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碧月はる
2021年3月30日 18:36
昨年は、お花見ができない春だった。感染症の影響と、始めたばかりの元夫との別居。とてもじゃないが、そんな余裕も時間もなかった。それでも一人、ふらりと川沿いの土手の桜を眺めた日が数回あった。薄桃色の花びらが風に乗ってひらひらと舞う。青空を飛んだ花びらがふわりと水面に着地する様は、とてもきれいだった。*家族みんなでお花見をするとき、いつもお弁当をつくっていた。唐揚げは鉄板。卵焼きとウインナー、彩
2020年7月21日 14:53
独りきりで書いていた頃には悩まなかったことで、定期的に頭を抱えている自分がいる。私が書いているものは、どうしてもテーマが重い。虐待や過去の体験を書く際、その重さの割合にいつも頭を悩ませている。自身のモチベーションによって、他人の言葉が鋭い棘となって突き刺さることがある。「他人の不幸話なんて聞きたくない」「不幸話はつまらない」「不幸話は面白く話せる(書ける)話術がないと相手は苦痛なだ
2020年4月3日 12:55
本日のnoteは、定期購読マガジンのご案内になります。定期購読マガジンを始める理由、その収益の利用方法、何故私が書き続けていくのか。今だからこその想いを綴りました。最後まで読んで頂けたら、とても嬉しいです。書くことで伝えたい。文章で想いを届けたい。そう願って書いてきたこの1年。その間、ずっと考えていました。書くことを仕事にすること。その意味。書くことが好きなのは大前提としてありますが、
2019年10月4日 23:27
母が家に来ている。もうすぐ4日目。詳しい理由は今は話せない。ただ、ひたすらに毎日何かを削り取られていく。それは私のなかで削られたくないものなのに、否応なしにがしがしと削られていく。私はもう幼い子どもじゃない。言い返すこともできるし、言うことを聞く必要もない。そして実際にそうしている。言われても共感できないものにはNOを伝える。私はそうは思わない、とはっきり伝える。そして、母に従わずに真逆の