2019年4月富岡浪江取材 荒らされた体育館

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。

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ある意味異様な空間に車酔いのような感覚を覚えながら、イベント会場である富岡第二中を目指した。

この道を歩いてきた。左は帰還困難区域、右は桜のトンネル。

富岡第二中へ向かいながら脇を見る。バリケードだ。

無造作にフレコンバッグも置かれている。

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2019年4月富岡浪江取材 滑稽な人々

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。

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更地。向こうに見える家も、ぱっと見だが人の気配はない。

真新しい家だが、帰還困難区域のため当然人は住まない。「入居者募集」の文字が切ない。

いいニュースとして全国で放送された夜ノ森の桜祭り。そのたった一本脇のの道に、こんな風景があることを一体全国の

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自作詩『紅』(Kurenai)

自作詩『紅』(Kurenai) ※第26回え〜ほん絵本原画展出展作品

あふれ出すおもいでは弄ばれて 行き場もなく彷徨い

ただ人だけが 何もなかったかのように 忘れたふりをする

都合のいい言葉を並べて演出しても そこかしこに廃墟は立ち並び

美しき花とフレコンバッグのコントラストは より一層虚しさを呼び覚ます

もうこれ以上 おもいでをこわさないで。

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損害保険の魅力

現役の損保マンが余すことなく語っていこうと思います。

損害保険がカバーする領域は想像以上に広い、です。

これがやりがいでもあり、苦労するところでもあります。

人も企業も、取り巻く環境は「リスク」でいっぱい、です。

それはもう想像以上に。。

製造業を例にあげるなら、

・大規模自然災害による工場の損傷

・その事故による売り上げや利益の減少

・企業に責任が生じる事故の場合はその近隣への賠

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8年越しの3.11

2011年3月11日は、中学2年生から3年生へ移る春休みだった。

大阪ですら比較的大きく揺れたのでびっくりしたのを覚えている。テレビではどのチャンネルをつけても地震と津波についてのニュースが流れていて、でも全くと言って良いほど実感が湧かなくて。

それどころかどのテレビ局でも延々と震災のニュース、CMはすべてACジャパンになっていたから正直あまり良い気はしていなかったくらい。それくらい、自分ごと

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原発事故避難者が安定した住まいを取り戻すために。問題を終わらせず、声を上げ続けて

震災の日。「避難」の始まり

松本徳子さんは出身の福島県で、ごく普通の家庭に育ったという。
祖母が親戚が闘病する姿を間近にしていた影響もあり、医療関係に興味を持ったことから看護の専門学校に進学。看護師として地元の病院に勤め始めた。
やがて結婚され、お子さんが産まれたこともあり、地元の百貨店に転職。その後もずっと福島県内で生活を築いていらっしゃった。

そうして2011年3月11日を、松本さんは福島

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フクシマからの報告 2019年春    息子と娘の甲状腺にのう胞としこり   医師「経過観察ですね」        母「先生、意味がわかりません」

私は、2011年3月の福島第一原発事故直後から8年間、故郷から他県に脱出し、避難生活を送る人々を訪ね歩く取材を続けている。

山形県や埼玉県、群馬県、兵庫県など、その旅は全国に及んだ。会った人たちとは今も連絡を取り続けている。そして時折会いに行く。その生活や考えがどう変化したか、しなかったのか、歴史の記録に残したいと願っているからだ。

原発事故から8年が経つ。私が取材してきた人たちは、次の3パタ

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