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大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(後編)
前編はこちらから
何かをやる人は、あきらめることをしない人(寛司)あきらめることは考えなかった?
(南美)なかったですね(笑)
(寛司)彼女には、あきらめるという思考がない。ここでわかるのは、何かをやる人は、あきらめることをしない人なんだということです。
でもね。何かをやる時に、スムーズにいくことはなくて、いろいろな阻害要因があるわけです。
そこで、「もうだめだ、困った」でなく「えらいことに
大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)
はじめに 〜「あり方塾」とは〜(寛司)はじめましての方もいるので、この場について少し説明すると、世の中には様々な学び場がありますが、ここは極めて「テキトー」で(笑)、毎回、よく言えば「ひらめき」、悪く言えば「思いつき」で、場によって空間によってモードが変わって何種類もあります。これは、来ていただいた方に、少しでも学んでいただけるように、毎回、オートマティックに変わっていく感じです。
あくまでも「
準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜
私が人前で、まとまった時間、話したり、ファシリテートするという役割を担う時、事前にやっていることは
①聴く
②書く
③話す
④書く(加筆・修正)の4ステップだ
最初は主催者の「目的」を
①「聴く」こと
この場に参加する人に
・何を伝えたいか
・どうなってほしいか
・どんな気持ちになってほしいか
ここを押さえておかないと、強調すべきポイントが掴めなくて、参加者にとって有意義な時間にならない危険
果たして「会社は変わる」のか?
「会社は変わる」
私の「ありかた」の師匠のひとり・大久保寛司さんがプロデユースし、園田ばくさんが上梓した寛司さんの自伝をベースにした小説だ。
ご縁あって、構想段階から出版までのプロセスを垣間見ることが叶い、一足早く「ゲラ段階」で読むことが出来た。
タイトルが決まった瞬間も、オンライン編集会議に混ぜてもらっていたのだが、ゲラに目を通しながら、ふと蘇ってきたのは、組織にいた頃感じていた苦さだった。
辞めなかった理由・辞めた理由
定期的に若手ワーママに
聴かれることがある
「50歳まで
会社を辞めなかった理由」だ
それは、私の「働く理由」に
拠るところが大きい
私の働く理由は
①お金のため(経済的なこと)
②社会のため(どんな仕事も社会のため)
③成長のため(人が生きるとは成長すること)で
この3つは、私が働き続ける中で
大きなピンチだった「子連れ転勤」時代
私(当時37歳)息子(当時3歳半)に
「どーちてママ
「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」
ずーっと頭の中に残っていて、最近、あらゆるところで
伝えまくっている「ことば」がある。
先月、司会としてご一緒させていただいた
文字活字文化推進機構のフォーラム
「ことばを楽しむ、ことばでつながる」の中で
鴻上尚史さんが、山根基世さんとの対談でおっしゃったこと。
もう衝撃的過ぎて、舞台の横で「うーん」と唸りながら
必死に書き留めた。
毎度、お伝えしていることだが、アナウンサーになりたての頃
「残酷なまでの主観」とは
「残酷なまでの主観」
ちょっと強い「ことば」だが、福山雅治さんの「ことば」で、ラジオで聴いていて心に刺さったので、ついついメモ魔なのでね、書き留めておいた。
自身のライブフィルム(映画)を作った時のエピソードの中で出てきた「ことば」で…雅治さんって、映像で自分を振り返ったり、編集したりする時に
「圧倒的メタ認知」で自分を眺めて、ダメだししたり確認したりすることが出来るそう。
自己成長のために
選んだ道が「正解」だから
会社員生活28年が、不満だったわけじゃない。
それでも、中学生のころから「伝える仕事」に憧れて、その最前線にいられた10年と、子どもを産んでからの18年はやっぱり違った。
持ち前の好奇心と、自分に負けず嫌いな性格で、目の前の課題に向き合い、何とかしようとしてきた18年だって、確かに学びも成長もあった。
だけど、50歳を前に、人生の後半戦を見通したら自分の好きな「ことば」に関わる仕事をあきらめ
コミュニケーションは、ハイリスク・ハイリターン
コミュニケーションが積年の課題で、「話し方」「聴き方」を含む「コミュニケーション」に関する書籍は、社会人になってから、かなりの数、読んできた。
そんな中で、印象に残っているのが「コミュニケーションは、ハイリスク・ハイリターン」という「ことば」だ。
相手との距離を縮めたいと思ったら、一歩、近づいてみることが大事。だけど、相手がずーっと心を寄せている人だったり、超リスペクトしている方だったりすると、
「聴く」は最強!だから、全力で「聴く」新メニュー誕生(笑)
私にとって「聴く」ことは、人生を豊かにする「宝箱」のようなもの。
知らない世界を、教えてもらったり
その人の生き方や考え方から、学ばせてもらったり
自分と相手の共通点が見つかれば、それはそれは思考が深まるし
違いが見つかれば、どんどん広がっていく。
元アナウンサーというキャリアや、研修講師として人前で話すことを仕事にしていると「おしゃべり」と思われますけどね…
ま、どちらかと言えば「おしゃ
「おせっかい」が地域を救う?
自分でも相当な、おせっかい おばちゃんだと思う。
静岡市では「小中一貫コミュニティスクール」という仕組みの中で、各中学校区にひとり「統括的地域学校協働活動推進員」という、地域と学校を結ぶ役割の人が配置(学校からの推薦や指名による)されていて、私もそのひとりとして、息子がお世話になった中学校で「トーカツ」をしている。
引き受ける以上は何かしなくてはと、週に2〜3回程度の割合で、朝、子どもたちの登
研修って「公開生放送」みたいだな
私にとって研修講師の仕事は「公開生放送」のMCに近い感覚がある。
「公開生放送」は、スタジオでの番組放送と違って、会場の観覧者にいつも見られているから、気が抜けない。CM中だって、油断禁物。腑抜けた顔を晒すわけにもいかないし、若いADのトンチンカンな指示や、カウントの出し忘れ等にも、顔をしかめて睨んだりも出来ない。
観覧者を飽きさせないように、気を配ったり工夫したりしながら、カメラが回っている