帰りゃんせ

俗世間に毒された時は街を散歩する。

僕は街に飛び出した。誰かに理由を聞かれたら何も言えないと思う。それは決して暇だったからではない。むしろ勉強に忙しいという現状である。恐らくだけど現実逃避がしたかったのかなと自分で解釈をしているところだ。

意味もなく外に出ると散歩をする以外にやることがない。しかし、それはとても楽しいもので癒されるものでもあった。学校という小さな社会で悩んでいることが馬鹿らしく思えるほどに僕にとってその時間は大切な

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ありがとうございまーーす!!!!
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半年寝かせてあの日を想う 〜noveljam 2018秋 生還録〜【その4】

著者/編集者/デザイナーが入り乱れて戦う2泊3日の小説ハッカソン「noveljam」での強烈な体験を経て、何もかもが変わりました。八王子で味わった天国と地獄、そこから見えてきたことを赤裸々にレポートします。第4回にて、ラストです。

本記事で取り扱う時系列
■二日目
22:00~ 会場閉店後、自室にて作業
■三日目
05:00 開場(印刷のため)
07:30 朝食
08:00 チェックポイント

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上がりつづける高度 〜noveljam 2018秋 生還録〜【その3】

著者/編集者/デザイナーが入り乱れて戦う2泊3日の小説ハッカソン「noveljam」での強烈な体験を経て、何もかもが変わりました。八王子で味わった天国と地獄、そこから見えてきたことを赤裸々にレポートします。

本記事で取り扱う時系列
■一日目
19:30 執筆開始
21:00 チェックポイント1(プロット公開)
22:00 会場閉店
■二日目
07:30 朝食
09:00 執筆開始
12:00

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職場みんなが恋してる? 第九話 砲撃開始。

J子は車に乗ると砲撃のための目視確認もそこそこに、砲撃を開始してきた。

J子「Yさん、ベアさんが好きだったんですよ?知ってましたよね。」

ベア『人間好きって言われても、スンナリと付き合えない人もおるぞ。第一彼女はH君(後輩)と仲良くなったじゃないか?』

J子はそれでも追求の手を緩めなかった。

J子「だって面接の時いいって言ってたって聞きましたよ」

店長の口はどうやらこの地球の重力下でも軽

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ノベルジャムグランプリ贈賞会報告!

東京から帰ってすぐに、実母が入院して実家に飛んでいったり、締め切りがあったり、打ち合わせがあったりしたので、報告が遅れてしまいました。明日も入院中の実母のもとへ片道4時間の実家へ行かねばなりませぬ。

さて、本報告!

すでに速報つぶやきでお伝えしましたように、なんと特別賞を頂きました!

これもみなさまのネタの提供と、スキボタンのおかげです!!

ありがとうございます!

あ~、びっくりした!!

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ありあり~!
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百物語百話目「ベトナムと大友宗麟」(実話怪談)

その昔、いきなりパソコンがうんともすんとも言わなくなったことがあった。

締め切りに追われ、どうしても動いてもらわなくてはいけなくて、困り果てた私は、近所で失せもの探しに強いと言われる神社にお参りしにいく。

すると、帰宅後すぐにパソコンが動き始めた。実はウィルスバスターのアップデートによる不具合で、そのパッチが配信されたので動くようになっていたのだ。

このとき、失せもの探しの神社でも、パソコン

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ありあり~!
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Noveljam2018秋 スピード総括

チームH担当編集のつきぬけです、明日はnoveljamグランプリ表彰式ですね。やれそうな施策は一通り終わったので、総括合戦の流れにのっかろうと思います。
 現在連載中のnoveljam参戦記がダラダラと記憶を辿るタイプの記事なので、当記事では端的にまとめます。

目的と達成度(イベント全体)

■目的
①化学反応的な創作現場を目に焼き付けること
②編集者としての研鑽

■達成度
① ◎
文句なしに

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百物語99話目「七つ葉のクローバー」(実話怪談)

百物語のウィキを調べてみたら、どうやら百話せねばならぬらしい。

安心してください。

ちょうど、ネタも後1話余分にあります。

というわけで、百話まで行きます。

その一歩手前の今回の話は絞りカスのような小ネタ集です。

というか実家マップみたいな感じ。

その1「山の上の屋敷」

山に囲まれた我が町は小学校のグラウンドから見渡しても、ぐるっと360度山、山、山!

その山の頂上に木の形が立派な

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またきてねー!
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繰り返す長編の夢 ~帰りゃんせ百物語『#夢シリーズ』~

出版創作イベントNoveljam発の怪談小説『帰りゃんせ』の販促企画として百物語連載が進行中。その中からシリーズ化されているものをピックアップして、読み切りエッセイとしてまとめました。
この記事では、日野さんが思春期に体験した「ストーリー夢」についてのエピソードを主にまとめています。
※ 当記事の著作権は、元記事執筆者の日野光里さんに帰属します。

市松人形のお祓い

思春期の時期、やけにストーリ

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