ゴア

ボーン・スプレマシー

レッドストーン計画が終了してから2年。
記憶が戻らないことに苦しみながらもマリーと共にインドで人目を避けて
日々を送るボーン。ある日、ボーンは怪しい男が自身の周りをうろついて
いることに気がつき、直感的に自分を狙う暗殺者であることを悟る。
ボーンはすぐにマリーと共に逃亡するが、
暗殺者によって襲撃されマリーは命を落としてしまう。

CIAではパメラ・ランディは、ベルリンである事件の調査を行っていた

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(。・_・)♪
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第四話 焼かれた玉座の先を望む男

騎士の兜《マクシミリアン・ヘルム》から噴き出る鮮血を、玉座から降り注ぐ炎が燃やす。
 目を潰され泣き喚く〈鉄の騎士〉が血に伏し、やがて動かなくなったのを確認すると、〈王の公吏〉は鎧通し《メイル・ダガー》の血を拭って鞘にしまった。
 〈鉄の騎士〉は強く、そして強靭だった。だからこそ、幾度殺されても立ち上がり、そして無数の王たちを屠ってきた〈簒奪の王〉を打ち倒し、復讐の誓願をここに果たした。
 焼かれ

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第三話 全てを焼き尽くし、〈祝福の火〉をまとう王

瓦礫の山と化した王城、焼かれた屍体が絨毯のように広がる玉座の間で、玉座と男が燃える。
 燃える玉座に独り佇む〈簒奪の王〉は、崩落した天井から覗く空をぼんやりと眺めながら、溜息をついた。
 靄がかった白煙に覆われた空に、薄い太陽が朦朧と揺らめく。風の哭き声すらない空は無味乾燥で、何の面白みもなかった。
 血の雨が恋しかった。滅んだ世界は、あまりにも退屈だった。
 早く来い──〈簒奪の王〉は、炎に舌を

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第二話 国を滅ぼされ、復讐を誓う騎士

炎が、暗闇に揺れている。
「お目覚めですか?」
 声がした。ぼんやりと澱む暗闇に焚火の灯りが浮かぶ。
「よく寝むれましたか?」
 そのそばに座る焼かれた細身の男が、こちらを覗き込んでくる。
 目を覚ました〈鉄の騎士〉の前で、〈王の公吏〉がうっすらと笑う。周囲では今回招集された他の三人──〈幼い老魔女〉、〈雷神の子〉、〈山犬〉──が、それぞれ距離を取って、石畳の上の焚火を囲っている。そしてその背後、

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第一話 生ける玉座

玉座が燃えている。

 黒煙をあげる炎が玉座を燃やす。焼かれた屍体が絨毯となって広がる玉座の間には、焦げた死肉の煤と、むせ返るような死肉の焼ける臭いが充満し、そして新たな戦いで飛び散った鮮血と臓物が無造作に積み重なる。
 今や王城にかつての栄華は微塵もない。焼け焦げた廃城の石壁は瓦礫と化し、崩れた天井から覗く空からは、しとしとと血の雨が降る。

 燃える玉座には誰もいない。その無人となった玉座の前

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懐かしい商標

日本の100円ショップのように、雑多なものを売ってるお店で、トレーニング用のグローブを見てたら、見慣れたロゴが!数年前まで働いていたGORE社のWINDSTOPPER!!!

でもQ35ということは、500円ほど。ありえない。

と思ってよくよく見ると、WINDS STOPPER Sが1個多い。はい、バッタモンですね。何かの理由で安く流通したとしてもありえないし、グアテマラくんだりまで来るはずがな

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ありがとー

ラブ・ポーション・サーティワン:実験的「恋愛」推理小説(其の回答編)

問題編はこちら。

4――THE ANSWER

「犯人は」
「犯人は?」
「屋城幣羊幹で被害者も屋城幣羊幹だ、違う?」
俺は数秒の間あっけにとられた。
「待ってくれ、俺たちの推理では自殺説は否定されたんじゃ」
「そう、これは自殺じゃないの。屋城幣羊幹が屋城幣羊幹を殺害した、れっきとし
た殺人事件だ」
俺たちの目の前にいる屋城幣羊幹はにこにこ笑っていた。クイズ番組の司会者を演じている

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工事中
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インド美食倶楽部#004 The Black Sheep Bistro

written by Mamikoya

番外編@ゴア、2軒目はこちら。
ホテルのコンシェルジュおすすめのビストロです。

スッキリしていて落ち着いた雰囲気。
オリジナルカクテルもいろいろありました。

私はトマトスープ、ほかのメンバーはマッシュルームスープをオーダー。
このマッシュルー

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インド美食倶楽部#001 Desbue(ゴア)

written by Iyoda

デリー、グルガオンのお店紹介が中心予定の中、いきなりの番外編@ゴア!今回ご紹介するのはゴアにあるヨーロピアンフュージョン料理のDesbue。ポルトガルの雰囲気が街に色濃く残る建物の一角に店はある。「ここで合ってる?」っと思わず言ってしまうほど存在感のない入口。中はオシャレで落ち着いた雰囲気。さっそくお酒を頼んでみる。ゴアの地ワイン。「ワインボトルが凹んでる!」っ

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ゲットバック・マイ・ライフ 5

承前

「…この外道が!」

迷彩服の男が大声で罵倒する。投げ飛ばされた白衣の男は呻く。既に血まみれだ。

白衣の男は逃げ出そうとするが、周りは武装した迷彩服に囲まれていた。白衣の男は、何か許しを請うような動きを取るが、迷彩服の隊長と思しき男は取り合う様子も見せず、拳銃を白衣に向ける。

「アノロックには相応の末路だ。死ね。」

そう宣言し、乾いた銃声が響く。白衣の男は糸が切れたように倒れ伏し、こ

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ワオワオ!
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