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図書館内の飲食ルール

こんにちは、ハシモト トショカンです。
本日も数ある記事の中からこの記事を閲覧していただき、ありがとうございます!

昨日は図書館の自転車とバイクの駐輪に関する記事を書かせていただきましたが(「自転車とバイクは置く場所が違うのです」https://note.com/hashitosho/n/n8a5b5a0e37f6)、図書館には様々なルールがありまして、図書館法とか著作権法とかは勿論、全国どこの図書館でも共通している一方で、法に触れるところ以外の部分は、割と図書館ごとに異なっています。

例えば、よくあるのが

「A市の図書館では本を返却して、次に予約の人がいなければその場ですぐに借りられるけど、B市の図書館では本を返却したら一度書架に配架されるまで借りられない」

とか、

「C大学の図書館では資料の返却が遅れたら、遅れた日数分新規の貸出ができなくなるけど、D大学では遅れた資料を返却したら、その日からすぐに新規に借りられる」

ですかね。

そうすると、複数の図書館を利用している利用者さん(大学であれば教員の方やコンソーシアム利用の方、公共であれば隣接する自治体の図書館を利用できることが多いため、複数の自治体の図書館を利用する方)から、

「〇〇の図書館ではできるのに、なんでここではできないんだ!」

「〇〇を見習え!」

「改善しろ!」

…といったお声をいただくことがあったりするのですが、心の中では

「でも、〇〇図書館でできないことが、うちの図書館ではできるってこともあるんですけどねー」

なんて思いつつ、できる限り丁寧に事情をご説明して、理解を求めることになります。

このように、図書館によってまちまちなルール設定がなされている中で、恐らくどの図書館でも共通で「禁止」とされているルールが、

「飲食禁止」


のルールかなと思います。

図書館によっては図書館内や併設する施設に飲食スペースがあって、「そちらでどうぞ」というパターンもあるかと思いますけど、基本的に、閲覧席で、無条件に「好きにご飯でもお菓子でも食べてください」という図書館は無いかなと思います。

飲み物についても、これまでの経験上、ペットボトルや水筒など、蓋がしっかり閉まるものはOKだけど、パックジュースとかスタバのカップみたいな、密閉できないものはNGです、というルールにしていた所がほとんどでした。

理由としては資料の汚破損、臭い、ゴミ、虫の発生など、図書館にとっては歓迎できない事態を招くことになりますので、私が図書館員でなくて一般の利用者だったとしても当然納得のルールかなぁと思うのですが、恐らく、図書館でお仕事をしていて、利用者さんを注意する迷惑行為の1位が、この飲食の注意なんじゃないかなと思うくらい(あ、でも今はスマホでの撮影行為の注意が1位かなぁ?)、毎日必ず1度以上は注意をしています。

飴やガム、おにぎりにパン、チョコレートに夏場はアイスクリームなど、これらを見かけることはよくありますが、お湯を入れたカップ麺の蓋を押さえたまま入館してきた利用者がいた時には、さすがに私も驚きすぎて、思わず

「ちょいちょいちょい!!!」


とか口走ってしまいました。

また、真偽のほどは明らかではありませんし、私は話を盛っている(というかたぶん嘘、いや、嘘であってほしい)と思うのですが、

「ある大学図書館で、学生がウーバーを注文して学習室に届けようとして、受付カウンターで配達員を止めた」

なんて都市伝説もあります。

皆さんが快適に利用できるように、図書館ルールを守っていただけるとありがたいですね。

本日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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