会話分析

エスノメソドロジー・会話分析読書会

新しく読書会を立ち上げたので、お知らせをします。

参加を希望する方は僕のTwitterにDMをください。以下の趣旨文を読んだ上で、ご自身の所属(専攻)や専門・関心などについて丁寧に自己紹介していただける方はご参加ください。

趣旨

・エスノメソドロジー・会話分析、あるいはEM的概念分析(以下、これらを総称してEMCA)を専門とする(あるいはこれからそうしたい)院生・若手研究者が集まって一緒に勉

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ゴフマン「無視された状況」

アーヴィング・ゴフマン 「無視された状況」(Goffman, E. 1964. “The Neglected Situation.”)の全訳をしたので売ります。100円です。

日常的な相互行為の研究を推進したゴフマンの、これまで未邦訳だった論文です。短いながらも、ゴフマンの視点のエッセンスを要約したような内容で、重要な論点を提示しています。

ゴフマン社会学は、今ではエスノメソドロジー・会話分析

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なぜ子どもは教えたことをやってくれないのか? -性格②-

前回の記事では、親の性格が子どもに「遺伝」するわけではないということを考えた上で、性格というものを「学習された人の行動の選択肢とその選択の仕方の総称」と定義する、というところまで書きました。
今回は、その続きです。

さて、ここに「怒りっぽい」性格のAさんという人がいるとします。Aさんは、自分でも、周りの人からも「怒りっぽい」と思われています。
では、なぜAさんは「怒りっぽい」と言われるのでしょう

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自分の英語の会話を、書き起こす

文字起こしは、人によって好き嫌いの分かれる作業。私は好きなほうです。量や音質にもよりますが、何時間でも、わりと淡々とできちゃいます。たぶん、超細かい研究用の文字起こしで鍛えられて、”面倒くさいメーター”が振りきれているんでしょう。会話分析の本格的な文字起こしについては、またいつか。

STEP 5 書き起こす

このステップでは、自分の会話を文字にしていきます。文字化したものを「トランスクリプト(

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他との違いを考える 2.コーチは言語教育と会話の専門家

「KECを他とdifferentにするもの」の2つめ。うーむ、こういうのを日本語では「口幅ったい」っていうんでしょうね。自分で言うようなこっちゃない。英語だとimpudent, bold, sassy, shamelessあたりが浮かびますが、たとえばアメリカ文化では、訳したところで伝わらなそうです。"Oh, come on. You gotta sell yourself."とか言われて、終わり

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「柊かがみ」の体重の研究(1)|『らき☆すた』

アニメ『らき☆すた』を研究するのである!

 前回、「チョココロネ」について徹底研究した我々が今回注目するのは……「『柊かがみ』の体重」!

 女子高生の体重に注目するだなんて野暮もよいところだが……気にしない。うんざりするほど執拗に、徹底的に、そして丁寧に研究するのである!

研究開始★

【1】該当シーン一覧★

 こうしたシーンについては、「『こなたがかがみをからかうシーン』の研究」なんてタ

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「泉こなた」のセリフの研究(こなたをリスペクトしたキャラを作る時にはこの2点に注意することをオススメします★)|『らき☆すた』の「チョココロネ回」

チョココロネ!!

 さて、アニメ『らき☆すた』の「チョココロネ回」を研究する特集の第4回(最終回)である!

<第1回>

<第2回>

<第3回>

 第2回では「『チョココロネ回』における『高良みゆき』のセリフの特徴」、第3回では「『柊つかさ』のセリフの特徴」を研究した。

 そして今回は……我らが「泉こなた」の登場である!!

研究開始★

【特徴①】聞き手が不愉快になりかねない発言と、そ

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「柊つかさ」のセリフの研究(つかさをリスペクトしたキャラを作る時にはこの2点に注意することをオススメします★)|『らき☆すた』の「チョココロネ回」

チョココロネ!!

 さて、アニメ『らき☆すた』の「チョココロネ回」を研究する特集の第3回である!

<第1回>

<第2回>

 第2回では「『チョココロネ回』における『高良みゆき』のセリフの特徴」を研究した。

 そして今回は……「柊つかさ」!彼女のセリフの特徴に迫る!!

研究開始★

【特徴①】女の子らしい連想

【特徴②】意味不明な質問

【特徴】まとめ

 以上2つの「セリフの特徴」を

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「高良みゆき」のセリフの研究(みゆきをリスペクトしたキャラを作る時にはこの4点に注意することをオススメします★)|『らき☆すた』の「チョココロネ回」

チョココロネ!!

 さて、前回に引き続きアニメ『らき☆すた』の「チョココロネ回」を研究する。

<前回>

 前回は「『チョココロネ回』はなぜ退屈ではないのか?」を考えた。

 今回は……「『チョココロネ回』における『高良みゆき』のセリフの特徴」の研究である!

研究開始★

【特徴①】敬語の日常的な使用

【特徴②】慎み深い助言者

【特徴③】「そうですねぇ」という口癖

【特徴④】質問に対す

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女子高生3人が食べ物の話をしているだけなのに退屈しない。そんなシーンの作り方。|『らき☆すた』の「チョココロネ回」

チョココロネ!!

 さて、本記事で分析するのはアニメ『らき☆すた』の「チョココロネ回」である。

 「平成」といえば『らき☆すた』、『らき☆すた』といえば「チョココロネ」というくらい有名なエピソードなのでご存知の方も多いと思う。

(未見の方は「Netflix」や「dアニメストア」でいますぐチェックだ!)

 12年前のアニメだが、何年経とうとよいものはよいに決まっている!ということで研究するよ

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