは私のなかで削られたくないものなのに、否応なしにがしがしと削られていく。

私はもう幼い子どもじゃない。言い返すこともできるし、言うことを聞く必要もない。そして実際にそうしている。言われても共感できないものにはNOを伝える。私はそうは思わない、とはっきり伝える。そして、母に従わずに真逆の

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